不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『幕が上がる』観た。部活映画対決は堂々の両校優勝。

御使いの時に撮ったどこかの電照広告。


http://www.makuga-agaru.jp/
http://www.momoclo.net/

先週『くちびるに歌を』に続く「部活映画対決」第二弾は
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20150301
現役バリバリのスーパーアイドル
週末ヒロイン「ももいろクローバーZ」主演の王道アイドル映画。

今日も雨・・・。


特番を録画していたので予習したものの
そもそも、ももクロの5人の判別が不完全だったので
なかなかストーリーが入って来なかった。

1時間59分で5人の判別はできるようになったが
迂闊にパンフレット読んだものだから
「赤」「女王」「がるる」「中西さん」「あーりん」と
芸名と役名がゴッチャになって増々混乱。

そうそう、パンフレット1000円もした。
(大体700円前後だよね)
半ば写真集っぽい作りとはいえ、侮り難しトップアイドル。



特番で本広克行監督が指摘されていたと思うが
(いや、演劇強豪校の顧問の先生だったはず)
「日本の文化芸術で重要視されていない高校演劇界」のお話。

吹奏楽部は、世間様にはソコソコ知れた部活とは思う。
全日本吹奏楽コンクールも”夏の甲子園”のような一発勝負。
また、演劇同様に「良く分からない審査基準」でもある。

合唱部は、Nコンがテレビ中継される(主催者だし)など
特別な出費なく敷居が低いのは利点。
ただ、お手軽イメージと裏腹に、肉声なので楽器よりも奥は深い。

誰か、この3大芸術部活の、人口や参加校の比較していないかな?


演劇は、予算や練習場所など他の文化部とは異なる部分として
大道具小道具の製作などTOKIO並みの大工技術の習得等の苦労があるのね。
楽譜みたく市販の舞台台本(脚本)無いのかしら?



感想は追々として、予想以上に面白かった。一応、ネタバレ注意。



お客さんは30人ぐらいかな。思った以上に幅が広い。
主力ファン層(モノノフというのね)と思われるティーンの男女や
その少し上の社会人一桁年っぽい若者が多かったのは当然として
明らかに「お嬢様がご出演ですか?」という感じの夫妻も。
客の質としては、私的にかなりの上位。
(後から知った)カラフルペンライトを振る人もおらず
スマホの光害やポップコーンや子供の騒音もなく
上質な鑑賞環境だった。





高橋さおり(さおり)(百田夏菜子
「赤」の人だよね。
一応ヒロインか?
キャストから裏方に回る前代未聞?
「人生狂ってもいい」と演劇に打ち込むが本当に狂うと後々困るよ私みたく(笑)
他のキャストのように靴下をきちんと履いていないのが気になった。


橋爪裕子(ユッコ)(玉井詩織
「女王」
常に寄り添う「赤」を「中西さん」に取られそうになる嫉妬心は
分からないこともない。
さりげなく手を繋ぐ仕草などがそこはかとない禁断。


西条美紀(がるる)(高城れに
「がるる」は覚えた。
母子家庭でも元気で明るいしっかり者という典型的ないい人設定。
ちょんまげの子というだけで影薄い。
それだけ私には、完全に馴染んだ演者に見えた次第。


中西悦子(中西さん)(有安杏果
「中西さん」
なぜか敬称付き。
ミステリアスな転校生という感じ。
本当にゲストかと思ったぐらい他の4人と雰囲気を異にする。
永作さんに似てると言ったら怒られるかな。
滑舌が悪いのも魅力。


加藤明美明美ちゃん)(佐々木彩夏
「あーりん」だね。
予選でスランプだったが突破して逆に結束の契機。
ツインテール歓喜っぽいコメントが散見されたが
いつもこういう髪型なのかしら?


吉岡美佐子(吉岡先生)(黒木華
美人。
狙い過ぎなメガネ。
顧問ではないんだ。
繕い裁つ人』の大人しい葉子役とは異なるアグレッシブな演技が魅力。
予告編のスパルタ指導は夢オチでも迫力満点。
生徒を放り出して演劇界に舞い戻ったのは教員とは思えない身勝手だが
人生は一度、受験進学だけが全てではないということかしら?
しかし「他人と違う生き方はしんどい」と雫の父も言ってたよね。


溝口先生(グッチ)(ムロツヨシ
私もお気に入りの名バイプレイヤー。
顧問なのに、うざ(笑)
吉岡先生からの手紙を読む場面は役者を見せたが、とにかくうざ(笑)
男子部員(男性)が居ないから、憎まれ役なんだよね。
ボクたちの交換日記』をプロフィールに書いててありがとう。


さおりの母(清水ミチコ
「やりたいことをやる人生」を否定しない、娘の変貌を応援する。
ある意味、受験生の親と思えない破天荒さだが
娘の晴れ姿に拍手する姿は『くちびるに歌を』の木村多江さん的に映った。



そしてフジテレビ系列の映画なのに
テレビ朝日系列の放送局¥HTBの偉い人・藤村忠寿ディレクターが出演。



くちびるに歌を」との対比(?)
あちらは中学生だが本物の役者(の卵)
こちらは芸達者なアイドル。
芋だの棒だの言う話ではない。

特番でやってたが
ももクロの面々は有名な演出家の下で修業して撮影に臨んだこともあり
劇中劇みたく「演技してます!」感が存分に味わえた。

本編の途中とエンディングはPV。
踊り出す人はおらず、皆さんじーっと聴いていた。


「くちびる」は2曲、フルコーラスで聴かせてくれたので
努力の成果を鑑賞することができたが
「幕」は、劇中劇『銀河鉄道の夜』を通しで演劇を見せてくれず
え?・・・という感じだった。

ま、「上がる」までの話だから。
上がってからは各人の想像力に任せるということか。


緞帳が上がる瞬間は、昔を思い出してドキドキした。
あの緊張感、何度味わっても好きではなかったが
逆に、演奏が始まると楽しかったので、演者を辞められなかった。


「くちびる」ではチョイチョイと涙腺が緩む演出に富んでいたが
(そもそもクズな親が多い設定)
「幕」は一切、泣かなかった・・・あ、1回だけあったかな?


中学生が主役の「くちびる」よりも3年上の高校生のお話で
これぞ青春ムービー!

起承転結な関係で途中にシリアスな場面もあったが
とにかく「ズーッと、楽しかった」という稀有な体験だった。




最後の最後にメインタイトル。



これで、大リーグの田中将大大投手のように、ももクロにハマるかというと
多分そんなことないと思うが
彼女らが幅広い世代に好かれる理由が、なんとなく分かる気がした。




あのスクランブル交差点。



ためになる記事発見

つながるひとりぼっち。幾つもの世界が共鳴しあう「幕が上がる」。 | このやっかいな
https://joshua0.wordpress.com/2015/02/27/maku_hitori/






池袋で「F1」見た。

http://www.honda.co.jp/F1/news2014/06/
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=117177

リブロ池袋が閉鎖されると聞いて
http://mainichi.jp/select/news/20150304k0000m040157000c.html
http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/03/libro-closing_n_6796608.html
池袋西武に行ったら、やってた。


撮影OKだったのは、レプリカだったからなのね。

とはいえ「マクラーレン・MP4/4」といえば
私が見ていた頃のF1の最高傑作だった1台であり
ペーパードライバーな私ですら
その懐かしさに思わず涎が出そうになった。


老若男女多くの人が、色々な展示を眺めていた。

入場無料で感無量。




銀座松屋デパートの地下で「銀座共同溝」見た。


ホワイドデーのお返しを物色するため、銀ブラ(見るだけw)した。

地下の出入り口に

こんな感じで

覗き窓があった。

粋でハイカラな街・銀座の一端を垣間見た感じ。



詳しい解説。
http://genjiito.blog.eonet.jp/default/2007/11/post-eacb.html
http://tkyw.jp/archives/1781667.html
http://www.higashi-nagasaki.com/d2007/D01-2007_005.html