不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

おっさんの初体験♪美容院。


・・・我ながら下品でスケベな見出しだと思う。



大阪を出て約2か月、前回の散髪から約3か月が経過し
いい加減、頭髪が暴れるので
数日前からグーグルやYahooで床屋さんを探していた。


MS-IMEGoogleと変換しない。どうなってんだ?)



近所は美容院ばかりで、床屋は1000円カットしかない。
1000円の被害者になったことはないが良い噂は聞かないので
仕方なく某美容院へ行った次第。


駅の周辺に数多く点在する美容院の中から今回のお店を選んだのは
「家からいちばん近い所」というのが第一の理由。
次いで「晒し者にならない店構え」かな。
あの、ショーウインドーの陳列品扱いというか、屋外からスケスケの感じが嫌いで
 (でも、散髪業界にとってお客さんは成果物=商品に違いない)
レイアウトが工夫された店構えが気に入った。


お昼時に予約なしで飛び込み。
 「初めてですか?」「そうです」
 「ご予約は?」「してないんです」
 「どなたかの紹介ですか?」「いいえ」
 「今日はカットだけ?パーマとか?脱色とか?」「切るだけ」



AKB48のナントカいう人に似ている美容師(女の子)が担当してくれた。
営業トークは上手だったが、若干天然で、時事問題に疎かった。
わざわざ美容院で政治経済の話をする客なんていないよね。


免許証の写真を見せて「短い時はこんな感じだった」と説明。
ヘアカタログなる雑誌を見せられて「あんな感じ、そんな感じ、かもね」など
フワッとした会話で方向性を決める。
会社員であることに注意してもらい、あとはお任せ。



全部で10席ぐらいある意外と奥に広い店内だった。
カリスマ美容師っぽい風貌から、それなりまでの男女の美容師が
カットに、パーマに、洗髪にと、せっせこ勤しんでいた。
お客も店員も今時の若者ばかり。
男女比はだいたい3:7らしいが、おっさんは居なくて肩身が狭かった。


洗髪台が各席に無く、客が洗髪台まで歩いて移動するシステムに驚いた。
確かに、殆ど遊んでいる設備なので2〜3席あれば充分かもね。



そして、各席の鏡がやたらと大きかった。
私が言う資格はないが「お前じゃどれだけ金を積んでも無駄」という客もいれば
はす向かいの女性客が、めっちゃ可愛かったりと
お店の中の動きなどがよく見えた。
ぐるりと席があるので、鏡張りの部屋かと思うほど。
バブル時代のラブホかよ。


行ったことないけど。



髪の流れを説明してもらう。以前と方向が変わっていた。
ドライヤーの当て方や、育毛(笑)製品などの使い方を教わった。
前髪の白髪がメッシュ状に生えているのは、カットしても気になる。
歳、とったなあ・・・。



最後に「休日ですから」とヘアワックスで若干ナチュラルに逆立てて
カットは約50分間で終了。



お値段(技術料)は、市価の平均的なもので可もなく不可もなく。
担当した人をはじめ、店内の美容師の対応も問題ない。
カットや洗髪の技量も良好で、取り立てて書くことはない。


ただ、初の美容院・初のお店ということで、猛烈に緊張して、肩が痛くなった。
仕上げの血行促進マッサージの時に「肩が凝ってますね」と言われる始末。



お勘定の時に
「次からもお願いします」と営業され
「スタッフは指名できます」と名刺をいただく。
指名って、キャバクラかよ。


行ったことないけど。




2か月後に決めればいい話だが、次もココでいいかもね。
確かに「前回と一緒で」で済むから。