帰郷、それは、独身息子が実現可能な唯一の親孝行。
・・・の前に、浜松町駅で下車。
ライトアップされた東京タワーを確認。
田舎者の私、東京タワーは
東京で生きる数少ない、救いのアイテム。
いつも通り、暖かいオレンジ色を身にまとい
すっくと立っていた。
東京モノレールで空港へ向かう。
駅のホームは(も)行列だったが
頻発される本数のお蔭で、それほど立ち客は居なかった。
私も座れた。
途中、ライトアップされたレンボーブリッジを、初めて間近に見た。
いつか忘れたが(3.11前だったかな)
バレンタインシーズンに東京タワーから東京の夜景を見た時に
(随分と前から私ドMだったのね・・・)
華やかな明かりに照らされたレンボーブリッジを見たはず。
東京で生活していることを、改めて感じた。
モノレールは、アップダウンに左右のコーナーにひた走り、ほどなく到着。
折角なので、帰路では京浜急行を使おうかな。
新設された(らしい)保安検査場は(も)30分以上の行列。
係員は一生懸命だが
私のような旅慣れない旅客が殆どを占めるし
パソコンなどを事前にカバンから取り出しておくお約束事などもあるし
必然的に、一人あたりの検査に時間を費やしてしまう。
ANA×EVANGELION 第2弾。
http://ana-evangelion-2.com/index.html
知らなかった。
メルマガ来ていたと思うがよく読んでおけばよかった。
混んでたかた列を抜けるの諦めた。
この影響のほか
圧倒的な便数の有る羽田ゆえの離着陸渋滞もあり
出発便のドアクローズ・プッシュバックは20分以上遅れたはず。
座席の座り間違いや、自分の座席の直上の荷物棚に入れる・入れられないで
乗客同士の軽い衝突(いざこざ)もあった。
約150席のボーイング737-800は満席。
子どもが約4人、出発から到着までズーッと大合唱。
DQN親は止める気はなさげだった。
泣き疲れて寝てくれたら降機後の移動が楽だものね。
私は「子供は躾が整うまで猿」だと諦め、早々にイヤホンに避難。
プッシュバック中も
テーブルを出して、DSして、ケータイして、座席を若干倒していた
若干デブで薄禿のオッサンは、かなり苛立っていた。
飛行機は、新幹線のようにデッキに避難できるスペースは無いから
乗り合わせた客の質・人間性で、旅の質が決まる交通機関。
D滑走路から飛び立ち右旋回、すぐに内陸・横浜上空へ。
地平線まで明かりが続く首都圏の夜景は格別。
オレンジ色の東京タワーや横浜ベイブリッジは確認できたが
白い照明色の東京スカイツリーは判別できなかった。
離陸後の「機長でございます」で言っていたが
相対速度(対地速度?)毎時200キロという強い人生の向かい風(偏西風?)により
若干の遅延を抱えたまま着陸。
若干の悪天候だったからか、若干のハードランディングだった。
到着ロビーで、出迎えの人の中を通って家族のもとへ。
待つ人の全員が到着する人を見ているので
若干、成田やワイハで注目を浴びる芸能人の気分を味わった。
顔を合わせた地上職員は全員、きちんと挨拶ができていた。
ここの会社の新規採用の募集にも応募したから
(ええ不採用通知ですとも)
声が出ていなかったら苦情のお手紙を準備するつもりだったので
杞憂に終わって良かった。
航空ビジネスはサービス業の鑑。
新幹線では5時間近くかかる距離を、飛行機なら1時間半ほど。
飛行機特有の長い長い待ち時間はあるが
大阪時代と実質の移動時間は、あんまり変わらない。
飛行機の速さ万歳。
自民党の親米・対特ア政策万歳。
もう一度乗りたいボーイング747。
★