不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

親孝行してて、ユッコが最後に見た空を仰ぎ見た。

私が東京に行ったこともあり両親が来京。
その付添いが親孝行。
 ↑
孫の顔も見せられず何が親孝行だろうね、ホンマ。


前回はモノレールを使ったので
今回は関東最強の私鉄・京急羽田空港へ。
品川駅もみくちゃ。

来たのは都営の白色の電車で残念だったが、座れた。
エアポート快特だったかな?単なる快特だったかな?
結局、蒲田は結構な本数が停車するんだ。
近いのに、いらんやろ。
横浜方面からの接続・連絡を改善するためだろうか?


空港は、年末ほどは混んでいなかったが

見ろ、人が・・・的な人波ではあった。

運行自体も混雑・渋滞していたようで
電光掲示板の時刻表示からすると
定刻から15分ぐらい遅れて到着した様子。
しかも
沖止めでボーディングブリッジを使えなかったので
(ローカル線の扱いなんて所詮そんなもの)
飛行機にリフトを横付けしてもらい
ウチの家族だけ皆さんとは別のルートで降りてきたそうな。

うむ、貴重な体験だ。羨ましい。


お昼時だったのでレストランは混雑しており
また、父の食べられる料理を出せる店もないので
コンビニでおにぎり類を調達し
有り余る(ほぼ満席の)ベンチの一角を占領してのランチ。

そういう家族連れ、結構いた。

もしかしたら「恥も外聞も・・・」かもしれないが
「旅の恥は・・・」という便利な諺もある。
そこらへん、慣れた母は強い。


しばらくの後、福祉タクシーで都内を観光。
都会は身障者でも行けない所はない。
金さえ払えば。

初めて首都高を通った。
かなりアグレッシブな道路の構造で驚いた。
そりゃ事故が減らないワケさ。

ゆりかもめ以外で初めてレインボーブリッジを渡った。
銀座・歌舞伎座、皇居、国会議事堂、靖国神社などを車窓から見物。
車椅子からは良く見えなかったと思うが、とりあえず楽しそうだった。

東京駅は降りた。
駅舎の真ん前の交通広場に横付け。
駐車禁止除外車両なので?、いつでも、どこでも、適法に駐車可能。

(運転手さんは当然、車で待機している)

当然の如く凄い人出。
身障者対応のトイレも当然、長い待ち時間を必要とする。
(そもそも何かしら不自由なので、健常者のように短時間で事は済まない)
運よく、お掃除さんに
「車椅子用の待合室」を案内され、そこで無事にミッション完了。
 ↑
ココ、わざとか?というほど場所、分かりにくい。

お掃除さんありがとう。


あと
駅前広場から改札口に向かう3〜4?か所ほどある出入口には
必ず段差があるにも関わらず
スロープのある出入口が掲示されておらず分からなかった。
(見落としただけかな?)
不案内にも程があるが、誰からも苦情が出ないのかな?




ひとしきり観光して本日のお宿へ。
東京の町の特徴である、背の高いビルと車と人の多さに、呆れていた。
あと
やっぱりお巡りさんの多さに驚いていた。



その移動中に「四谷四丁目」の交差点を通ったの。

(イメージです。グーグルです)
ユッコの命日のエントリーから数日
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20130408/p2
まさかこんな形で、ユッコが最後に見た空を見上げるとは思わなかった。
(車窓からだけど)

永年の想いはアッサリ成就。



ホテル到着。
にぎにぎしく出迎えられる。

のが苦手。
(やっぱり対応が素っ気ないビジネスホテルだよね〜(笑))

身障者対応の部屋を旅行代理店が探し当てていたが
部屋の出入口が重い開き戸で眩暈がした。
最低でも引き戸だろ。
逃げられんぞ。

室内に手すりがなく、体を安定しての移動は不可能。
バスルームは広かったが、車椅子の旋回は無理。
スイッチ類はワイドスイッチでなく一般的な指先で押すやつ。
どういう人を念頭に設置・改装したのか聞きたくなったが
(若干足腰の弱ったフルムーンなら使える感じ)
ホテル備え付けの手すりを別途、設置してもらうのに
数人のホテルマンが四苦八苦してくれた。

ディナーはバイキング形式(ビュッフェ)。
ホテルメシは、当然、美味いことは美味いが
そもそも私が味音痴なので
宴会場?の騒々しさに負けて味は良く分からなかった。
とりあえず
家族連れの クソガキ 元気の有り余るお子様 の歓声で
観光に来たであろう外国人は、wao! と驚いていた。



私は明日(今日)仕事なので帰ったが
明日はスカイツリーや浅草界隈に行くと言ってたかな。
展望台への入場券は既に確保。
東京在住の私よりも先に、下僕共を見下す。

なので、昼までは降らないでほしいな。


そうそう、親が喋れるうちに親と話しておくべき。コレ絶対!