不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

ヤマロス症候群の発症ではないが『宇宙戦艦ヤマト復活篇』ディレクターズカット版(テレビ放送)見た。

先日TBS系で放送されたやつ。
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20130930/p2

CM多いな。

2009年12月に「宇宙戦艦ヤマト復活篇」が公開され
2012年1月に「同ディレクターズカット版」が公開されたとか。


キャラデザはアッサリ目で好みが分かれそう。
制服(艦内常装)も全身タイツっぽいし。
最初はこの醤油顔な艦内に戸惑ったが、2時間見たら慣れた。

艦船のCGは思いのほかキレイじゃないの。
2199ほど軽くなく、程ほどに重々しく良く動く。
地球の敵になる艦隊(SUS軍)のデザインが見たことなくて新鮮だった。
ワープのエフェクトは2199のが(当然だが)凝ってる。


古代進が、2199のデスラー山寺宏一さんなのね。
歳を重ねていてもしっかりと面影がある。
若い乗組員に対して「ありがとう」を言える上官。
部下に感謝できる責任者、今ではなかなか居ない「らしい」。

森雪→古代雪が、まるで面影がない。
二代目サーシャ(古代守とスターシャの子供)かと思った。
 ↑
そりゃお年頃の美雪嬢ちゃんか。
ヤマト=父の所に行くのは嫌だった様子。
波平さん佐渡先生の所でバイトしているようだが
最後は叱咤されて脱出、なんやかんやあって父のもとへ。


操舵手や艦医が戦闘機に乗ったり
艦長が操艦したり
上官への言動が粗暴だったり
運用や規律の乱れは2199並み。
全体にチャラい乗組員が多いのは平和が続いた時代背景か?
それとも公開当時の日本の時代性か?


アマール国を守ることも兼ねての、SUS団への宣戦布告。
これまでの守り重視(カウンター戦術)から積極的・攻撃的な姿勢に
一歩踏み出した感じ。

1万7000光年を一瞬で到着。
そして幾ら戦闘を重ねても無傷。
さすが波動防壁(笑)
さすが真田さん(笑)

エトス軍のゴルイ提督がデスラー伊武雅刀さん。
声だけでヤマトの敵にならないと思った。
自らの矜持を守り通すために特攻。
地球人と仲良くやってる異星人アマール国も
(経緯不明・・・)「ヤマトを守れ」で特攻。
ついでに
ヤマト副館長で貴重なおっさん枠の大村さんも特攻。
この安易な特攻精神、どうなんだ?


2199で、イスカンダルが星に向かって数連発した波動砲
トランジッション波動砲5連発のオマージュかな。


真田さんも「ありがとう」なんだ。
科学者として最期を見届けるために地球に残った。
スターシャやユリーシャがキレた程の頭脳を持つ者を
地球が手放すなどありえない。
脚本、練り直した方がいいんじゃないの?

佐渡先生もアナライザー&ミーくんと共に、思い出のある地球に残る。
旧作は元々動物病院だったので「地球一の名医」設定は、やっぱり無いんだ。
問わず語りの、古代との思い出話がいちばん泣けた場面(笑)

美雪を(も)乗せた救助船が難破というか墜落。
美雪だけ見つけて助け出したのは、父ちゃん古代進
肉親より先に他の生存者を探せよw


最後は、なぜかオカルト展開。
当時の西崎Pの精神状態の映像化・具現化か?
そして『野生の王国』だった。
何等かの「逆襲のシャア」的な論理で押し通していた。
これまでのヤマトとは毛色が違う感じ。

DC版は劇場上映版と結末が違うのよね?


音楽が「完結編」っぽかった。気のせいだな。


ヤマトは次回、銀河の中心にすっ飛んだ地球の最後を見届けに行くとか。
思ったほど違和感もなく、比較的サラッと観られた。

母なる地球を無くしてホンマに続編、作れるの?