不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『海街diary』観た。美人4姉妹の穏やかな日々に胸一杯。

海街diary。


http://umimachi.gaga.ne.jp/
http://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=011932
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150610/1065145/?n_cid=nbptrn_else

朝、会社でゴソゴソして都会で息抜き。
もう少し上手に休みを迎えたいがそう上手く行く人生でないと達観。


いちばん近いTOHOシネマズ新宿へ。
見物は過去にしたが鑑賞は初。
先週に続き、新宿バルト9様には誠に申し訳ない。


道路標識からゴミが生える町、そう、それが歌舞伎町。



日本橋よりかは贅沢な空間。



どこかで見たガラスのくつ。



私的三大女優「綾瀬はるか」「長澤まさみ」「新垣結衣」のうち
2人が共演するとあって、またも予習無しで劇場へ。
久々の2週連続の映画鑑賞と相成った。


ファイナルファンタジーのCMが長かった。
映像美は目を見張るものがあったが、なぜ映画館でPR?



いきなり次女・佳乃(長澤まさみ)の濃厚な?ベッドシーンから始まり
ヒロイン・後の四女・すず(広瀬すず)の入浴シーンなど
コレR指定でないか?と思わせるサービスシーンを散りばめられいたが
ファンサービス的な場面、原作にもあるのだろうが?
(あるワケないじゃん)

っていうか『海街diary』という「原作」あるんだ。
wikipediaによると、長期連載中の有名な漫画なのね。
原作ではもう少し4人ともロマンスがあるようだが
2時間で収めるには無くて正解だったと、生意気な見解で申し訳ない。


人間関係が複雑で正直、かなり最後まですずの背後が分からなかった。
「人物相関図までネタバレなし」というパンフレット作ってほしい。



香田幸(綾瀬はるか
しっかり者だが実は職場で不倫中という(成就せず)の長女。
誠実な役柄は『プリンセストヨトミ』の印象が大きい。
あの時も上司は堤真一さんだったし。

姉として佳乃の彼氏への取り組み?を嗜めたり
母としてすずへの(やや過剰なまでの)気配りなど
そういった”家長”としての面は多く見られたので
自立した女性として、旧知のさち子の最期を看取ったと思うので
ターミナルケアの場面がもう少し欲しかった。
(本筋から逸れるけど)
実家の父も遠くない将来、お世話になるからね。



香田佳乃(長澤まさみ
冒頭からとにかくエロい次女。←褒めてます。
ボクたちの交換日記』で見せたベッドシーン並み(笑)
信金に勤務できるなら優秀な頭脳なのだろうが
その片鱗も見せないダメ女っぷりが実に快活で良かった。←褒めてます。

仕事として、さち子の終活?を手伝ったが、葬儀の場面で泣いて終わり。
映像では余り突っ込んでいなかったので、もう少し働く女性を見せて欲しかった。
内勤から外商に異動?昇進?っぽい場面もあったのに。
(これも話の本筋から外れるけどね)
あと、あの借金彼氏、相模湾に沈められたか?



香田千佳(夏帆
自由気ままな三女に見えた。
原作ではアフロらしいが、映画での役割は勤め先の店長に替わった様子。
ネットでパンチラ女優になったと見たが、本作は極めてしっかり者という印象。

すずと年齢が近く、ちくわカレー(だった?)の場面が良かった。
すずが最初に父のことを話したのは、千佳相手だったよね?違ったっけ?
それに、すずがご飯を”かきこむ”のも似た者同士をを投影してる感じ。

それまで末っ子だったのに、突然姉になったが、それを自然と演じていた。
店長とのロマンスは、現在進行中?

巷では劣化が言われているようだが、映像ではまだまだ可愛いよ。



浅野すず(広瀬すず
四女。曰く「女子寮」の下っ端。
すず役はオーディションしたらしいが「すず」の一致は偶然?
入浴場面に、バスタオル姿にと、女優も楽じゃないな。
「湘南オクトパス」としてサッカーする場面は、結構サマになっていた。
プレー中のちょんまげ姿に高城れにさんを思い出した笑い。

原作では、風太との恋が進展するようだが映画では直前までといった所。
姉たちの不遇を目の当たり(笑)にして、一歩先に進めないように見えた。
しらすが鎌倉の名物と分かった。

丘の上で「お母さんのバカー!」と叫んだのは
もっと一緒に居たかったと言ってた(と思う)ので
仙台時代の母(父の2人目の奥さん)のことだよね?



とにかく、可愛いは正義。
美女のだらしない日常が垣間見ることができるぞ、(笑)
喪服美女フェチにも堪らない作品だぞ。(笑)



佐々木都(大竹しのぶ
借りぐらしのアリエッティ』のホミリーや、『風立ちぬ』の黒川夫人でおなじみ。
三姉妹の実母・札幌にて居るんだっけ。
梅雨が久々という場面で、本州との気候の違いと、紫陽花の名所・鎌倉を連想。
憎まれ役で出演時間も短いが、墓参の場面は印象の残った。


椎名和也(堤真一
長女の不倫相手でエリート(っぽい)小児科医。
駆込み女と駆出し男』ではバイオレンス町人で出家していた。
ALWAYS 三丁目の夕日』や『トヨトミ』の無骨だが真っ直ぐな印象が大きいので
幅の広い役柄に戸惑わないとは言えば嘘になるが、どれもカッコイイ。
クルマ持ってないが、アクサの自動車保険に入りたい(笑)


二ノ宮さち子(風吹ジュン
地域の集会所「海猫食堂」の女将さんだが
私としては『コクリコ坂から』 の松崎良子役(声の出演)なのよね。
役柄に合わせたのか、以前の印象と異なり、痩せていて心配になった。


福田仙一(リリー・フランキー
茶店「山猫亭」の店主らしいが「海猫食堂」に入り浸る謎のダンディズム。
飄々とした佇まいに、自分に自信のある男の本流を見た感じ。
さち子とはいいパートナーだった様子。
すずが父を思い出した、しらす料理(しらすトースト?)をふるまうことで
原作と異なり、根っからの地元民なのかなと思った。


菊池史代(樹木希林
原作では「大船のおばちゃん」という名もなき設定らしい。
口うるさい親戚っぽい人だが、『駆込み女―』と同じく関わりあう人への
本作では四姉妹への分け隔てない慈悲が感じられた。
『A-Studio』で見せた奔放さはどこへらや(笑)


・・・。



劇場の立地故か、館内はどこもワサワサしていて、落ち着きがなかった。
お客も出入りが激しく、鑑賞環境はワーストに近かった。

パンフレットの写真がどれも、雑というか画質が荒い。
オフショット的なカットが多数あり、それはそれでよいのだが
かなりチープな出来栄えに正直ガッカリした。


『SWITCH』も、厚手のコート紙?なのに滅茶苦茶粒子感があり、見合わせ。
http://www.switch-store.net/SHOP/SW3306.html


本編は充実していたのに、脇が甘い感じ。
(素人のクセに辛口で申し訳ない)



公式写真集の画質は、どうなんだろ?
http://www.seigensha.com/newbook/2015/04/15110046










途中。