土・日両日とも休日出勤しないと仕事が終わらない。
っていうか
いつか訪れる辞める日まで追い付かないので
そこまで必死になって追い付くつもりは、ない。
東京は星の数ほど映画館は在るが
立地と上映開始時間でほとんど選べない。
http://konosekai.jp/
http://cinemacity.co.jp/wp/ccnews/konosekai/
https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/870
チケットは昨晩でも取れた。
前回より1時間近く早いこともあり
さすがに前方はちらほら空席は有ったが
相変わらず、古き良き映画館の雰囲気のぎっしり感。
グッズは売り切れだった。残念。
市販の参考書は
公式ガイドブックと
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31188-4.html
公式アートブックは
http://tkj.jp/book/?cd=02556001
近所の本屋が一時的にコーナーを設けていた時に買った。
絵コンテ集、欲しい。多分買う。
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31187-7.html
サントラと原作コミック、ノベライズは、この後になる予定。
『シン・ゴジラ』『君の名は。』同様
一回観て、流れを掴んでいるので画面の細部を楽しめた。
いつも通りメモ帳は持参したが結局、ロクにメモってない。
懐かしい言葉に
知ってる景色(変わり果てた姿だが)が出ていることもあり
これまでの映画とは少しベクトルの異なる引き込まれ方。
2人分の山盛りご飯の意味がようやく分かった。
子供が授からなかったから
あの戦災孤児を引き取ったのかしら?
『コクリコ坂から』を観ていなかったら
孤児の場面はドン引き(不妊夫婦の誘拐と誤解)したと思う。
無知って恐ろしい。
水原が入湯上陸した時ね
すずの因縁浅からぬ知人と知っていながら?知っていたから?
夫・周作が一夜を過ごさせた理由が、やっぱり分からない。
(参考書ちゃんと読めば書いてある?)
さすがに人妻と一夜を過ごした経験は無いが
学生時代の先輩の彼女を保護?した時を思い出した。
小野D氏の演技が『宇宙戦艦ヤマト2199』の古代進と
同一人物と思えない豪傑さで、専業声優の幅の広さに敬服。
ってか、水原、何しにすずの所に来たの?
本気で北條家から引き取るつもりだったの?
今生の別れの前に、思い出の人との思い出作り?
すずは、夫が居ながら、には見えなかったが
待っていたというのはそういうことだったの?
不倫が文化なのは芸能界だけで十分だが
私は結婚したことないので、青臭い発想だな。
晴美ちゃんが時限爆弾(地雷弾)の犠牲になった時に
すずは右腕を失ったが
あの孤児の母親は右腕を失う代わりに子供を守れた。
(数少ない?グロ場面)
晴美の場面は、1回目は呆気に取られ、2回目で泣いちゃった。
すずの後悔、畳み掛ける径子の非難。
あの時代ではさほど珍しくない経験かもしれないが
理不尽だよねやっぱり。
径子さんは、すずが連れ帰った孤児のために
亡き娘の服を提供したっぽい。
娘を守れなかった義妹、という感情は乗り越えた。のかな?
足手纏い扱いに立腹して髪を切ったすずを
「後で切り揃えないと」と気を遣ったり
広島・江波に帰ると言ったすずの旅支度を
色々と世話してくれたし。
エンドロール(エンドクレジット)で
モガ時代のワンピースを仕立て直したのか
3人お揃いのブラウスだったか何かを着ていたはず。
江波が原爆の直撃の範囲外というのは意外だったが
(知ってるつもりって恐ろしい)
入市被爆で亡くなった方は少なくないというのはさすがに知ってた。
ここまでアメリカ軍が想定してたのかは知らんけど。
妹のすみちゃんも急性の原爆症だったのかしら?
遊郭のリンさんは天井裏から出て来た座敷童だったってこと?
空襲で死んでしてしまったのかな。
防空壕での接吻と未亡人のすねる場面は、今日も若干の笑い声。
戦争なので大切な人が死に、大切な場所が失われ
当然そういう場面は多々、有るのだが
散りばめられた日常描写で緩和される。
(緩和されるという表現が適切なのかは分からない)
おっとりすずさんも喜怒哀楽がちゃんと出てる。
玉音放送に怒って、周作の態度に怒って、
終戦と晴美の喪失で泣いてと、画のチカラも当然だが
のんさんの声の演技が上手で、グッとスクリーンに引き込まれる。
このキャスティング完璧だよホンマに。
詰まる所、戦争映画なのでスカッとすることはないが
この2時間はとても贅沢な2時間と実感できる作品。
とてもいい天気だった。
そして、ただ働きへ・・・。
いいの発見。
http://togetter.com/li/1053668?page=9
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