不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

三鷹の森ジブリ美術館へ。

ジブリ美術館の守り神。


http://www.ghibli-museum.jp/

世の勤労者の皆様、誠に申し訳ありません。

社会復帰計画、こんなはずじゃなかったんだけど
思うように進まないから、娯楽を我慢しないことにした。


チケットは先月に押さえた。


東京に来て5年目。
近所なのに行けず仕舞いで、ようやく機会を得た。

関西人時代に、上京した時に機会があったが
電車各線が止まって泣く泣く戻った悔しい出来事も懐かしい。


再就職活動の後でね。
吉祥寺の象徴ではないと思うが「はな子」の銅像

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201705/CK2017050602000137.html
https://kichijoji.keizai.biz/headline/2402/


井の頭公園経由。

意外と起伏があってウォーキングにピッタリなの。


着いた。

トトロ大がお出迎え。


身分証明書を準備して行列中。

空堀というかドライエリア相当の空間。

写真撮影可能ここまで。

館内は撮影禁止。

あ、ガイド本を買うの忘れた。


エントランスから階段を下りて地下1階から迷子スタート。


ごあんないじょ・中央ホール(吹き抜け)
最初に目にする仕掛け。
言われたら『コクリコ坂から』のカルチェラタンで、感動した(笑)
ここだけで10分ぐらい居た。

さっきの逆アングル。


あの凝った意匠のエレベーターは三菱製かな。
図録買うの忘れた。

玄関から地下へはリフトがあった。
結構な落差だった。



えっとね・・・とにかく外人が多かった。

半分は外国人。
無国籍建築様式と相まって
新宿でも池袋でも味わえない猥雑な異国情緒。
案内してくれた女性スタッフに聞いたら、夕方は多いらしい。


順不同。


常設展示室「動きはじめの部屋」

一周した後に人が減ってゆっくり見た。
なんとなく幻灯機だね。
昔の雑誌の「ふろく」に付いていたような原始的な仕組み。
光の明滅で動いて見えるのが楽しかった。
目の錯覚。


映像展示室「土星座」で『めいとこねこバス』を観た。
http://www.ghibli-museum.jp/welcome/cinema/008860.html
消防法的にどうなのか分からないが、通路に座らされた。
平日なのに客が多くて、それはそれで別に構わないのだが
体格の大柄な外人さんはしゃがむ行為に苦労していた。
お話は、ちょっと感動した(笑)
劇場で「となりのトトロ」を見たことないので
大(中?)スクリーンで動き回るめいちゃんの可愛いこと可愛いこと。
ワールドワイドに通用するコメディで皆さん結構笑ってた。
劇伴は撮り直しかな?
音響よかった。

入館時に受付で渡される「入場券」が1回鑑賞の通行手形。
フィルムはハウルと思う。
向かいの女子グループがコクリコ坂からと言ってたので
交換して欲しいと思ったが行動に出るとヤバい人なので自嘲。



常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」

NHKのドキュメンタリー等で見たような
宮崎駿・高畑功両監督の机の上のような
整理された乱雑ぶりを疑似体験。

ジブリ作品以外の様々な作品も
構想のヒントとして陳列されていた。

肉筆の絵コンテ(のフルカラーコピー)の筆圧感は
以前にどこかで見た原画展そのままの印象。

ちゃんと予習すればよかったが
そういう時間があるなら・・・という身分なので
何とも中途半端な・・・


企画展示室
リニューアル前の抽出展示らしかった。
http://www.ghibli-museum.jp/news/009956.html
皆さん「懐かしい」連呼でリピーター多い様子。
どうやってこの数量限定チケットを取ってるんだろ?

とりあえず「ねこバス」にも座った。
おっさん一人で(汗)

ラピュタ紅の豚などで出て来る
機械仕掛けの飛行物体の
ゴリアテやマンマユート団の飛行艇など)
いかにもそれっぽい機械仕掛けのギミックが
男心をくすぐった。


ネコバスルーム
さすがに通過w
ここの南側にバルコニーがあって見晴らしよかった。
ちょうどエントランスから公園を一望できる。
暑くもなく心地よかった。
(親子連れが沢山で居心地は良くなかった)


図書閲覧室「トライホークス」
ジ・アート・オブ等の出版物は殆ど持っているが
わんさか人がいて、図録を買うの忘れた。
鈴木敏夫Pの著書も多数展示。


ミュージアムショップ「マンマユート」
大きなグッズを買って「あの紙袋」欲しかった(笑)
閉館時間前にようやく行列が減って
それでも並んで、ポストカードだけ買った。
そこまでマニアではないが、やはりノベルティグッズだけに
ちゃんと予習しておけばよかった。


屋上庭園・ロボット兵。

ここは撮影OKだった。
今にも動き出しそうな秀逸なポージング。

天空の城ラピュタのトロッコの軌道のモチーフかな。

飛行石を模した噴水の出口みたいなのもあった。
(撮り忘れたけど誰か上げてた)

美術館のエンブレム?の入った旗。

めっちゃ逆光。
1000円ぐらいなら欲しいと思った。


ギャラリー回廊
小ネタ沢山。
本当に大がかりな紙芝居というのが分かる装置。
あの吹き抜けの渡り廊下は、若干の恐怖。


パティオ
中庭というか、地下1階。
(最初に訪れる吹き抜けと床レベルは同じ)

中華風あずまやの井戸(手押しポンプ)は使える。
子供たちも外国人も珍しそうに水を出していた。

奥の屋根の下のマキ(薪)は本物だった。
ここ暖炉あるのかな?
(小金井の宮崎監督のアトリエ・二馬力には暖炉あったはず)

コインロッカーは屋根がかかっていたが雨に濡れないか気になった。
数は結構あった。
ベビーカー置き場もあった。
エレベーターは本屋とパティオ側に2か所もあった。
車椅子のお客さんもいた。
至れり尽くせり。


カフェ「麦わらぼうし」
けっこうメニューあるのね。
まあまあ人が居て残念ながら利用しなかった。
おっさん一人だとキツイわw


よく見聞きするステンドグラスの例。


トイレ。
期待通りのキレイさだった。
そして広い。


上下移動が大変だったけど
上下移動は宮崎作品の基本なので
絵コンテの中を炒ったり切ったりという感じ。

オヤジの頭の中を形にした吾朗さん楽しかったろうな〜。
図録・・・


なんやかんやと50枚ぐらい撮ってた。


閉館時間となり家路。

展示物が沢山あり
とても一日で巡るのは無理だな。


地下はドコモの携帯電話の電波は、時々「圏外」だった。
このご時世に意外というか。
上映に差し支えないように電波遮蔽システムでも仕込んであるのかな。
時々スマホは初めて「3G」と表示されていた。
(いつもは「4G」。これどういう意味だろ)




図録買う時間を逸したのが唯一の残念だったが
宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』、米林宏昌監督の『思い出のマーニー』等が
私は好きなんだ、と改めて思った
ので
借りぐらしのアリエッティ』も含め
展示も販売も2大巨匠がほっとんどだったので
まあええか・・・というもの正直な感想。


そもそも、スタジオジブリは、あの2大巨匠のための工房だったからね。


図録・・・(まだ言うかw)




俺たちは帰るぞ、札幌に帰るぞ。

かわのみな〜も〜に〜♪