不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『メアリと魔女の花 ジ・アート展』@小田急百貨店、行ってみた。

fuwakudejokyo2017-07-27


朝8時からまとめてお祈りメールが来た。
慣れしてる(汗)とはいえ己の転職市場価値の無さに
さすがに凹んだ。
ので
(今季何度目かの)気分転換(現実逃避)♪

摩天楼。


メアリと魔女の花 ジ・アート展
 http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/special/mary/index.html

メアリと魔女の花
 http://maryflower.jp/

この手の展覧会は
大阪高島屋(だったかな?)での「コクリコ坂から」から行き始めた。はず。
風立ちぬ」「あまちゃん」「宇宙戦艦ヤマト2199
思い出のマーニー米林宏昌原画展」「思い出のマーニー×種田陽平展」
ジブリの立体建造物展」「べっぴんさん」「スタジオジブリ・レイアウト展」
この世界の片隅に」「ももクロ(笑)」

展示会に行く度に学芸員の資格を取りたかったと悔やむ。
関西人時代の仕事は、取れなかったけど役に立ったので猶更。
馬鹿は損。


小田急百貨店は(も)敷居が高い。
京王百貨店も含め新宿に出れば本屋さんの階には行くけどね。
勤め人時代はイイモノ欲しいと思えば百貨店を巡ったし。


あ、ネタバレ注意なのかな?
(場内は撮影禁止)


11階は催物場なのだが

上の階のレストランフロアのBGMが?ガンガン聴こえて
雰囲気がもうね(笑)

入り口の正面のポスターに
昨日来訪された米林宏昌監督直筆のサインがあった。

エントランスの看板まで撮影可。

キャラクター、大学、建物室内外、森、空と
大まかに仕切られていた。かな?

お客さんは常時20人ぐらい周りに居た。
カップルも当然だが、ビジネスマンもいた(笑)

子供と母親という組み合わせは分かるが
比較的高齢者の単身・ペア等が多いのが謎だった。
映画は見ていないが、百貨店の買い回り客が
ついでに上がってきたのかな?

所々に植え込みも置かれていた。
うふふと思える演出。


当初のタイトルは「小さな魔法のほうき」だったのね今頃。

「ジ・アート展」ということで背景美術画が多いのは
コチラがメインということもあるが
キャラクターの設定画が少ない気がした。

マロ監督の当初の構想のイメージスケッチが
これを補完する形かな。
このスケッチ、うまく言えないが「ああマロ監督」ってもうね安心。
メアリの服が教科書通り黒色だった。
まあまあ高齢婦人ペアが「字が小さくて見えないわ(笑)」と嘆いてた。

そうそう、今までにない鼻の根元(?)の影は
西洋人は鼻が高いというアイコンなのかな?

そうそう、マロ監督の指示メモは
「久保さま」と敬語だったのが監督の人柄と思った。


エンドア大学の複雑な造形は3Dモデルがあった。
くるくる遊んだ(笑)


絵コンテはipadって作成したと説明パネルに書いてあった。
市販品であの繊細な精度が出せるのね。
カラー着色のコンテが沢山あった。
会場の都合だろうが並び順が「右から左」と逆だったのは
チョット残念だった。


パーティションの足元にティブが居た。
子供が飽きない工夫かな。
それをシャラーン♪と撮る馬鹿親。

次の空間に移ると
大学エントランスなどボンと目に飛び込で来たり
仕切りの壁の形状や仕掛けが楽しい。


背景美術は、やっぱり凄い。
今回も大判(?)が多い。
身長ぐらいの尺のある空もあった。

森がモリモリしてる。
意外と書き込みが無い画もあり
これが「力加減」なのね。

イギリスの空は『名車再生』で何度も確認しているが
地上から見た空は曇天っぽいのが多い印象で
雲の上はスカッと晴れてた(そりゃそうか)

「かなとこ雲」は、思わず『この世界の片隅に』を思い出した。


最後に「メイキングシアター」17分間のインタビュー。
手持ちカメラの揺れが気になった。
米林宏昌監督、西村義明プロデューサーは、台本なしで答えていたので
使い回しの映像ではないのよね。

久保友孝美術監督の20時間を費やして製作された
展覧会限定のイングリッシュガーデンの画が凄かった。
英国式は自然っぽい枝振りだが計算された配置で地上に
フランス式の刈り込んだ植栽はエンドア大学に
使い分けたそうな。

古い百貨店で天井が低く
衝立も天井いっぱいに立てられないので
建築基準法で居室に見なされないようにするため、消防法だっけ?)
スクリーンがやや小さかったのはチョット残念。


2か所あった合成写真は
おっさん単独だったので当然に回避した(笑)

オフィシャルショップもあったが原作小説のみ。
幾つも書籍類は出始めたが
http://www.hmv.co.jp/fl/48/712/1/
仕事が見つかるまで倹約。




小田急百貨店エントランスの吹き抜けコンコースあたり。