不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『メアリと魔女の花』鑑賞(2回目)やはり心躍るよ♪

fuwakudejokyo2017-08-01


世の中の勤労者の皆様、誠に申し訳ありません。

応募から半日でお祈りメール来た。
「厳正な選考」って何?
(年齢・性別なら自動返信できるね)


この世界の片隅に』は休映中ということもあり
 http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/week
また、既に日本映画史の金字塔に間違いなので
メアリと魔女の花』にした。
 http://maryflower.jp/index.html
 http://www.toho.co.jp/movie/lineup/maryflower.html

TOHOシネマズ「ファーストデイ」でもあるし。
 http://www.toho.co.jp/movie/lineup/maryflower.html



失業給付(雇用保険)も終わったしウロウロすると散財するので
観終えたら電光石火で帰宅した。

忘備録。
西村Pが「ジブリでは当たり前だった宣伝」の
協力獲得の苦労を何かで語っていたが
1回目でも劇場内の電照看板にメアリが無かったので
「こういうことかな?」と思ったの、思い出した。


朝一番の回でも、夏休みだからか親子連れが3〜4組いて
カップルもソリストも居て、最後は40人ぐらい入ったはず。


自分用メモ。一応、ネタバレ注意。


まだ原作小説は読んでいない。
エントリーの文章を考えるの意外と時間かかるのよ。

相変わらず皆さんの感想やプロの批評は読んでいない。
まだ免疫が足りてないから。


冒頭、黒画面に白文字で「特別協賛 森永乳業 JA共済
ヨーグルト食べてるCMを見たので
メアリのパッケージのを買い続けている(笑)

アバンタイトル(?)までの疾走感がすごい。
大火災、キラキラ、ギラギラ、爆発音、重低音。
目の前のお姉ちゃん・妹ちゃん・お父さんの妹が
怖いのか、お父さんにしがみ付いてた。
はず。


【1日目の朝】

「赤い館」は、テレビは壊れ、ゲーム機も無いとか。
時代設定は携帯電話・スマホは普及前なんだよな?

映画本編では出て来ない両親は「仕事で遅れる」と言ってたが
原作は全員(シャーロットとバンクスだけ?)が
村長の葬式に参列するため、メアリは留守番だったっけ?

大叔母とは
http://www.e-keizu.com/info/family.html


花を支柱で支える手伝いでゼベディの仕事を増やした時に
「子供と犬は庭師に向いてない」と言った。っけ?
結構酷いよな。
(絵コンテ集が欲しい(笑))
 http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321704000352/

お手伝いしたくて
キッチンでバンクスを驚かすし
ダイニングとの境目でシャーロットのコップを落としそうになるし
長いホウキで落ち葉を集めようとして虚無僧になるし
失敗設定とはいえ、ちょっと可哀想。
11歳ってそんなものなのかな?

ピーターは、メアリを「赤毛の小猿www」と言ってた。
女性団体様が激怒しそうだが、
赤毛のアン』もそうであるように
西洋人(白人)では赤毛は珍しいとは思わんけどね。

赤毛はともかく、もじゃもじゃ癖っ毛でツインテールするから
ポンポンを装着したシルエットが、逆にとても特徴的。
怒ればブワッ!とするし、恐怖なら逆立つ。


【1日目の昼】

森の開けた所でサンドイッチを食べてたけれど
手を洗ったのか気になった。
(貧乏臭い)
(お手拭き入ってたかな?)
ティブとギブに会った時に「恋人同士ね」と言ったが
「オス同士」または「メス同士」とは・・・

夜間飛行を似たようなヤブランに例えて「一輪」でいいのか?
摘んだ残りは、枯れたよね?
持ち帰って飾っていた。
後に、ピーター救出で水筒に詰め時に
花瓶の滴がキラッと落ちたの!

セベディが、あの花を「夜間飛行だ」と看破したが
7年周期だの魔女の花だの色々と正体を知っていたのは
昔からシャーロットの正体を知ってるのかな?
(庭師だから?)
(原作に書いてある?)


【1日目の夜】

後に、マダム・マンブルチュークの紙の蝶(蛾?)が来たが
入ってきた窓台に夜間飛行を一輪砂嘴に飾っていたの
気付かなかったのかな?


【2日目の朝】

シャーロットがメアリに「お使い」を頼んだが
11歳の子供に、来たばかりの町で、よく行かせたよな。
先日の「ジ・アート展」で見た時
「赤い館村」には余り集落は無かったようなので
すぐ分かるのかな?
(「The Art of メアリと魔女の花」欲しい)
 http://www.kadokawa.co.jp/product/321704000350/

ピーターに「好きで赤い縮れ毛じゃない」「変わりたい」と言った。っけ?
ちゃんとメモってないから忘れたが
思春期は大人びた変身願望があるのかな?
現代に至るまで魔女っ子シリーズがウケる理由かな?

この辺で誰かのケータイが鳴った。

やっとこさ魔女になる。

肝心の「花汁スライム」を忘れたが(だめじゃん)
ホウキ君に乗るのに、私より上手にニーグリップしてた(笑)
脛グリップかな。

目の前の親子も、ずっと前の親子も、画面グイグイって感じ。
暇そうなカップルも、お姉さんもオッサン、前に乗り出した。

飛んでる時の風切り音が「それっぽい」感じだった。
借りぐらしのアリエッティ』も『思い出のマーニー』も飛ばなかったので
宮崎駿監督が唸った米林宏昌監督のポニョ感を存分に味わえる。

イギリスのどんより空から、雲の上はジブリブルーを髣髴とさせる青空。
「ジ・アート展」でも思った『風邪立ちぬだ』と(笑)ゴメンほんま。

フラナガン機関が道案内した、新入生泣かせの「片持ち階段」は
http://www.ainext.co.jp/gallery-SS.html
カリオストロの城』か『天空の城ラピュタ』か何かに出たよね?
猫の恩返し』かな?
(パクリと言いたい訳ではないよ念のため。以下同文)

若き鬼才・久保友孝美術監督を堪能した「ジ・アート展」では
その他の美術スタッフも含め、原画は鳥肌ものの精緻さだったが
エンドア大学の園庭は確かに「趣味悪い」(笑)

池で優雅に泳ぐ鯉?鮒?は『アリエッティ』ぽかった。

マダム噴水は、言われて改めて凄い作画と思った。
逆に、言われないと流しそうなほど、違和感のない流動感。

ティブに大学規則のリードを装着した時の「ぐええ」が面白かった。

ドクター・デイが、メアリに語っている時はクリアに
一般的な説明では若干の響きがあるなど、音響効果が違ってた。
気がした記憶。

浮沈式校長室のドアが、宇宙戦艦ヤマト2199の艦長室のそれのように
一旦、壁の厚みぶんを引いて、次に回すという構造の開き戸だった。
単純に回さないのは『マーニー』の種田陽平美術監督の執念の呪縛か(笑)

学内紹介で筋斗雲っぽい飛行装置に乗っているが
(アラジン風の魔法の絨毯もいたかな)
なぜかエレベーターもあった。
学生も時々は魔力が落ちるのか?

運動会?遠足?というかレクリエーションもあるらしい。
学食の子豚の丸焼きは、上品な『千と千尋の神隠し』だな。
食べ放題なのでスポーツジムが併設されているのか。
魔法使いも怠惰というか、魔力で飛んでたら運動不足だよな。

そうそう、優秀な魔女の要素という赤毛を褒められて
上機嫌だった時が最高に可愛く描いていた。はず。
稲村武志作画監督の渾身の出来映えに思えた。

学生は、低学年(1・2年生?)は素顔だったが
最高学年(3年生?)はネオアトランティス風の仮面姿だった。
八角形の印象は、慣性制御された教室だった。

水晶玉?で消えた時は紙の資料が舞っていた。
「呪文の真髄」は、古い文書なのでともかく。
タブレットの電子マニュアルは充電が切れたら読めないから
結局は紙製がいちばん信用あるよね。


【2日目の夕方】

校長室の2階だったかな?目玉がギョロっとしたのは
エヴァンゲリオン』で見た気がした。
でほぎゃらりーありがとう。

「呪文の神髄」をパクッた経過は
「あの花の模様だ!」と興味あるものに一直線に手を伸ばす
子供の性格が良く表れている展開だよね。
(オレ子供おらんけど)

マダムに詰問されて咄嗟に「ピーターの花だ」「私より上手だ」(?)と
小さな嘘(小さくねぇよw)をついたの、ひでぇ女!って思った。
まあ、嘘も方便だけどね。
この時の天海祐希さんの演技が怖いの(笑)

ティブが帰りたくないリアクションしたのは
その一瞬で、既にマダムの手の者がピーター(とギブ)の
営利誘拐が済んでいたのかな?


【2日目の夜】

ここではシャーロットはメアリの大冒険を気付いてないね。

ジブリメシの伝統を受け継ぐバンクスの料理が実に美味しそう。
(内容またも分からんかった。本が欲しい)
とてもフィッシュ・アンド・チップスの「イギリス料理」には見えない。

メアリの言い放った「我が家が一番♪」で、ちょっと泣けた(笑)
自室で、大冒険を思い出しての一人芝居で、ちょっと笑えた。
入学願い(?)は誰にサインしてもらうつもりだったのかな?

夜にゼベディがピーターが失踪したと訪ねて来て
「私のせいだ(汗)」
シャーロットが失神しかけるなどピーターは皆から愛されてる。
ゼベディの後ろに居たのが、マーニーの旦那・和彦っぽかった(違う)

深夜の奪還出撃。
まさに「夜間飛行」という名前にぴったり。
水筒に花を入れるのは分かるが、サンドイッチケースは邪魔だろ。

夜ということで、あの赤い厚手のコートを着たのか。
花をつぶして魔法の青いスライムを発生させて
全身が青いオーラに包まれ、カミーユ・ビダン状態。

ホウキ君の暴走で庭がガサガサして目覚めたシャーロットが
階段に落ちていた花一輪(一房?)に気付き
元魔女として悟った。
そしてバンクスは、あの騒動でも寝てたのね(笑)

大学の正門の大きな扉が開いていたのは
呪文マニュアル盗難と同じくセキュリティ意識が低いのか
メアリが来るのを分かっていてのワナか。

大人と子供の喧嘩ということで、アッという間に拉致監禁される。
昼間と打って変わって乱暴な扱いで、地下倉庫に放り込まれる。
魔法実験の失敗作・ヘンテコ動物を「あなたたち」と呼ぶあたり
メアリが心優しい子と端的に分かる。

ギブガエルが泣いてて可哀想だった。
(見た目オオサンショウウオぽくてキモイけど。ごめん)

ピーターは監禁されていても人間のままだった。
ドクターの虎の子ということかな。

ピーターにゴメンナサイして号泣する時が
もう可愛いこと、可愛いこと(笑)
アリエッティも杏奈も、静かに泣いたので
麻呂監督の湧き上がる感情のエネルギーを感じた。

ここで「早く ×人間 ○大人 になりたい」と言ったのか。
「変わりたいのはお前だけじゃない」「一緒に帰ろう」
ピーターほんまにええやつだな。

「すべての魔法を解く魔法」って「バルス」だよね(笑)
今回も、野生の王国が凄い。
とにかくずーっと画面が止まっていない。
フラナガンの助け舟は、この騒動を気にしないのかな?

ここで2人+2匹で脱出できないのが、ミソ。
1回目で「えぇ・・・」となったの思い出した。

メアリの「ピーターン!」の絶叫と共にホウキ君は戦線離脱。
主人に「戻って!」と言われて、あの三日月の島へと強制送還。
シャーロットと間違えるって、ホウキ君は慌てん坊。


【3日目の夜明け】

姿見でシャーロットと時空を超越して邂逅。
若かりし頃の姿は、声の出演の満島ひかりさんに似てた?
そして、鏡の中の「赤い館」は思いのほか明るい。時差?

「戻ってきて」という大叔母は
ラスト一輪の夜間飛行を鏡を経由して手渡し、鏡が崩壊。
これに対しメアリは「助けに行く」選択。

夜が明けると魔法の力が失われるのを知ってて
追跡してきたマダムと部下が
魔力をガス欠させるため空中戦の飽和攻撃。
まるでシン・ゴジラいや巨大不明生物に熱線を放射させ続ける
ヤシオリ作戦だなと思った。


【3日目の朝】

メアリのバッグは空中戦で盗られた。
http://www.donguri-sora.com/
https://www.lawson.co.jp/loppigoods/webcatalog/group/06/1300678_4741.html
「呪文の神髄」も「夜間飛行の花」(水筒)も。
サンドイッチケースも!
アリエッティのバッグ(AIGLE製だったから)が欲しかったの思い出した。
無職って辛いわーの思い出(泣)

ホウキ君はヘンテコな飛び虫に毛?羽根?を毟られて
不時着した時にポッキリ折れて、散々な目に遭う。
メアリが泣いてゴメンナサイしたら、魔法のスライム状態。
青い文字は、エネルギー切れになると赤い点滅。

顔も服も泥だらけ。
ツインテールのリボンも右が無くなった。
ヨゴレるヒロインはシータ状態。

残った左のリボンも外し、ブワサッ!
シャボンで逃げなかった(?)動物たちと野生の王国2で逆襲。
「みんなで帰ろう赤い館に」カッコイイ。

進撃中の集団から遊撃するため
カモフラージュで赤いコートを
「あの」赤毛の子猿(本物)に着せてた。

あのアジトは「実験棟」だったっけ?
(また原画展に行きたい。もう無理だけど)
 http://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp/event/1/201707mary_and_the_witchs_flower.html

迂回ルートを案内するトナカイ(?)は『もののけ姫』のヤックル。
巨木の根をよじ登るのは『ラピュタ』まんま(笑)
・・・後発は損だよね。

棟内への侵入口は、メアリの体が小さいから入れた感じ。
マシュマロボディのマダムは無理だが、ドクター・デイなら入れそう。
ピーターは抗わずに実験体になっていたが
大人以上の何に変身させられそうだったのかな?

メアリが「やめてー!」と絶叫して鳥肌。
(「だめー!」だったかな?)
(鳥肌なのに忘れたw)

実験装置の「釜の底」が溶けたのは、原子炉のメルトダウンだな。
ドクター・デイが「制御できてない魔力」は、原発原子力だな。
(それじゃ監督の師匠だな)

ここまで来ても尚、ピーターは「逃げろ」と言ってる。
魔法で変身するの悟ってしまったのかな?
そこまでして母のために大人になりたかったのかな?

メアリは「一緒に帰ろう」と
マダムから奪い返した(いや再度の奪取か)魔法マニュアルで
魔力を備えたピーターに破滅の魔法を使わせるという
今思えば、11歳ではなかなか思いつかない作戦を立案して形勢逆転。

ピーターの掌には魔力充電済みの花びら模様があった。
この時の青白く輝く画が広告になってるの
どこかで見た。

ボカーン!となっても全員無事。
ピーターは着ていたスカジャンを眠るメアリに掛けていた。
どこまでもジェントルマン。

すべての魔法が消えた(らしい)が、デブチビコンビは生きてた。
誰も死んでいない。空中都市から誰も落ちていない。

帰宅を思案していたら、フラナガン機関がホウキ君を持って来た。
軽い叱責しつつも、ホウキを手当て(修理)してくれる親切ぶり。
そう、実は誰も悪い人は居ない、自分の信念に正直な人ばかり。

嗚呼、児童文学って素晴らしい!(笑)

帰り道(帰り空?)で、メアリがスカジャン着てたのは
あの子猿から、赤いコートを返してもらえなかったんだな。

リボンは捨てておらず、ポニーテールに縛って飛行。

後席で、髪に一輪、絡まっていたのを見つけたピーター。
あれだけワサワサしたのにね(笑)
ラスイチの花は放棄、最後の魔力で地上へ帰った。
途中での電池切れを考慮して予備は持っておくべきだよね。
冗長さを考えない当たり、まだまだ子供だな(だって子供だもの)。


【後日談?】

子供が朝帰りして大人から叱られる描写は「無し」。

冒頭に出た黄色いチョウチョがまた出てきた。
日常が戻ったと分かる。

ウインクするメアリとシャーロット。
ピーターと自転車デートで楽しそうなメアリ。
学校(新学期)はまだ始まっていない様子。

お絵かき「NEW FAMIRY」で全員集合。
6人居たと思うが人数が合わない。誰だ?
(「ビジュアルガイド」欲しい)
 http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321612000651/


エンドクレジット・映倫まで、誰も立たなかった。珍しい。



終わって、前を下りるカップルの彼氏が
「うんーなんか、よかった」のようなこと言ってて
一人ほくそ笑んだ。

子供たちも楽しそうには見えた。
少なくとも「飽きた」というリアクションは見えなかった。


都合3日間のお話だが
メアリが魔女になったのは2日目の朝なので
3日目の朝までの、たった1日の冒険物語。


衣裳?が初日、2日目、3日目と少しずつ違う。
キービジュアルのピンクのカーディガンやパーカー
そして、印象的なあの赤いコート。
(ピンク=ジブリのヒロインの象徴色)
(『魔女の宅急便』のキキは伝統に則り黒色だったけど)
タイツだったり、オーバーニーソックスだったり
ミニスカートだったり、作画が使い回しできないから
気合いの入り方が違うと分かるよね。
(『マーニー』でも杏奈の服装は4種類ぐらいあったはず)
(多分)
(フィルムコミック欲しい(笑))
 http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321704000353/




・・・時間かけ過ぎ。まあええか。人生のノルマはこなしとるし。