不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

【富岡町・浪江町へ】プロローグ(2)準備いろいろ。

fuwakudejokyo2017-11-02



再就職活動は継続。
興味深い会社に1件応募した。


富岡町浪江町も、福島県双葉郡を構成する8自治体のひとつ。

3.11・2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災での
津波被害に加えて、福島第一原子力発電所事故の影響により
今年の上旬まで立ち入りや居住が制限されていた。



●交通
先日の10月21日に、常磐線が1つ南側の竜田駅から
富岡駅まで運転を再開したニュースを聞いて
ペーパードライバーの私でも現地に行って
現状をこの目で確認できると思い、旅支度。

東京に来てずーっと訪問したいと思ってたので
それなりに情報は集めていたけどね。

JR東日本
上野東京ライン常磐線 品川直通列車増発出発式」開催について[PDF/108KB]
http://www.jrmito.com/press/171010/press_01.pdf

後日に触れると思うが浪江町では
外国人の商用か個人か分からないがフォトグラファーと
外国人のサイクリストと出会った。
「コンニチハ」程度だが。

常磐線で途中まで乗り合わせた集団と思われる
日本人のサイクリング団体も富岡町で走っていた。



●除染
素人が行くので放射線量・除染の状況も確認した。

経済産業省
JR常磐線(富岡駅〜竜田駅間)の線量調査結果について(PDF形式:503KB)PDFファイル
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/release.html#infrastructure
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/release/infra/2017/pdf/1017_01a.pdf
2ページ

(2) 被ばく線量
富岡駅〜竜田駅間を乗車して通行した際に乗客が受ける被ばく線量を表1に示す。 車内窓側(東側)、中央及び車内窓側(西側)の測定結果のうち、空間線量率が相対的に高い結果を示した窓側(西側)に乗車し、富岡駅〜竜田駅を1往復する際に乗客が受ける被ばく線量は、約0.032μSvであった。この値は、日常生活で受ける放射線レベルと比較すると、集団検診における胸部X線撮影の被ばく線量(1回当たり60μSv)の約 1800 分の1である。

西側の方が高いの意外。


環境省
除染情報サイト
http://josen.env.go.jp/#map_on

トップページ > 除染特別地域(国直轄除染)の概要・進捗 > 除染特別地域の一覧・計画について
http://josen.env.go.jp/area/roadmap.html


(なぜか見出しも画像・何らか作為?)


国直轄除染の進捗状況(平成29年3月31日時点)
http://josen.env.go.jp/material/pdf/josen_gareki_progress_201704.pdf


福島県
避難区域の変遷について−解説−
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html


一応、信用してる。



●避難の状況
ふくしま復興ステーション
ホーム > 避難区域の状況・被災者支援 > 避難指示区域の状況

> 6.富岡町の状況
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/26-7.html

現在の居住者数は128人(今年5月1日現在)らしいが
津波が届かなかった国道6号沿いは、それなりに人が居た。

4月1日に居住制限区域(避難指示区域)が解除されたが
まだ日が浅いということもあるかな。
少し離れて帰還困難区域は継続されているので
後日紹介する「列車代行バス」では窓の開閉は禁止された。

ちなみに福島第二原子力発電所が町の南端にあり煙突が見える。
(ほとんどは楢葉町らしい)


> 10.浪江町の状況
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/26-11.html

DASH村の所在地として有名だが当然、行けない。

現在の居住者数は362名(8月31日現在)らしいが
私が歩いた範囲がJR浪江駅の東側の狭い地域ということもあり
ほとんと人がいなかった。

3月31日に居住制限区域が解除されたが
町の大半は「帰還困難地域」ということもあるのかな。

1人だけ老紳士に不動産業者と誤認され声をかけられた程度。

後日に触れるが(私のような→)怪しい人間がいないか
警邏しているパトカーが町のあちこちを走り回っていた。



●機材調達
前々職でも使っていたGPSロガーが欲しかったが
余りいいのが無かったので諦めた。
ま、行動範囲は限られているし。

その代わり、個人用の放射線測定器は買ってみた。
エステーエアカウンターS
http://www.st-c.co.jp/air-counter/products_s/cara.html
富岡駅のモニタリングポストの下で測ってみたが
駅は0.073〜0.078、私は0.09μSv/hと、気にする差異では無かった。
ちなみに、東京の自室は0.07だった。
荷物は最小限にした。(のがマズかった・・・w)



●地図照合
住宅地図は2010年版なので、グーグルマップの航空写真と
国土地理院の「浸水範囲概況図」を見比べた。

ホーム > 防災関連 > 平成23年(2011年)東日本大震災に関する情報提供 > 2万5千分1 浸水範囲概況図 > 2万5千分1 浸水範囲概況図 福島県
http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku40018.html

この時点で、浪江町は沿岸部への訪問は諦めた。遠い。
それに、町から自粛の要請も出てたし。
http://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/12/8518.html


他には「地理院地図」で色々重ねたが
http://maps.gsi.go.jp/
「標準地図」ベースマップ(1/2,500地形図と思う)と
「災害復興計画基図」(ArcGISかな?)の
レイヤーがうまく表示できないし
(下手くそになってる)
画面をスマホで撮るという
このデジタル時代に良く分からない方法で
持参することにした。
http://maps.gsi.go.jp/#18/37.334947/141.020264/&base=std&ls=std%7Crelief%7Cfukkokizu&blend=10&disp=100&lcd=fukkokizu&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
http://maps.gsi.go.jp/#18/37.334947/141.020264/&base=std&ls=std%7Crelief%7Cfukkokizu&blend=10&disp=101&lcd=fukkokizu&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
http://maps.gsi.go.jp/#16/37.334695/141.014661/&base=std&ls=std%7Crelief&blend=1&disp=11&lcd=fukkokizu&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
(今日はうまくいってる・・・)



国土交通省 東北地方整備局」で通行止め情報も見たが
http://road.thr.mlit.go.jp/
http://www.thr.mlit.go.jp/
なんだろうね、この、手作り感満載の。