不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

今日は「氷河期世代」が話題だったね。


見てね。
富岡町・浪江町


いつまでも、あると思うな、親と職。

ヤフーのリアルタイム検索で夕方ぐらいまで
氷河期世代」が挙がっていたので
リンク先の記事を読んだ。

40代に突入 氷河期世代の窮状
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6272529

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000012-mai-soci
<労働>介護に直面 40代に突入する氷河期世代
2/18(日) 9:30配信
 就活時、マクロ経済の悪化で就職できなかった就職氷河期世代が40代になろうとしています。少子化による人手不足で採用環境が改善する一方で、スタート時点で仕事の経験を積むチャンスを失った30代後半〜40代前半世代の中には、非正規雇用のまま、疎外感を味わいながら働いている人が多くいます。そんな彼らの窮状が、一橋大学経済研究所の小塩隆士教授の研究で明らかになりました。ライターの西川敦子さんがリポートします。【毎日新聞医療プレミア】
◇就活時の挫折体験がその後の幸福度に大きく関係
 就活での挫折体験が、その後の人生における幸福度に影を落とす−−。一橋大学経済研究所の小塩隆士教授らは、全国レベルのインターネット調査(男性3117人、女性2818人対象)に基づいて行った研究(2011〜15年プロジェクト)で、こんな傾向を明らかにした。
 「目的は、初職(社会人になった時の就職状況)がその後の人生にどのような影響を及ぼすかを探ることです。とくに、正規雇用以外の人の就業状況、所得、婚姻状態、さらにメンタルヘルスについて分析しました」(小塩さん)
 研究によれば、初めての仕事が非正規雇用だと、その後の非正規のキャリア期間が長くなり、現在の仕事も非正規である確率が高まるという。15年の総務省調査によると、不本意非正規(正社員として働きたいがその機会がなく、非正規雇用で働いている人)は約315万人にのぼる。
 また小塩さんの調査では、現在の生活満足度について「不満」と答えた人は、男性の場合、初職が正規雇用なら43%だが、非正規雇用は62%と、正規を大きく上回った。女性も専業主婦・主婦パートを除くと、正規は41%で、非正規は45%だ。
 米国の経済学者カーンは、就職時のマクロ経済状況が良好でないと、その後の賃金、昇格が不利になるという研究結果を発表しているが、氷河期世代で正社員の職に就けなかった人は、まさにその例に当てはまる。
◇「初職が非正規」の人は抑うつ度が高い
 もうひとつ研究で明らかになったのは、「社会人生活を非正規としてスタートした人は、抑うつの度合いも高い」という事実だ。
  「それでなくても、一般に非正規社員は正社員より所得が少ない。その分、メンタルが悪化しやすいことは容易に想像がつくのですが、たとえ所得が同じ水準であったとしても、正社員と非正規とでは、非正規のほうがストレスを抱えやすいことが浮き彫りになりました」(小塩さん)
 調査結果をもとに、「ケッスラーの6」という尺度でメンタルストレスを測ったところ、現在の所得などの影響を差し引いて分析しても、初職が非正規の男性の数値は、初職が正規の男性の約1.27倍だった。
 面接のたびに人格を否定されたと感じたことで深く傷つき、立ち直れなくなってしまった人もいるだろう。労働問題に取り組むNPO法人POSSE(ポッセ)の調査によれば、11年時点で、就活生の7人に1人がうつ状態だった。
 「親からの虐待や学校でのいじめを受けた子どもは、大人になっても幸福感を得にくいとされます。それと同様に、就職氷河期の過酷な経験が、長く尾を引く場合があるのではないでしょうか」
 そのうえ、非正規労働者は将来の雇用不安を常に抱えている。年金や保険などのセーフティーネットも、正社員に比べればもろい。「老後はどうなるんだろう」「病気になったら……」という心配は、年齢を重ねるごとにリアルなものになっていく。何より、組織や社会からの孤立感、疎外感は、人によっては自己肯定感を打ち砕き、根の深い悲しみや怒りとなる。
◇出会いの少ない派遣女子と「稼げない」非正規男子
 ただし、非正規といってもひとくくりにはできない。小塩さんは「表現が適切かどうかわかりませんが」と断ったうえで、「女性の場合、ライフコースは人によってさまざま。正社員、あるいは高収入男性と結婚している“勝ち組非正規”と、未婚の“負け組非正規”とでは大きく状況が異なります」と指摘する。
 「子育てがひと段落し、家計補助 のために働いている主婦と、大学卒業後、正社員としての就職が決まらず、派遣社員の収入で生計を立てている未婚女性とでも立場は違います。後者のほうがよりストレスフルな状況にあると推測されます」
 研究では、初職の状況と未婚率の関係についても分析した。その結果、初職が非正規だった人は、男性だけでなく女性でも未婚率が高まることが判明している。
 なぜ、非正規の女性は結婚しづらいのか。小塩さんは「出会いの場が限られるからではないでしょうか」という。正社員は研修や職場の飲み会など、社内ネットワークに参加できるが、非正規はコミュニティーから締め出されがちだ。その分、どうしても結婚相手を見つけにくくなってしまう。
 非正規の男性は、さらに厳しい現実に直面しているのは言うまでもない。女性のようにライフコースの選択肢がなく、最初の就職で失敗すると、軌道に戻るのが難しくなるのが日本の雇用の現実だからだ。収入面から結婚も難しくなる。小塩さんが行なった調査によると、男性の場合、初職が正規だった人の平均年収は550万円、非正規だった人は332万円で、200万円以上の差があった。
 国が「標準世帯」を「会社員の夫と専業主婦の妻、子ども2人」と定義したのは1969年。共働き世帯の数が専業主婦世帯を大きく上回る今、まったく現実的なモデルとはいえないが、「男は就職して妻子を養うもの」という一種の社会的規範は、いまだに日本の男性たちをがっちり縛っている。
 もちろん、あえて自由な働き方、生き方を選ぶ人も増えている。だが一方、正社員になれず、結婚できない氷河期世代の生きづらさは、この国ならではの時代錯誤な規範から生まれているのかもしれない。
◇「わなシナリオ」からの脱却を
 壮年期に達した氷河期世代を待ち受けているのは、親の介護問題だ。
 「実はライフイベントのうち、もっとも精神的負荷が高いのは、失業や離婚ではなく親の介護です。特に在宅介護の場合は、仕事と両立するのが難しくなり、生活が成り立たなくなる人も出てくるでしょう。今のうちに手を打たなければ、大量の介護失業者があふれるかもしれません」
 労働契約法の改正で、勤務5年を超える有期契約労働者は、申し込みをすれば無期労働契約ができるようになった。といっても、正社員になれるわけではなく、雇用形態はあくまで契約社員派遣社員、パート、アルバイトだ。さらに法制度を整備し、同じ仕事内容であれば、賃金水準も同じとする「同一労働同一賃金」の議論ももっと進めるべきだと、小塩さんは訴える。
 キャリアについても今のモデルからの転換を図らなくては、という。
 「ヨーロッパでは、大学卒業後の数年間は期間限定の契約社員として働き、ウオーミングアップした後に正規の仕事に就く、というパターンが一般的。この就業パターンは、ステップ・バイ・ステップでキャリアを築けることから『踏み石シナリオ』と呼ばれています。これに対し、初職で非正規の仕事に就くと、そこから抜け出せない日本のようなパターンは『わなシナリオ』。非正規割合は今や労働者の40%に達しています。これだけ多くの人が“わな”に捕らえられながら生きている現状を、これ以上放置すべきではありません」
 労働人口ボリュームゾーンに当たる氷河期世代。彼らのメンタルの悪化は、国としての健康度の悪化を示すサインでもあるのだ。

元記事が分からなかった。
 https://mainichi.jp/


読んでて息苦しくなった。
5歳ぐらい年齢見誤ってないかな?
私の3年ぐらい先輩は既に就職難だった気がするが・・・


自分の旦那は高度成長期からバブル崩壊にかけて働いて
早期退職で肩叩かれたけれど
息子が卒業するギリギリまで働くことができたのに
そのボンクラ息子は
田舎から大学まで出してやったのに
2回も職を代わり
(1回目は景気後退に伴うリストラ解雇)
(2回目は過労死寸前で自主退職→特定理由離職者)
いまだ無職。

母、そら調子悪くなるわな。
ごめんなさいね。
あのまま働き続けたら貴方より先に父の所に行ってたから。

あ、オレは地獄に落ちるからそっちには行かないわ(笑)


もうさ、自民党ガーとか、民主党ガーとか、言ったところで
見捨てられたウチらの人生は取り戻せない。
いや
簡単に「ウチら」と括ると
普通の人生を送っている人に対して失礼だな。

耳にタコができるほど聞いた「自己責任」を全うして
「ちゃんとした正社員に就職(多分)」→「普通に結婚」→「普通に親(推定)」という人は
こんなにもいらっしゃる。
 ↓
国立社会保障・人口問題研究所
ホーム>人口統計資料集>2017年改訂版
図6−5−1 性,年齢別未婚割合:1950〜2015年
 http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2017RE.asp?chap=6&title1=%87Y%81D%8C%8B%8D%A5%81E%97%A3%8D%A5%81E%94z%8B%F4%8A%D6%8CW%95%CA%90l%8C%FB

2015年で概ね6〜7割以上を占める既婚者の皆様が
日常不断の努力をし
時代に合わせた生き方をしたことを
教えてくれている。


内閣府ホーム
内閣府男女共同参画局ホーム > 男女共同参画とは > 男女共同参画白書 > 男女共同参画白書 平成27年版 > 第1節 就業をめぐる状況
第1節 就業をめぐる状況
 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/honpen/b1_s02_01.html

(非正規雇用者割合の増加)
 正規の職員・従業員が雇用者全体(役員を除く)に占める割合を男女別に見ると,女性は昭和60年に67.9%であったが,平成26年には43.3%にまで減少している。男性についても,昭和60年は92.6%であったが,平成26年には78.2%に減少している。男女ともパート・アルバイト等の非正規雇用者の割合は上昇傾向にあり,特に女性はその割合が昭和60年の32.1%から平成26年には56.7%にまで上昇しており,過半数を占めるに至っている(I−2−6図)。
 男女別・年齢階級別に,平成16年から26年にかけての非正規雇用者の割合の推移を見ると,男性の25〜34歳や男女の55歳以上で特に上昇が顕著となっている。また,女性では24年以降,25〜34歳を除く全ての年齢階級で非正規雇用者の割合が50%を超えている(I−2−7図)。

1−2−6図 男女別・年齢階級別非正規雇用の割合の推移(男女別)
 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h26/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-06.html
 

I−2−7図 年齢階級別非正規雇用者の割合の推移(男女別)別ウインドウで開きます
 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-07.html
 


確かに非正規雇用は女性の方が割合が高いね。

年齢階級(世代)でいえば
男性は若年層の方がより深刻なんだね。
絶対数が少ないのに割合が高いということは
少数の変動でも顕著に出るということだったっけ。

とっくに40代なんだけど
生まれた時代が悪かったと言えないね。

この国はもう国民を正規雇用するつもりが無いということなのだろうか?
うん、そういうことなんだよね。

それなら、若年層の割合が高いのは納得。
徐々に拡大される形で連綿と続いているんだよね。


今、親をやってる人は
日本がずっと続いてほしいと思うかもうしれないが
比較的マシだと思ってる私ですら
(切り崩す蓄えを得る程度の機会には恵まれた)
(自殺しかけたけどw)
こんな国は今すぐ無くなってもいいやと思ってるから
若い子の少なからずは
私以上にこの国の行く末は悲観してるのかな。

若い子は結構楽天的に、かつ、しぶとく
生きているような感じに思っているけれど
政府やマスコミに洗脳されているのかな?

分かんないや。
そんなことより明日の仕事探し。