日本将棋連盟とリコーが「リコー将棋 AI棋譜記録システム」を共同開発|将棋ニュース|日本将棋連盟
更新:2019年06月20日 17:03
公益社団法人日本将棋連盟(会長:佐藤康光)と株式会社リコー(社長執行役員:山下良則)は、将棋対局時の記録係の不足に対応するために、AI(人工知能)技術を活用し、棋譜を自動的に生成する「リコー将棋AI棋譜記録システム」(通称「リコー棋録」)を開発しました。2019年7月より、システムの実証実験を共同で開始いたします。
(以下略)
リコーと日本将棋連盟が「リコー将棋AI棋譜記録システム」を共同開発 | リコー
日本将棋連盟とリコー、AIで棋譜を自動生成 記録係の不足を解消へ - ITmedia NEWS
2019年06月20日 18時26分 公開
日本将棋連盟とリコーは6月20日、AI(人工知能)技術を活用し、将棋の棋譜を自動生成するシステムを共同開発したと発表した。これまで記録係が行ってきた棋譜の作成を自動化し、負担を軽減する。
対局をAIで記録 将棋連盟とリコー、無人化へ実験 :日本経済新聞
2019/6/20 16:52
日本将棋連盟とリコーは20日、人工知能(AI)を活用した将棋の棋譜(対局の記録)作成システムを共同開発したと発表した。盤上の動きを天井のカメラで撮影、AIがその映像を解析して自動で棋譜を作る。7月に始まる第9期リコー杯女流王座戦の本戦から実証実験を行い、人手不足が慢性化する「記録係」の無人化も視野に来春以降の本格導入を目指す。
将棋の若手記録員が足りない! 棋譜は手書きからAIへ:朝日新聞デジタル
小出大貴 2019年6月20日19時30分
リコーと日本将棋連盟は20日、将棋の対局経過を記録する「棋譜」を自動でつくるシステムを発表した。カメラで盤面を撮影し、駒の動きをコンピューター上に記録する仕組みで、公式戦での導入をめざす。棋譜の記録係の無人化が期待でき、人手不足解消につなげたいという。
AbemaTV か ニコニコ動画 か忘れたが
以前にコメント欄に書かれていたことが現実になった。
見る将、先見の明。
長い伝統ある競技も、時代に合わせて変革している。
先日、羽生善治九段の踵の負傷が明らかとなり
「伝統的な正座対局」と「時代に合わせた椅子対局」で
コメント欄が賑わっていたが、いつの放送だったかな?
私は、新しい将棋会館は椅子対局の方がいいと思った。
タイトル戦の番勝負なら和服が似合う正座がよいかもしれないが
正座ができないので引退というのは勿体無いという単純な理由。
(羽生さんがそうという意味でないよ)
(過去にそういう棋士がいたのかは知らんよ)
(大相撲は髷が結えなくなったら引退という噂も都市伝説)
記録係の成り手不足は幾つか見聞きしたので
この「リコー棋譜」が本格運用されても
「記録係の職場を奪うな!」というデモは起きそうもないね。
機械なら足も痺れないし、眠気にも襲われない。
でも、パソコンは
駒を磨いてくれないし、振り駒もできないし
お茶や座布団・ゴミ箱などは用意してくれないし
記録係に相当する人材は必要だよね。
連盟の職員がするのかな?
リコーが2011年より「リコー杯女流王座戦」を主催して
将棋対局に関わるノウハウを蓄積して
人手不足を商機に結びつけるための戦略だったとすれば
先見の明だよね。棋戦=試合のある連盟とも win-win だもの。
AIの記録がミスる可能性もあるので
対局している棋士がAIのテレビモニターチェックしながら
指していけばいいのかな?
サッカー日本代表戦で試合終了後に観客がゴミを集めて
「掃除係の仕事を奪うな!」という謎のアピールがあったが
あれ結局どちらが正しいんだろ。
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