広島駅前の再開発、長いね。
1981年(昭和56年)に開始されたそうだが
バブル景気もバブル崩壊も経験して40年もかかってる。
ウチらと同じく、社会経済情勢に振り回された波乱万丈の事業。
広島駅南口の大屋根。
正面に口を開ける地下道への階段。
今後の再開発が進むと、この屋根は無くなるのかな?
広島駅はこう変わる! 駅ビル建て替え、路面電車が2階に乗り入れへ | タビリス
地下通路こんな感じ。
地上は中央分離帯も含め9車線ぐらいありそれなりに広い。
支える柱が列状に並んでいて広告枠があり
この日はカープのポスターだった。
これで広電の高架橋を支えられるのかな。
新しく柱を設置するのだろうが。
広島市 - 広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針の決定について
広島駅南口広場の再整備計画発表 駅ビル建て替え、広電ルート新設も - 広島経済新聞
(JR西日本の公式だからか広電が連名されてないのが不思議)
この地図の上は南東
広島駅は左側で猿猴川は右側
上側(南東側)のピンク色がBブロック(ビックリカメラ)
下側(北西側)のピンク色がAブロック(福屋)
この日は、何等かの展示即売会とアンデスっぽい演奏があった。
広島市 - 広島駅南口地下広場の利用申し込みはどこにすればよいですか。(FAQID-3092)
こっちに戻って1年以上も経つと何度か来てはいるが
高校の吹奏楽部や社会人のジャズバンドなどが演奏していたり
週末にイベント広場が利用されないことはないだろうな。
求人が出ていたので応募したら速攻で落とされた
広島駅南口開発株式会社が管理している。
ふーん。
イベント広場側は天井が高くなる。アーチ状の屋根、いいよねー(笑)
北西側のAブロック「にっくき(笑)エールエール」サイド。
福屋に行く手前の階段は経年劣化で黒ずんでいるのか段鼻が見えにくい。
形状も円弧を描いているので今の基準ではアウツかも。
広場と建物の間はかなり広い吹き抜け。
テナントであるタリーズの前にドリンクの自販機を置く鬼畜所業。
ここにも証明写真の機械があった。
少しでもスペースがあれば増収を図るのは大事だけど。
南東側のBブロック「シティタワー広島・BIG FRONTひろしま」サイド。
案内図では中央上の当たりに
エレベータを囲むようにスロープができたりして
当初の形状と大きく変化しているのも歳月の流れ。
段鼻は明暗の差が良く見える。
広場横の通路空間。
ここ拡幅されたんだったかな?
広場・通路と建物との間は意外と狭い。
ビックカメラは別の場所から移転してきたらしい。
ビックカメラ閉店迫る – AND BUILD HIROSHIMA
地上・猿猴川への連絡通路。
モニュメントの説明があった。
広場を修学旅行っぽい生徒の一団が通っていた。
地上の狭い歩道や、横断歩道では事故の危険があるので
地下空間の本領発揮。
あえて画面から外してるがベンチはだいたい埋まっていた。
駅(JR・広電・バス)と大型商業施設を連絡する通路だけに
さすが政令指定都市の玄関口という賑わい。
Cブロック「グランクロスタワー広島・EKI CITY広島」につながる通路。
案内図では左上。
直結しておらず一旦、地上に出る必要がある。
(遠いので割愛)
広島駅南地区B・Cブロック再開発|株式会社アール・アイ・エー
(懐かしい御社の名前)
広島駅の地下改札につながる通路。
案内図でいうと左下。
駅改札口と地下通路とは高低差があり
空間の制約でエレベーターは無いが
バリアフリーの概念の無い時代にリフトが作られた。
今でこそ当たり前の設備だが当時かなり画期的だったはず。
警備員が巡回していたが特に声はかけられなかった。
かけるほど怪しくなかったのか、かけるとヤバいと思われたのか
知る由もない。
階段を下から見上げる。トラスの屋根が印象的。
「盗撮注意」があったのでエスカレーターは使ってない。
スナップ撮影が趣味というのは、ほんと気を使う。
広島市は再開発で撤去するのを見越して駅前広場に投資しなかったのか
タクシープールから電停には大屋根が続いていない。
(大屋根の右側のバスバース側にはある)
高校時代・四半世紀前はそれでもかなり賑わっていたので
幾ら失われた10年(20年か)とはいえ
政令指定都市の代表駅なので、もっとガヤガヤしてるかと思ったが
ちょっと拍子抜けだった。
路面電車や路線バスは充実しているが
広島も結局は地方都市で車社会。
駅前の繁華街とはいえ、雨の日にわざわざ出歩く人は少ないよね。
時の流れよ・・・
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