東京に住んでいた頃は
2027年に品川から名古屋まで開業しても
中京圏には用事は無いが(笑)
「ユッコ(岡田有希子)の墓参しやすくなるかな」ぐらいは思っていた。
上京直前の関西人時代に行った「リニア・鉄道館」で
リニアの車両も(モックアップだったかな?)一応は見たし。
それなりに関心はあったが
(500系新幹線を展示しないのは他車製品とはいえ愚策と思う)
実家に戻らされてからは関心は薄くなったね。
リニア憎し!
リニアに親でも殺されたのか?
という記事がこれまで目に付いてきたので
「意外だなあ」と目に留まった記事。
リニア建設阻む静岡県 争点は | 2019/7/25(木) 8:46 - Yahoo!ニュース
リニア建設を阻む静岡県――川勝知事の「禅問答」がもたらす、これだけの弊害(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
リニア建設を阻む静岡県――川勝知事の「禅問答」がもたらす、これだけの弊害 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
2019年07月23日 05時00分 公開
2027年の開業を目指してJR東海によって建設が進められているリニア中央新幹線だが、ここへ来て通過する静岡県部分の着工がストップするという事態に陥っている。地元・静岡県の川勝平太知事がリニア建設への協力の「代償」を要求するなど、現時点での着工に新たな条件を要求しつつあるからだ。
このリニア中央新幹線のルートと静岡県の関係だが、地図の上では県の突端部を「かすめる」だけとなっている。だが、県としてはこの部分に建設予定の、南アルプスを横断するトンネルが大井川の水系に影響を与えるほか、地元では工事車両の通行など負担を強いられるとしている。そこでJR東海は、トンネルからの湧水を大井川へ戻すための導水路トンネルを造るといった対策を、静岡県に対して具体的に提案している状況だ。そこへ改めて追加の「代償」が要求されたというわけだ。
川勝知事の発言はその都度変化しており、現時点では具体性を欠いている。ある時には、「代償としては中間駅を建設する場合の平均額ぐらい」という目安が示されたことがあった一方で、「南アルプスに値段をつけるなどとんでもない」などという言い方で要求を曖昧にしたこともあった。
川勝知事は、日本を海洋国家と規定して、文明論を交えた「比較経済史」を論じてきた元学者の知事であるから、禅問答のような交渉方法に県民は慣れているのかもしれない。もちろん「静岡県」としての利益を最大化するのが政治家としての仕事ではあるから、知事の考え方には一定の妥当性があることも否定できない。だが、工事を計画通り進めたいJR東海としては困った事態となっているのは揺るぎない事実だ。
そんな中で、こんな解説もある――。川勝知事の「真意」としては、県がかねて要求していた東海道新幹線における静岡空港新駅の設置を「交換条件」として狙っているのではないかということだ。
(以下略)
こだまのスロー走行がのぞみに影響を与えないように
富士山静岡空港駅を挟んだ静岡駅と掛川駅の間を複々線にしよう。
もちろん全額静岡県負担で。
大井川が枯れるという話は以前に聞いたが
知事お抱えの有識者の先生方なら
回答は予め決まっていた訳ね。
リニア 静岡県反応にJR社長不快感「いきなり否定ありえない」|静岡新聞アットエス
(2019/7/25 07:21)
JR東海の金子慎社長は24日、名古屋市で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題に関する静岡県の「中間意見書」への回答案に、県関係者から「ほぼゼロ回答だ」など、厳しい受け止めが出ていることについて「報道でしか聞いていないが、いきなり否定的な反応を出されるのはありえない」と不快感をあらわにした。
金子社長は「中間意見の背景には(有識者の)先生方の問題意識がある」とした上で、「回答案を作ってみたが、先生方の質問に答えているか、齟齬(そご)があるのか、話を伺いたいというプロセスの中で案として出した」と説明。「(「ほぼゼロ回答」ということを)本当に言ったのか。もしそうならば、どういうことか教えてほしい」と要望した。
同社は今月、有識者の意見や質問をまとめた県の中間意見書に対し回答案を提出。県が公表した。一部新たな内容は加わったが、重要な観点である、トンネル湧水全量を大井川に戻す具体的な方法▽中下流域の地下水への影響-などの項目への説明は従来と変わらない主張にとどまる。
金子社長は「環境に対して、精いっぱいのことをやる」「一生懸命やっている」と強調し早期着工を願った。
JR東海と有識者会談「オープンで」 リニア巡り静岡知事 :日本経済新聞
南関東・静岡
2019/7/26 19:56静岡県の川勝平太知事は26日、リニア中央新幹線トンネル工事による大井川の流量減問題を巡り、JR東海が求めている有識者との会談を設けることを表明した。日程は決まっていないが、有識者数名とJR東海の担当者が公開で議論する。「秘密裏にではなく、オープンの場で科学的な議論を深めてほしい」などと話した。
県庁内で開いた定例記者会見で明らかにした。JR東海は12日、県からの中間意見書に対する回答案を提出。有識者らとの意見交換を経て正式な回答書を作成したいと申し出ていたが、当初、県は拒否していた。
川勝知事は回答案について「湧水量の上限を全体で毎秒3トンとする根拠などで説明が不十分」と指摘。周辺のリニア建設予定地の沿線県から早期決着を求める声が相次ぐが、「そう簡単に議論が決着するとは思っていない」との見方も示した。
リニアでいら立ち 愛知・大村知事「意図的」と静岡批判:朝日新聞デジタル
岩尾真宏 2019年7月30日09時29分
2027年に品川―名古屋間の開通を目指すリニア中央新幹線を巡り、愛知県の大村秀章知事が29日の記者会見で、静岡県の川勝平太知事へのいら立ちをあらわにした。「開業が静岡の意図的な行為で遅れることは受け入れられない」と述べ、「リニアがストップすれば、安倍政権の責任になる」とも指摘した。
静岡工区(8・9キロ)は唯一の未着工区間。川勝氏はトンネル工事に伴う大井川水系の流量減少を問題視し、工事で自然環境がどんな影響を受けるかなどを検討した結果を中間意見書にまとめた。大村氏はこれに対して「科学的論拠に基づいて主張すべきだ」と反論したが、川勝氏は26日の記者会見で「科学的エビデンスと言われると、(意見書を)読んでいないことが露呈する。お読み頂ければ」と述べた。
川勝氏の発言に対し、大村氏は29日の会見で「自分で直接説明に来ればいい。上から目線で極めて非常識。止めたいから止めているとしか受け取れない」と批判。さらに「リニアがストップすれば国土交通省の責任になる。(事業が)止まれば安倍政権の失態だ」と、国が調整するように改めて求めた。(岩尾真宏)
たった一人の独善ともいうべき思考・判断で
企業の息の根を止められる知事の職責を
改めて知った出来事。
大自然は理解できないことも大井だろうし
(大井川だけにwww)
科学的調査を積み重ねても実際は
トンネルを掘ってみないと枯れるかどうかは分からないのだろうな。
とは思う。
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