世の中の多くは25日が給料日なんですよね。
私も早く社会復帰したいね。
周防大島の話。
岩国基地のニュース検索してると出会った。
2019.10.25.18:58 (NNN)右クリック禁止
2019/10/20 中国新聞
山口県周防大島町と柳井市を結ぶ大島大橋への貨物船衝突事故は22日で1年を迎える。長期断水で町民の生活や地域経済は深刻な打撃を受けたが、賠償問題はいまだに解決のめどが立たない。賠償額を抑える船主責任制限法の手続きに打って出た船会社に対し、町や県は全額賠償を求め係争中。慰謝料を求める町民の訴訟も近く始まるが、長期化の様相に島内ではいらだちや諦めの声が交錯している。
制限手続きはことし2月、ドイツの船会社の申請で広島地裁が開始決定した。法が定める賠償上限額は約24億5500万円。自治体や事業者、住民が提出した債権届けはこれを優に上回る総額44億1200万円に達する。現在は管理人の弁護士が査定を進める。これまでに開かれた債権者への説明会では弁護士の口から長期化の見込みが示されている。
船主責任制限法を巡っては、県と町、柳井地域広域水道企業団が3月、「無謀行為」で発生した事故は法の適用外だとして広島高裁に即時抗告した。あくまで全額の賠償を求め、高裁で審理が続いている。
また、制限法の手続きとは別に、町民96人は7月、1人当たり15万円の慰謝料を船会社に求め山口地裁岩国支部に提訴。「物の損害」が対象の制限手続きには精神的被害は含まれないと主張している。10月25日に第1回口頭弁論がある。いずれの裁判でも司法の判断に注目が集まる。
船会社は事故後、島に給水船を派遣したが、金銭面では町へ支援金を500万円送っただけ。賠償はあくまで制限法の枠内で対応する考えを県に伝えている。代理人弁護士は「法律にのっとり適切に対応している。考えは裁判所で明らかにする」としている。
こうした先の見えない状況にいらだちの声を上げる町民は少なくない。観光ミカン園を営む岸田正吉さん(87)は「事故で収入は激減した。全額でなくても生きている間にいくらかの補償はもらいたい」と諦めにも似た思いを吐露する。(余村泰樹)
<クリック>大島大橋への貨物船衝突事故 ドイツの船会社オルデンドルフ・キャリアーズが所有するマルタ船籍の貨物船(2万5431トン)が昨年10月22日未明、橋の中央付近に衝突。橋桁や水道管などを破損し、町全域の約9千世帯が約40日間断水した。橋の通行規制も長引き、観光業を中心に経済も大打撃を受けた。9カ月後の今年7月30日に橋と水道管の復旧工事がようやく完了した。
船乗りという仕事は
大地を離れて死と隣り合わせなので
(飛行機に似てるよね、パイロットだし、シップだし)
飛行機と船の意外な共通点!用語などの雑学知識まとめ - Latte
船会社というか船舶業界は
完全なミスなのに責任を取らないのはクズだなーと思った。
仮にそれが適法だとしても尊敬されない生き方だなーと思った。
この仕事を他人に紹介できない。
岩国基地の話。
岩国爆音、二審も賠償命令 広島高裁判決、増額7億3540万円
2019/10/26 中国新聞
米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地(岩国市)の騒音を巡り、周辺住民654人が損害賠償や米軍機の夜間・早朝の飛行差し止めなどを国に求めた訴訟の控訴審判決が25日、広島高裁であり、森一岳裁判長は過去の騒音被害に対する計約7億3540万円の損害賠償を国に命じた。一審山口地裁岩国支部判決が支払いを命じた約5億5800万円から増額した。
一方で、控訴審開始後に米軍厚木基地(神奈川県)から移転してきた空母艦載機の騒音被害による損害賠償や将来分の騒音被害に対する賠償請求、米軍機などの飛行差し止めの請求はいずれも退けた。
原告は、国の住宅防音工事の助成対象となる「うるささ指数(W値)」75以上の区域に住む。森裁判長は騒音を「違法な権利侵害」と認定。国が騒音軽減策として滑走路を約1キロ沖合に移した2010年5月以降も「看過できない被害を受けている」と認め、一部を除いて1人当たり月額4千~1万6千円の賠償を国に命じた一審判決をおおむね支持した。
賠償額は、一審判決では提訴の3年前の06年から結審した15年2月までで算定していたが、控訴審の間に違法状態が続いた期間が増えたとして増額した。
18年3月に移転を完了した艦載機については、原告側は控訴審で騒音発生回数やW値を示し「騒音被害が重篤化している」として原告全員に月1万~2万円の支払いを求めていたが、森裁判長は「基地に配備された米軍機の機数が大きく増加し、飛行回数も増加していると認められるが、騒音状況を証するに足りる資料は提出されていない」として原告の訴えを退けた。
輸送機オスプレイや艦載機などの米軍機の飛行差し止めの訴えに対しては、米軍機の運航には国の支配が及ばないとの「第三者行為論」を一審に続いて適用して退け、自衛隊機も「行政訴訟ではなく民事訴訟での請求は不適法」とした。
津田利明原告団長(73)=岩国市=は「飛行差し止めや騒音軽減、将来の賠償を命じる判決が出ず、非常に残念。とても受け入れられない」と話した。防衛省の中国四国防衛局の森田治男局長は「国の主張の一部について裁判所の理解が得られなかった。今後も周辺住民への騒音の影響に可能な限り配慮し、米国側にもそれを求める」とのコメントを出した。(松本輝)
【解説】騒音対策の不備、明確化
岩国基地の騒音の違法性が初めて司法の場で問われた岩国爆音訴訟の控訴審判決は、米軍機の飛行差し止めを退ける一方、一審に続き、違法状態にあると認め、賠償額を増額した。飛行差し止めの壁の高さをあらためて示した形だが、騒音対策の不備を明確にした点では意義がある。
全国各地の基地訴訟で騒音被害を認めて賠償金の支払いが確定したのは、第1、2次横田基地訴訟の最高裁判決(1993年)が初めて。以来26年間、確定判決分だけで500億円超の賠償が国に命じられてきた。住宅防音工事の助成金や自治体への交付金だけでは住民への責任は果たせていないと、司法が警告し続けてきたとも言える。
今回の広島高裁判決は、国が騒音対策として実施した滑走路の沖合移設について「騒音を一定程度、減少させたにとどまる」と断じ、移設後も違法状態が続いていると指摘した。控訴審の審議中に移転してきた空母艦載機の騒音被害については、原告による立証不足を理由に認定しなかったが、「米軍機の飛行回数も増加していると認められる」と言及した。
裁判の原因である騒音の問題が解決されない限り、裁判闘争が繰り返され、住民は疲弊しかねない。国は違法状態の解消に向けて米国と向き合い、本腰を入れて取り組むべきだ。(松本輝)
<クリック>岩国基地 岩国市中心部に近い臨海部にあり広さ約790ヘクタール。2010年5月、国が騒音対策として滑走路を約1キロ沖合に移設。12年に滑走路の軍民共用が始まり羽田便などが就航した。在日米軍再編計画に伴い、米軍が18年3月までに厚木基地から空母艦載機約60機を移し、駐留する米軍機は計約120機に倍増。極東最大級の航空基地となり輸送機オスプレイも離着陸で使う。海上自衛隊は約30機を配備している。
<クリック>うるささ指数(W値) 航空機の騒音が生活に与える影響を表す国際基準。飛行回数や時間帯を加味して計算する。W値75以上の区域が国の住宅防音工事の助成対象。岩国基地周辺では、岩国市と大竹市阿多田島の計約1万8700世帯が当てはまる。
引用しておいてアレなんだけど...
うるささ指数(W値)の範囲図も自社のサイトから持って来ればよかったのに。
[イワクニ 地域と米軍基地] 防音工事 対象を拡大 防衛局「うるささ」80以上に | ヒロシマ平和メディアセンター
岩国基地騒音訴訟 賠償命じるも飛行差し止め認めず 広島高裁 | NHKニュース
2019年10月25日 18時35分
山口県にある岩国基地の周辺住民がアメリカ軍の軍用機などの騒音被害を訴えた裁判で、2審の広島高等裁判所は、国に対して7億3000万円余りの賠償を命じました。一方、住民たちが求めていたアメリカ軍の軍用機と自衛隊機の飛行の差し止めについては1審に続いて認めませんでした。
(以下略)
岩国騒音訴訟、国の賠償を7億円超に増額 広島高裁:朝日新聞デジタル
高橋俊成 具志堅直、伊藤宏樹 2019年10月25日15時30分
岩国騒音訴訟、2審も国に賠償命令…広島高裁 : 国内 : ニュース : 読売新聞オンライン
2019/10/25 15:29
岩国騒音、二審も賠償命令 飛行差し止めは認めず 広島高裁、7億3千万円 - 産経ニュース
2019.10.25 15:49
県の端で自分の暮らしから遠く離れている多くの山口県民よりも
(岩国市も平成の大合併で巨大化したが、市の殆どは関係ない地域)
どちらかというと、騒音よりも落下物や墜落への危険性だろうが。
自民党信者以外にも
『国防は国の専権事項で地方が口を挟む話ではない』
と信じて疑わない病人は多い。
「言わせない」は、憲法の保障する表現の自由への冒涜という前に
(ん?最近どこかで聞いたフレーズだなーw)
国民全員で負担を分かち合うという部分で非日本人なのだろうな。
国は「言わせて心を折る」方法。
過去の騒音被害は賠償するが
未来は分からないので現状維持でうるさいまま放置。
沖縄も、厚木も、横田も。
まあ仕方ないと思うよ。
中国も、北朝鮮も、韓国も、ロシアも
この小さな国の小さな島を契機に、この国を奪おうとしているからね。
戦後、敵国に囲まれる政治を続けてきた過去の政権党や
それを肯定してきた政治屋に文句言うんだね。
(無職が政治を語ってやったぜ)
今年5月に岩国基地で爆音を聞いたが
時々、運転練習の折り返し先の由宇海岸でも
戦闘機のジェットエンジンの爆音は聞ける。
大野の海岸沿い(宮島対岸)でも聞こえる。
秘密の訓練コースの山間部では聞いたことないのは
在日米軍再編:艦載機移転 岩国米軍機、低空飛行 恐怖ミサイルと一緒 訓練ルート下、ラインで監視連携 - 毎日新聞
偶然の産物だろうな。
日本には5~6か所ぐらい海上空港 - Wikipediaがあるようなので
まずはそこで発着訓練をしてから、だろうな。
いや別に、陸上空港で訓練してもいいんだよ。
騒音軽減の名目で沖合移設したら
実は基地機能の強化のための拡張工事だったという
騒音被害は変わらない国営詐欺。
(軍人・軍属の犯罪件数は増えた?減った?調べよう)
沖合に出た分、陸側の土地は余るはずだが返還されないからね。
この事業で「返還する」とは一行も書いてないと思う。
基地拡大を目論む未必の故意。
裁判所も、さすがに運用停止は中国等を利するので言わなかったが
国は誠実に地元に向き合え、つまり、ちゃんとしろと言ってるんだよ。
(無職が政治を語ってやったぜ)
★