不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

岩国基地での陸上離着陸訓練(FCLP)は、鹿児島県の無人島・馬毛島へ。

周辺国からの脅威に対する負担は

全国で平等に背負いましょう。

 

平和を愛する()中国新聞の記事で知った。

テレビニュースでは見てない。

(自室に無いので食事時の一日1時間程度しか見てないけどね)

 

岩国のFCLP、鹿児島馬毛島に 中国新聞

2019/12/20

鹿児島県西之表市の馬毛島(2018年10月)

 米軍岩国基地(岩国市)の空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を巡り、防衛省20日、移転候補地の鹿児島県西之表市・馬毛島に恒久訓練施設を兼ねた「自衛隊馬毛島基地」を新設することを明らかにした。既に島の半分以上の土地を取得済みで2020年1月にも現地調査に入る。河野太郎防衛相は記者会見で「完成後は馬毛島以外ではFCLPはない」と述べ、岩国基地で訓練が行われることはないとの見通しを示した。

 米軍は現在、岩国基地から1400キロ離れた硫黄島(東京都)でFCLPを実施。悪天候などで困難な場合の予備施設として、岩国基地厚木基地(神奈川県)が指定されている。

 馬毛島種子島の南西約12キロにある約820ヘクタールの無人島。計画では、新基地には管制塔や格納庫、滑走路を建設し、100人規模の自衛官を配備する。米軍にはFCLPの実施時に限り利用を認め、新基地は原則、自衛隊が戦闘機の展開訓練や輸送機による物資投下訓練などに使うという。

 このほど島の土地の99%を所有する企業との売買契約が一定の合意に達し、同日までに「島の過半数を国有地化した」(防衛省地方協力局)という。年明けから測量やボーリング調査、生態把握に順次取り組む予定で、20年度予算案に関連の調査費として5億3500万円を計上した。着工時期は未定で、地元理解を得るため副大臣らが20日に現地説明に入った。

 FCLPはかつては艦載機の拠点だった厚木基地で行われていたが、騒音の深刻化で1991年以降は厚木から1200キロ離れた硫黄島で暫定的に実施されている。在日米軍の再編で拠点が岩国基地に移り、硫黄島までの距離がさらに遠のいたため日米両政府は11年、岩国から約400キロの馬毛島を新たな訓練地とすることで合意していた。(門脇正樹) 

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馬毛島買収、評価額の3倍超に疑問も 米艦載機の訓練移転用地|【西日本新聞ニュース】

2019/12/20 6:00

西日本新聞 総合面 塩入 雄一郎 湯之前 八州

 米軍艦載機の訓練移転候補地として、政府が進める鹿児島県・馬毛島西之表市)の買収に疑問の声が上がっている。地権者と再合意した買収金額約160億円は、政府が2016年度に算定した評価額の3倍超に。国の公害等調整委員会が「森林法への抵触」を認定した、地権者による独自工事の費用を上乗せしたためとみられる。なりふり構わぬ買収劇の背景には、安全保障に「応分の負担」を迫る米トランプ政権の圧力がある。

(以下略)  

政府、鹿児島県の馬毛島を160億円で買収 米軍艦載機訓練移転へ - 毎日新聞

毎日新聞2019年11月29日 22時49分(最終更新 11月29日 22時58分)

馬毛島=鹿児島県西之表市で2018年12月15日、本社ヘリから青木実撮影

 政府が米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として買収交渉を進める馬毛(まげ)島(鹿児島県西之表市)について、島の大半を所有する「タストン・エアポート社」(東京都)と防衛省が29日、正式契約に向けて合意した。買収額は以前、同社側と合意した約160億円で、細部の条件など詰めの協議をした上で正式に契約する。

 政府関係者らによると、防衛省と同社は今年1月、2018年度内の売買契約締結に向けた確認書を交わし、買収額約160億円で調整を進めていた。だが、社内対立を経て2月に再任した現社長が契約に慎重な姿勢を示したため交渉は停滞。5月には、同社側が交渉打ち切りを示唆することもあった。その後も協議を続け、今月に入って同社側の態度が軟化。金額以外で双方が提示する条件について協議を進めていた。

 騒音が伴うFCLPは東京都・硫黄島で実施しているが、艦載機部隊が駐留する米軍岩国基地山口県)から1400キロ離れているため、米側が代替施設を要求。日米両政府は11年に約400キロの距離にある馬毛島を候補地とすることで合意していた。【町田徳丈、田辺佑介】 

「馬毛島 米軍機訓練移転問題を考える」(時論公論) | 時論公論 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室

2019年02月15日 (金)

増田 剛 解説委員

鹿児島県の種子島の沖合いにある馬毛島(まげしま)。

日米両政府は、この島を、現在、硫黄島で行われているFCLP・在日アメリカ軍による空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地としており、今、防衛省は、移転に向けた現地調査を進めています。
その一方で、地元の市長や町長は、訓練に伴う騒音や安全性に加え、島の軍事基地化への懸念などから、慎重な姿勢を示していて、住民の間にも反対論が根強くあります。日米両政府による訓練移転計画の内容とその狙い、そして、地元の不安について考えます。

(以下略) 

 

馬毛島 - Wikipedia

無人島なのに「地元」ってあるんだね。

 

買ったお値段もすごいが

誰が誰に売ったのか、なぜ売ったのか、知りたい所。

 

右も左もアベガーでおなじみ現在第98代内閣総理大臣

安倍晋三首相のお膝元の山口県には

 (・・・お膝元と言っても実家があるだけで住んでないよね?)

東端に、アメリ海兵隊岩国基地海上自衛隊の岩国航空基地

県都に、陸上自衛隊の山口駐屯地

中部に、航空自衛隊防府北基地

西部に、海上自衛隊の下関基地隊

そして手薄の北部は、陸上自衛隊むつみ演習場に

あの「イージス・アショア」が配備される。

 

首相は西端の出身なので

東端県民の騒音被害に関心は無いと思っていた。

 

 

他の都道府県もそれなりに応分を負担をしているが

基地|防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

海上自衛隊の勤務地一覧|海上自衛隊 〔JMSDF〕 オフィシャルサイト

陸上自衛隊:駐屯地・組織

自衛隊の演習場マップ | 地図蔵(この作図は素晴らしい)

航空戦力の騒音被害(特に夜間)が深刻なのは

厚木基地・成田空港を例に出すまでもなく、自明。

 

FCLP=陸上空母離着陸訓練 - Wikipedia

 

大阪には面積の狭さもあり航空戦力が無く

八尾空港陸自の八尾駐屯地がある)

伊丹空港は深刻な航空騒音問題の貴重な実例だった。

 

今回の移転に反対する人は、辺野古で闘争を繰り広げる

ちょっとアレな人なんだろうね~と思った。

 

 

厚木基地は結局、行くことは無かった。

(横田も入間も百里も行けなかった)

首都圏の人間は、騒音被害を地方に押し付けて

静かな夜となったのかしら?

 (周辺住民が岩国に行けと決めた訳ではない)