不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

時限爆弾を解除し続けた藤井棋聖を見続けたABEMA「SHOGI AI」の話。

たまたま爆破予告の事件と同じ日の記事

 

「藤井棋聖は時限爆弾を解除し続けた…」将棋中継をドラマチックにする「SHOGI AI」の“人間味” 開発責任者が明かす秘話 | ABEMA TIMES

2020.08.04 20:10

 藤井棋聖の大活躍でネットの将棋中継も人気が高まる中、「観る将」の間で注目されているのが、ABEMA将棋チャンネルの「SHOGI AI」だ。対局者のどちらがどれだけ有利かを「勝率」というパーセンテージで示す方式で、わかりやすいと評判の一方、予想外の手が指されると数値が揺れ動き、コメント欄に「AI、迷ってる」「がんばれAI」などと書き込まれることも。だが、こうしたAIらしからぬ動きの裏側に「AIに“人間味”を加える」という開発側の意図が潜んでいるというのはご存じだろうか。

 他の将棋AIとはひと味もふた味も違う、独自のシステムを作り上げたABEMAの中心人物にインタビュー。「SHOGI AI」があることで中継が大いに盛り上がったという藤井棋聖の熱戦を振り返るとともに、開発までの苦労や思わぬ“事件”など裏側を語ってもらった。

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(以下略。見出しのみ)

■時限爆弾を解除し続けた藤井棋聖の「AI超え」

■SHOGI AIの秘密 3つのAIの「合議制」と“人間味”

■藤井棋聖はSHOGI AIを2度壊した!?

■藤井棋聖の「3一銀」がSHOGI AIを進化させた

ABEMA将棋chでは有名な名物スタッフ・藤崎さん。

どことなく、北の大地にあるテレビ局のヒゲディレクターや

南麻布にあるテレビ番組制作会社の代表に、雰囲気が似ている。

 

合議制のコンピューターといえば「MAGIシステム - Google 検索

「SHOGI AI」の数字が揺れるのは、計算を重ねている結果なのは

画面を見れば分かるが、確かに人間臭い一面に見える。

 

その「合議制」の話の中で

 藤崎氏がこだわっているのは無味乾燥なAIの判断の中に少しでも“人間味”を加えることだ。実は形勢判断の数字も、1局の中で微妙に調整を行っているという。

  「AIは疲れを知らないし時間も関係ないじゃないですか。でも人間はすごく疲れるし残り時間によって焦りも出てきます。そういう人間ならではの要素を考えて終盤になるにつれパーセンテージを調整したりしています」「最強のAIを作るのが目的ではなく、誰にでもわかりやすいものを目指しています。“人間味”を加えることでパーセンテージも揺れ動き、ハラハラドキドキの要素が増していると思いますね」 

は知らなかった。

 

「調整」とは

エンターテインメント・演出として「人が手を加えている」のか

ソフトウェア上の計算機能として「荷重をかけるプログラム」なのか

分からなかった・・・。

  

機械は疲れないといっても、対局者である人間は二人とも疲れる。

棋士とB棋士が計算上は「70:30」でも

棋士が実力者で指し手に勢いがあるなら

画面に出す直前にテンキーを手で叩いて「80:20」にするのかな?

 

私は、盤面を読んでもチンプンカンプンなので

どっちでもいいのだけど(笑)

 

先の名人戦叡王戦、翌日8/5の王位戦のように

終盤や1分将棋などで目まぐるしく勝勢が入れ替わるのを見ると

実力が拮抗した棋士うしの「均衡が崩れる」瞬間が分かり易い。

 

俗に「心電図」と言われている形勢判断の折れ線グラフも

ジェットコースターのように上下動していると、次の一手が俄然注目を浴びる。

(私は「へぇー」しか言えないけどw)

1分将棋では、解説の棋士も追い付かないので、いつも冷静な棋士

特に「ダブル解説」などで2人してハッスルするのを見るのが楽しい。

 

 

ABEMA以外、将棋中継の老舗・ニコ生でもそうだけど

玄人見る将の人はコメント欄で

「数字に一喜一憂するな」「自分で読め」「解説が見るな」と助言している。

記事中にもあるように、プロ棋士とAIの思考の差を聞くのが面白いし

(ここで棋士を馬鹿にする人はNG・ブロックする)

素人見る将として「分かり易く」の恩恵を受けている身としては

素直に有り難い。