いつも言ってる「道路は戦場」「運転は戦争」「危険からは逃げるが勝ち」
その逃げ切れない危険な暴走行為すら許される三重県・東海地方のお話。
時速146キロの暴走車が奪った命…高裁は危険運転罪を適用せず 婚約者「そんな法律ならいらない」(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース
2/13(土) 7:00配信
2018年、三重県津市で車を時速140km以上で走らせ、5人を死傷させたとされる被告の控訴審が12日にありました。名古屋高裁は懲役7年の1審判決を支持し、危険運転致死傷罪は適用されませんでした。判決の前、遺族が取材に応じてくれました。やぶれた黒いバッグと血がついたままの靴。
三重県津市で起きた交通事故で死亡した大西朗さんが当時、身に着けていたものです。
2018年12月、津市の国道で、時速約146kmで走る乗用車がタクシーと衝突し、乗客の大西朗さん(当時31歳)ら4人が死亡、1人が重傷を負いました。
この事故で、危険運転致死傷の罪に問われているのは、末広雅洋被告(58)です。
一審の津地裁では、危険運転致死傷の罪の成立は認められず、「過失運転致死傷罪」で、懲役7年の判決が言い渡され、検察側と弁護側、双方が控訴していました。
事故から2年も…「気持ち的には全然変わってない」 遺族の胸の内
(写真)
大西朗さんの父 正晃さんと母 まゆみさん
12日の控訴審判決を前に、遺族が取材に応じました。
「まあ、事故から2年っていうけどもさ、そのまま2年間っていうよりさ、毎日毎日私ら朝と夜、朗君に挨拶してるもんで、別に事故当時とは気持ち的には全然変わってないな」(大西朗さんの父 正晃さん)
「星が出ていると眺めて思いますね、朗のことを。月を見ても思うし、でも必ず朗は“大丈夫”って励ましてくれていると思います」(母 まゆみさん)
遺影は婚約者のおにぎりを食べたときの笑顔 母「この顔を見ると救われる」
(写真)
歯にノリをつけた笑顔(大西朗さんの遺影)
大西朗さんの遺影は、歯にノリをつけた笑顔。
婚約者の手作りのおにぎりを食べた時に見せたものだといいます。
「もうこの笑顔は彼女にしか見せない笑顔ですね。私たちもこんな笑顔は見たことないっていうような笑顔なんですけど、この顔を見るとこっちが救われるというか、ありがたいですよね」(母 まゆみさん)
遺族が、改めて司法に求めるのは「危険運転致死傷罪」の適用で、末広被告に対しては、最低でも懲役15年の判決を望むといいます。
「末広被告に求めることっていうのは、求めても意味がないって考えていたんですけど、自分がしたことをきっちりとそういうことに向き合って、やっぱり償う気持ちっていうのを持ち続けてほしいと思います」(母 まゆみさん)
危険運転致死傷罪、適用されず 婚約者「適応が難しい法律ならいらない」
(写真)
会見で胸の内を語った遺族たち
午後3時、迎えた控訴審判決。
名古屋高裁は、双方の控訴を棄却し、懲役7年の1審の判決を支持。
「車の性能や道路の状況などを踏まえても、被告の運転が、進行の制御が困難な高速度に該当するとは言い難い」などとして、危険運転致死傷罪は適用されませんでした。
「きょうは必ず危険運転致死傷で懲役15年以上の判決をいただけると思って、確信して裁判に行こうと婚約者と話していました。最後は立ち上がれない状態でした。このままでは絶対に終わりたくないと思います」(母 まゆみさん)
大西さんの両親と一緒に判決をきいた婚約者は、次のように話しました。
「どうみても危険な運転にしか見えないのに、危険運転じゃないといわれて、そんなに適応するのが難しい法律であれば正直いらないと思いました」(大西朗さんの婚約者 牛場里奈さん)
遺族は、上告の意志を示し、今後、検察と協議するということです。
(2月12日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
「応じてくれました」という姿勢、気付いていないだけかもしれないが
初めて見た。
メ~テレは自社サイト内に置いてない理由が知りたい。
CBCは検索窓が無いのかな。
CBCテレビ[JOGX-DTV] | CBC公式ホームページ
146キロ運転で4人死亡事故裁判…二審も「危険運転」認めず 名古屋高裁(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース
2/12(金) 16:50配信
遺族の思いは認められませんでした。三重県津市でスピード違反の車が起こした4人死亡の事故。二審も、危険運転ではなかったと判断しました。津市の元会社社長・末広雅洋被告(58)は、2018年12月、津市の国道で乗用車を時速146キロで運転し、タクシーに衝突。
乗客や運転手合わせて4人を死亡させた、「危険運転致死傷」の罪に問われています。
一審の津地方裁判所は、事故が「危険運転」ではなく「過失運転」によるものだとして、過失運転致死傷の懲役7年の判決を言い渡し、検察と被告の双方が控訴していました。
12日、名古屋高裁で開かれた控訴審判決で、堀内満裁判長は、「道路状況は事前予測が困難だった」「末広被告の車は思う通りの動きをしている」などとして、「危険運転」を認めなかった一審判決を支持し、控訴を棄却しました。
CBCはなぜ重傷を負った一人を無視するのかな。
02月12日 19時46分
津市の国道で時速約146キロで車を運転して4人を死亡、1人に大けがをさせる事故を起こし危険運転致死傷の罪に問われた元会社役員の男に、名古屋高等裁判所は「被告の運転は法律に定める危険な運転にはあたらない」として検察の控訴を退け、1審に続いて過失運転の罪を適用し懲役7年を言い渡しました。津市の元会社役員、末廣雅洋被告(58)は平成30年12月、津市内の国道で時速約146キロで車を運転して道路を横断中のタクシーに衝突し、運転手と乗客のあわせて4人を死亡、1人に大けがをさせたとして危険運転致死傷などの罪に問われました。
1審の津地方裁判所は危険運転の罪の要件である「制御が難しいスピードの運転だった」と認めたものの「被告が危険性を具体的に思い描いていたとは言えない」として罪がより軽い過失運転致死傷の罪で懲役7年を言い渡し、検察と弁護側がそれぞれ控訴しました。
12日の判決で名古屋高等裁判所の堀内満裁判長は「1審の判決ではほかの車の状況も踏まえ時速146キロで通過するのは極めて困難だったとしたが、ほかの車の動きは流動的、予測は困難でこうした車の状況を判断要素に含めるのはそぐわないと言うべきだ。検察も被告が車を制御できなかったことを証明できていない」などと述べ、危険な運転だったとした1審の判断を批判しました。
そのうえで「時速140キロを超える運転は常識的にみて『危険な運転』だが、これだけでは危険運転致死傷罪の法律の要件を満たしておらず、危険な運転にはあたらない」などとして、検察の控訴を退け、1審に続いて過失運転致死傷の罪を適用し懲役7年を言い渡しました。
私より何百倍何千倍も賢い裁判官たちの判断なので
法律的には正しいのだろうが
最高裁以外の地裁や高裁の裁判官も、国民審査にかけた方がいい。
東海地方に限らず
緩い法律を作ってやりました感の政治家や
緩い法律を運用してやってます感の警察行政や
速度が出ること自体を無視して容疑者叩きで満足するマスコミなど
自動車犯罪に対して甘いのは、色々あるのだろう。
愛知県など東海地方の企業からもスカウトがあってお話が進んだが
残念ながら縁がなかったのは、実は幸いだったのかも。
自分が運転していて一人で勝手に自損事故・単独事故で死ぬのは構わないが
地域文化に殺されるのは勘弁。
ということで検索。
2020年交通事故死者数は過去最少。最多は53年ぶりに東京都。 | くるくら
2021年01月05日 16:00 掲載
元データ
道路の交通に関する統計 交通事故死者数について 年次 2020年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
「3 都道府県別交通事故死者数」
単純な死者数では
愛知県はワースト2位(154人)、三重県はワースト12位(73人)だが
「人口10万人当たり死者数」では逆に
愛知県はワースト36位(2.04人)、三重県はワースト4位(4.10人)となる。
人口が多い方が薄まるというか、田舎ほど移動手段が頼りなくて車社会。
生きるために車に頼る必要がある。
生活の手段を守るために、逸脱の激しい者に対しては
司法は厳しい懲罰を加えていいと思うけどなあ。
「危険な運転」でも危険運転適用せず…時速146kmの車突っ込み5人死傷 婚約者「そんな法律いらない」(東海テレビ) - Yahoo!ニュース
2/12(金) 17:38配信
中国5県と隣接県の「人口10万人当たり死者数」ワースト順位
01位・香川県(6.17人)・・・
37位・兵庫県(2.01人)少なっ!
14位・岡山県(3.28人)大都会なのに高杉・香川県と結ばれているから?
18位・鳥取県(3.06人)兵庫・岡山の影響かな
25位・島根県(2.67人)半分以下
29位・広島県(2.53人)
09位・愛媛県(3.58人)・・・
16位・山口県(3.09人)高い
42位・福岡県(1.78人)意外と低いなあ
四国、高いなあ。
参考:高知県は3位(4.87人)、徳島県は23位(2.75人)
JR四国線は高松・松山など都市部近郊区間のみ盛んと聞くので(要出典)
常用できる移動手段が車しかないというのもあろうが。
私の愛車()軽自動車でメーターいっぱいの140キロ出したら
空中分解するだろうな。
今でも標識速度の100キロで走っているとギシギシ鳴るし(笑)
揺れるのが怖いので速度は出せない。
SUVやミニバンなど態度車格の大きな車の方が
ぶつけた時も、ぶつけられた時のことを考えても、安心だよね。
★