尼崎JR脱線「風化させない」 事故16年を前にメモリアルウオーク|阪神|神戸新聞NEXT
2021/4/14 05:30神戸新聞NEXT
尼崎JR脱線事故から25日で16年になるのを前に、事故現場の周辺を歩く「メモリアルウオーク」が兵庫県尼崎市内であった。12回目の今年、初めてJR福知山線沿線をルートにした。参加した事故の負傷者ら10人は「年月がどれだけ過ぎても、事故を風化させない」と誓い、約2・5キロを歩いた。
負傷者や家族らでつくる「空色の会 JR福知山線事故・負傷者と家族等の会」が主催した。
11日午後1時すぎ、尼崎市のJR塚口駅近くにある公園を出発。参加者は白いカーネーションを持って線路沿いを進み、現場に整備された慰霊施設「祈りの杜」に立ち寄って献花した。その後、住民が風化防止を願いダイコンの花で「命」の文字をかたどった畑へ移動。高齢のため今年で最後といい、参加者は畑の様子を写真に撮影するなどして住民の思いを心に刻んだ。
3両目で重傷を負った女性(51)は「事故は決して忘れられてはいけない。安心安全の大切さを伝えたいという思いで歩きました」と話した。(斎藤雅志)
事故現場に整備された慰霊施設「祈りの杜」に向かう参加者=11日、尼崎市久々知3「命」のダイコン畑の横を歩く参加者=11日、尼崎市久々知3
尼崎市 脱線事故でけがをした人たちが事故現場沿線を歩く催し|NHK 関西のニュース
04月11日 17時24分
107人が死亡したJR福知山線の脱線事故から今月25日で16年になるのを前に、事故でけがをした人などが事故を風化させないために現場周辺の沿線を歩く催しが2年ぶりに行われました。
この催しは、事故でけがをした人や家族などが事故を風化させないために、毎年行っているもので、兵庫県尼崎市の現場沿線のおよそ2キロの道のりを歩きます。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止され、2年ぶりの開催となったことしも一般の人への参加の呼びかけは見合わせ、関係者10人で行われました。
参加した人たちはJR塚口駅近くの公園を出発し、線路沿いを歩いたあと、白いカーネーションの花を手に持って事故現場に設置された追悼施設「祈りの杜」を訪れ、犠牲者を悼みました。
3両目に乗っていて腰の骨を折る大けがをした増田和代さん(51)は「みんなと歩けてよかった。この催しを通して被害者がこれからも安全を訴えていく使命を感じた」と話していました。
また事故で次女が大けがをした三井ハルコさん(65)は「コロナ禍で中止も考えたが、例年と違う形でも開催できてよかった。事故は遠くなりつつあり、忘れないためにも続けていきたい」と話していました。
神戸新聞は主催者を明記しているのは地元紙ならではかな。
配信は3日後だけど。
皆様のNHKは当日。
今は、屋根のかかっているが、当時はまだ仮設の祭壇だったかな。
友人の取引先の方が被害に遭ったのでその同道で献花に訪れた。
今その子は妻となりママとなっているが
帰り道でお茶した時「今生かされていること」を呟いていたのは
明朗快活なキャラに似合わず神妙だったので(当たり前だけどね)
特に印象的な出来事だったと思い出した。
関西人なら、というか、関西在住なら
毎年4/25に向けて報道があるので忘れることは無いと思う。
関西なら、信楽高原鉄道の正面衝突事故や
広島なら、アストラムラインの工事中の橋げた落下事故など
言われたら・名前を聞いたら思い出すよね。
とはいえ、日本の鉄道事故 (2000年以降) - Wikipediaでも忘れている事故は多い。
死傷者(乗務員も含む)に対する民事上の損害賠償は進んでいるのだろうか。
個人情報過保護を理由に補償の話は秘匿しているJR西日本の企業姿勢は疑問だけど
私が心配しても何も解決しない話。
合掌。
人間は忘れることで均衡を保っている、のような言葉を何かで見聞きしたが
【やる気シリーズ】人間は忘れる生き物である | 『資格の大原』ブログ 社労士
これは耳が痛い・・・。
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