一難去ってまた一難
一男去ったら次は二男
サカスタ建設、景観維持に努める方針 広島市、本川護岸巡り回答 | 中国新聞デジタル
2021/9/16 22:50
広島市が中央公園広場(中区)で進めるサッカースタジアム建設計画で市と建設業者は16日、建設地西側の本川護岸、通称「基町ポップラ通り」からの景観に配慮するよう求めた市民団体に対し、護岸をできる限り維持して景観を壊さないよう努める方針を示した。
この日、建設業者の大成建設(東京)と、周辺の「広場エリア」を整備するNTT都市開発(同)、市の担当者が、護岸にポプラを植えて憩いの場としている市民団体「ポップラ・ペアレンツ・クラブ」の代表たちと非公開で会談した。市などによると、護岸には建物を設けず、桜並木は大半を残すと説明した。
「景観を圧迫する」との懸念が寄せられていたスタジアムの高さについては、同規模のスタジアムと比べて低く抑えると強調。護岸側に開放部を設け、圧迫しないデザインとする構想を示した。設計中のため、具体的な高さなどには言及しなかったという。
同クラブは4月、市に要望書を提出。スタジアムを可能な限り低くする▽圧迫感のないデザインとする▽樹木伐採は最低限にとどめる―など8点を求めた。隆杉純子代表幹事(61)は「高さなどが分からず、景観への影響ははっきりしていない。今後も具体的な内容を丁寧に説明してほしい」と話した。(新山創)
また工事関係者に危害が加わりそうな事案が増えた。
この市民団体がどういう性格の集団か、残念ながら存じ上げないが
これまでの経験から
執拗に「説明しろ」という人は
1万字の報告書を作成し、1万回の説明をしても、なお「説明しろ」という人なので
適切な意見は拝聴し、不適切な意見は斬り捨てる、取捨選択が必要。
中央公園広場エリア等整備・管理運営事業に係る公募の審査結果について - 広島市公式ホームページ
更新日:2021年8月31日更新
この「提案イメージ図」の4枚目で、護岸沿いの、現在はモリモリしている部分に
建物が建っていることに、市民団体様は激怒したのかな?
川に面した収益施設を検討しているようだが
市民団体様の要求を受け入れて、収支・採算面では大丈夫なのかな?
「口を出すなら金も出せ」の原則に従い、損失分は市民団体様が負担するのかな?
中国新聞のピンク色の部分は河川敷(高水敷)で「通り」じゃないよね。
あの外周の道路は何度か通過したが(止められなかった)
都心部の貴重な緑には感じた。
あそこ「本川護岸」と言うのか。
都市計画・都市景観を仕事にしていたので「川の街・広島」を彩る
美しい河川景観を作り出している地域というのは、昔から認知している。
(「広島アリーナ」があった頃から、あの辺りを歩くのが好きだった)
(なぜ建築系に進学しなかったのだろうね)
(それはオレがバカで算数と物理ができなかったからさ)
でも、なかなか行く機会がなかったんだよね。
太田川基町護岸(おおたがわもとまちごがん)は、広島県広島市を流れる一級河川太田川水系旧太田川(通称:本川)で、昭和58年(1983年)実施された太田川環境護岸整備で作成された親水護岸[1]。
中区基町広島市中央公園の西側に隣接する。玉石を使用し法面をやわらかな曲線で構成された護岸と、内地にむかってゆるやかな勾配の芝生広場を形成[2]。河川改修工事において環境に配慮した日本での先駆的な事例として[3]しばしば紹介される[4][5][6][7]。平成15年に土木学会デザイン賞2003特別賞を受賞[1][2]。堤防道路は「基町POP'La通り(基町ポップラ通り)」の愛称で親しまれている。
雑誌『新都市』だったかな、広島の河川景観を特集した本があったはず。
前職で蔵書の在庫整理をする時に、リサイクルに出せず焼却ゴミになる所を
もらってきたはず。どこにしまったかな?
「通り」のスタジアム側のモリモリした森は、河川区域じゃないよね?
ポプラ並木ポップラ通りの列植は「堤防敷」(川裏)なのかな。
河川の管理(環境護岸)・公園の管理(今回の事業区域)という所掌範囲は関係なく
「森を切るのは俺が気に入らないので言うこと聞け」というだけの話かな。
NHKが後追いで記事を作っていると思ったが、無い。民放も無い。
市民団体様は(非公開だけど)公式に意見を表明する機会を得た折角の機会なので
もっとマスコミに声をかけたらいいのに。
サカスタ至近の「空蛸橋×空鞘橋○」の芝生ではないが
原爆ドーム至近の「相生橋」北側の芝生でのレクリエーションの様子は見た。
2019年の春。
どんちゃん騒ぎしているグループが複数いた。
あのバカ騒ぎはいいのか?
木を切られなければ、特に芝生が焼かれようが興味は無いかな。
「景観を圧迫する」も、雰囲気・お気持ちなんだよね。
川辺という開放空間で、何言ってるの?というのが、私のお気持ち。
原爆ドームの後背地の高さ制限で用いた「視野角」などあるように
この「視野角」の議論も眉唾物だったが、一応、景観の権威の先生が定義したので
私のようなズブのド素人が何かを問えるものでもないけどさ。
何をもって「圧迫」とするか、科学的・数値的な定義があるのだろう。
その審議会での議論でも「視点場」の位置にモヤモヤしたが
広島市景観審議会(都市デザイン) - 広島市公式ホームページ
「原爆ドーム及び平和記念公園周辺の眺望景観における南北軸線上の眺望景観の目指すべき姿を実現するための具体的方策について」の策定について - 広島市公式ホームページ
更新日:2020年9月23日更新
原爆ドームの高さ制限の条例化の顛末の時も思ったが
「視点場」どこにするかで「見え方」は変わる。
ドームの右背後に見える「おりづるタワー」を絶妙に回避した「視野角」と
「平和記念資料館本館下」を「視点場」としたことには納得できてない。
おりづるタワーは、ふつうに目に入って目障りだったので除却して欲しいし
高木で視界から消すという作為が、異常だと思っている、私のお気持ち。
ストリートビューで見て、そこまで気にならないけど
話題になっていた頃に、再就職活動のついでに現地・平和公園まで見に行って
なんでやねんと思った。
ドームも景観も私の権利の届く範囲のものではないので、別にいいけどさ。
設計が固まったら、現況の写真と3DCG等のモデリングを画面で合成して
フォトモンタージュという作業をしたものを公表するのかな。
昔は、現地の写真をスキャンして、Photoshopで不要な線を消して
イラストレーターに取り込んで、JW_CADなどのワイヤーフレームの線を合成して
簡易的に着色してそれらしく見せてと、アナログなことしてた。
今のソフトは驚異的なので、お金さえかければ短時間で凄いものが作れる。
中央公園は「景観計画」で「⑥ 広島城・中央公園地区」と規定されていて
広島市景観計画(平成26年7月4日告示) - 広島市公式ホームページ
更新日:2020年3月18日更新
その「⑥ 広島城・中央公園地区」は、景観法に基づく届出制度の中で
景観シミュレーションが義務付けられているね。
更新日:2021年4月1日更新
マンセルカラーによる色彩の範囲や形態意匠等の基準があり
市当局と協議することが義務付けられている。
あくまでも「提案イメージ図」と言いつつ、割りと作り込まれたデザインは
同じ「市の名前」で公表されているし、そんな無茶なデザインにはならないだろう。
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