被服支廠「観光や文化利用は」 広島市中区、市民ら活用策考える | 中国新聞デジタル
2021/12/26 20:57
(写真)
被服支廠の活用策を提案する土屋さん(右)と高垣さん
広島市南区にある最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」の活用策を考える会合が26日、中区の原爆資料館であった。大学生や市民団体の代表たち計3人が活用策を提案し、市民約50人が聞いた。
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被服支廠 「観光や文化利用は」 中区 市民ら活用策考える | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
21年12月27日
広島市南区にある最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」の活用策を考える会合が26日、中区の原爆資料館であった。大学生や市民団体の代表たち計3人が活用策を提案し、市民約50人が聞いた。
崇徳高(西区)の新聞部で被服支廠を取材した早稲田大1年高垣慶太さん(19)=東京=は「生存する被爆者がいなくなった後も、広島の被爆や戦争の歴史を伝え続けてくれる施設」と強調。全4棟のうち1棟をそのまま保存し、残る3棟はコンサートや会議用のホールのほか、非政府組織(NGO)が事務所を構えたり、観光客が訪れたりできる施設にする案を示した。
市民団体「広島文学資料保全の会」の土屋時子代表(73)=中区=は、戦争博物館や文学館、美術館としての活用案に加え、国連の事務所の誘致案も提示した。ビデオメッセージで神戸の大学院生も案を寄せた。
会合は、全4棟の保存を訴える市民団体「旧被服支廠の保全を願う懇談会」が、10月に続いて開いた。県は5月、所有する被服支廠3棟を耐震化する方針を決定。残る1棟を所有する国も、強度を調べて安全対策を取る方針でいる。(小林可奈)
(2021年12月27日朝刊掲載)
大学生などが参加 「旧陸軍被服支廠」活用策を考えるイベント | 広島ニュースTSS | TSSテレビ新広島
12/28(火) 12:00 掲載
広島市にある被爆建物「旧陸軍被服支廠」の
活用策を考えるイベントが26日開催されました。「みんなで考えよう!旧陸軍被服支廠倉庫の利活用」
と題されたイベントには「被服支廠」の保存や
活用について関心のある市民およそ50人が参加しました。高校時代、崇徳高校の新聞部に所属し、
取材にあたってきた高垣慶太さんも参加。被服支廠を平和文化の拠点にするため
軍縮に向けた国際会議や平和のコンサートなどができる
ホールを作るべきだと意見を述べました。このほか参加した人たちからは
観光案内所や平和学習スペースを備えた
宿泊施設として利用する案も示されました。被服支廠をめぐって県は有識者による会議で活用策をまとめるほか、
様々な意見を取り入れるために県民のアイデアを募る
ワークショップも開催する予定です。【セミナーを主催「被服支廠の保全を願う懇談会」多賀俊介さん】
「県が今考えているワークショップの中にできるだけ入って
加われなければアピールをして、私たちの取り組みを
(利活用に)いかしてもらうよう訴え続けていきたい」
国が所有する4号棟は、空地を挟んで民地(民家)となっているが
県が所有する1~3号棟は、一般の住戸とは道路を挟んでいるので
「隣接する権利者」は概ね居ない。
また、権利が及ばないので、近隣の住民が
保存「する/しない」に口出しする権利も無い。
が
「不特定多数の出入りを伴う活用策」については
「一言は」言う権利はあると思う。
持ち主も独自に考えている様子。
【参加メンバー募集】旧広島陸軍被服支廠の活用を考えるワークショップを開催します! | 広島県
掲載日2021年11月19日
【開催時期】 令和3年12月ごろ~令和4年12月ごろ
【開催回数】 5回程度
(敷地は高校を含んでいるのか。大丈夫ですか?)
利用者の出入りを全部、中庭側に限定して車両の増加を避けたとしても
街に関係ない多くの少なくない人間は、外周となる道路は歩くだろう。
2階に何が置かれるか分からないが、何等かの利用者から
生活を覗き込まれるかもしれない不快感・不愉快さはあるだろう。
(さすがにスリガラスやルーバー状の目隠しぐらい付けるだろうが)
永久保存工事が終われば、私のような余所者も見に行くだろう。
前回と対比したい。
コロナまでギリギリのタイミングだったのか。
まだ「案」以下の状態だし、本当に永久保存の工事ができるかもあるが
周辺の住民が置いてけぼり感を抱いていないか心配。
それこそ「丁寧な説明」で
(モリカケサクラなど政治や行政の言い逃れの代名詞となった嫌な言葉)
周辺住民が、納得しなくても理解を得られる程度の合意形成を図って
保存して使えるようになるといいね。
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