「防風林の役割」伐採に反対の声 大竹市の晴海臨海公園 | 中国新聞デジタル
2022/2/25 21:36
カイヅカイブキが伐採され、公園内から見えるようになった近隣の民家(奥)。残る木(奥右)は22年度以降に伐採する見通し(画像の一部を修整しています)
広島県大竹市は、海沿いにある晴海臨海公園(同市晴海)で、民家に面して植わっている常緑樹カイヅカイブキの伐採に着手した。長年のなじみがあり、近隣住民の一部から「防風林の役割を果たしている。潮風や砂ぼこりが舞い込まないか」と伐採計画の中止や見直しを求める声が上がっている。
(ここまで 135文字/記事全文 771文字)
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これは「一部」でも取り上げていい記事・話題かなと思った。
防風林の機能が既得権益というものではなく、成木の伐採という点で。
(埋立地の植樹を成木と言い切っていいのか分からないが)
行ってる。
さすがに民地側はジロジロ見ていない。
2021年7月撮影・北向き
この段階では、まだ伐採が進んでいない。
1979~83年撮影
2008年撮影
右下側(南東)の白い土が剥き出しの所が当該の公園。
(今は野球場などが整備されているので造成途中かな)
その左側(西側)に記事の道路と樹林を挟んで住宅地がある。
撮影間隔が開いているが、住宅地の埋め立てと、沖側の埋め立ては同時期なのかな。
住宅地を先に埋めて、一段階を挟んで、更に沖合いを埋めたような感じもするが
ストリートビューを見る限りは、護岸に当たる構造物が無いので
(大竹市役所の沖側は「輪中」のような堤防があって、更に沖側に住宅地がある)
(旧ナタリーの広電とナタリー埋立地との間も隙間があるGoogle マップ)
(佐伯区吉見園周辺も沖側の堤防ぐらいに地盤を上げているGoogle マップ)
(みずとりの浜公園 の検索結果 - ★不惑で上京)行ってる。
同時期なのだろうな。
都市計画部署(県の港湾部署かな?)に行くと埋め立ての歴史が分かるけど。
大竹市検索
整備概要
令和3年度より、晴海臨海公園第三期整備を行っております。
第三期整備では晴海臨海公園の西側部分の駐車場、道路、園路、排水設備等を整備していく予定としております。
第三期整備完成後イメージ図
歩道(工事の内容としては園路)を設置するスペースを生み出すために
「防風林」を伐採する必要があるのか。
なるほどね。
代替品の桜並木を新設して、植樹帯も広いようで、目隠しとするのかな。
一般的には、仮囲いを設置して、工事現場からの音や砂埃などを遮蔽すると思うが
この現場では、設置しないで工事しているんだね。
労働安全衛生の関係で義務付けられている訳ではないのかな。知らなかった。
フェンス状の何かを設置すれば、公園側からの目隠しともなるが
イメージ図を見る限りは、そういう配慮はなさげ。
フェンスの部材の隙間を風がすり抜ける時に音が出るので
避けている現場もあるという話は、前の仕事で聞いたような記憶がある。
自然の風を防ぐのが行政の仕事かと問われると
少なくとも、このシチュエーションではYesでは無いのだろうから
(北海道などでの防雪柵とは意味が異なる)
防雪柵の仕組み - 製品案内 - 防雪柵・防風柵の理研興業株式会社 - 優れた製品は、確かな技術と実績から。
この工事自体は仕方ないのかな。
目隠しの配慮の無さと、折角の成長した樹木がもったいなくて
なんだかなーと思ったので思い出した。
余談。
コロナ禍で見直されいるアウトドア趣味だが
公園北西角に新設された「デイキャンプ場」いつから稼働するのだろうね。
(令和4年2月21日更新)
してた。
★