割引より便利さ重視 パスピー廃止後の支払い【こちら編集局です】 | 中国新聞デジタル
2022/3/16 22:45
広島県内の交通機関で使えるICカードPASPY(パスピー)の廃止後、利用者はどんな運賃支払い方法を望むのか。編集局が読者アンケートを実施したところ、6割がJRのICカード(ICOCAやSuica)と回答した。広島電鉄(広島市中区)の新システムを望む意見は2割未満だった。運賃の割引よりも「全国で使えて1枚で済む」利便性を重視する人が多かった。
(ここまで 172文字/記事全文 1246文字)
会員限定の記事です
紙面見出し
JRのICカード6割
新システム2割未満
QRコード賛否
「ひも付け」敬遠
クレカ紐付けは、高度な個人情報を差し出す得体の知れない気持ち悪さは当然として
(上記の中国新聞の記事にも、下記のりものニュースにも言及がある)
クレカ無し=乗れない、なので
事後決済の便利性・お得感を謳いつつ「顧客を選り好み」して失敗した
(定期収入のあった元弊社のバイトさんは審査に落ちた)
(元弊社の社会的・信販会社的な信用が無いのかもしれない)
「PiTaPa・ポストペイ方式」の普及低迷に似てるかも。
広電は、クレカの他に、銀行口座引き落とし方式も選択肢を用意するようだが
「なんで?」という疑問はあるよね。
改札機を通過した時に一定金額以下だと自動的にチャージするために
銀行口座(クレカ)と紐づけているので、今更、何をかいわんやだけど
慣れですね。
スマートICOCAの「クレジットチャージ」はクレカ(J-WESTカード)経由だが
券売機を介さないとチャージできない、とても中途半端な機能。
自動改札機にチャージ機能を追加するのも、目玉が飛び出る金額が必要なのだろう。
サイバネ規格って、巨大都市東京・首都圏でのみ賄える贅沢なシステムかもね。
ANAカードやエクスプレス予約(EX予約・EX-IC)経由で「きっぷ」を買うと
「クレカ経由で乗る」は当たり前とはいえ
「路面電車に乗るのにクレカ必要なの?」という怪しさはあると思う。
あと、クレカ=年会費がかかる。
毎日乗らない人は、広電のためだけにクレカを作るとか無いよね。
PiTaPaも、乗らないと年会費がかかるので、関西を出て早々に解約した。
OSAKA PiTaPa - 乗って、買って、トクして、便利。OSAKA PiTaPaはとっても使えるカードです。| OSAKA PiTaPa JCB
確か、クレカで買い物すれば年会費はかからないという説明は受けたとは思うが
そこまで義理立てすることもないし、ANAカードで年会費かかるし。
大阪市交通局→大阪メトロも相変わらず、IC定期券を作っていないなども
独自規格や、各社局で独自サービスに固執した結果の、悪い面が如実だった気がした。
関西で交通系ICカード普及へ、距離を縮めるJRと阪急|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
長年のライバルがタッグ
2018年10月04日 トピックス
今は、JR西日本(ICOCA・事前チャージ方式)とPiTaPa陣営がすり寄ってるんだ。
広電と異なるのは、もともとチャージ機能では相互乗り入れしているので
「新広電方式QRコード的な何か」と「ICOCAカード」で別々に持つ必要が無いのは
広電の「自社内さえよければそれでいい」ではない
「近畿圏エリア」として一元的に呉越同舟する、関西人の合理さと思った。
広島市内交通分裂騒動
「交通系ICカードやめます」 新システム採用の広島電鉄 加盟事業者は分裂(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース
3/14(月) 16:22配信
「交通系ICカードやめます」 新システム採用の広島電鉄 加盟事業者は分裂 | 乗りものニュース
2022.03.14 乗りものニュース編集部
広島電鉄が交通系ICカードを廃止し、QRコードを基本とした新システムを導入すると発表しました。メリットとデメリットがあり、別の交通系ICカード導入を表明した事業者もあるなど、対応が分かれています。
広島電鉄を中心とした広島県内の私鉄やバスで使える交通系ICカード「PASPY」が廃止されます。PASPYの運営協議会によると、サービスは2025年3月までに順次終了する予定です。
このことと合わせて、広島電鉄は2022年3月4日に「QRコードや新たな交通系ICカードを認証媒体とする新乗車券システム」の開発に着手すると発表しました。2024年10月の導入を目指すとしています。
ただ、「新たな交通系ICカード」はこのシステム専用のもので、ICOCAやSuicaといったカードが使える「交通系ICカード全国相互利用サービス」には対応しない見込みであり、全国規模の交通系ICカードのシステム網とは距離を置くことになります。
広島電鉄の新システムはNEC(日本電気)、レシップと共同開発。大きな特徴として、ABT(Account Based Ticketing)方式であることを挙げています。この方式は、利用者情報や運賃計算などの処理を車載器ではなくクラウド上で行い、機器側では高速な計算処理を行わないため、システム全体の低廉化を図れるといいます。なお、ABT方式による乗車券システムの商用化は日本初だそうです。
新システムを導入する背景について、広島電鉄はこう話します。
「車載器やセンター機器がいちどに更新の時期を迎えるため、多額の投資が見込まれたことがきっかけです。一方で、生活様式が変わるなか、今後は多様な運賃制度に対応していくことが考えられるものの、それに対応するには、現在のシステムでは制約があり、全国共通ICとの調整も必要になってきます。そこで新たなシステムの導入に踏み切りました」
新システムで利用者が運賃支払いに用いるのは「基本はスマートフォン」と考えているそうで、カードはスマホを持たない人などに向けた補助として用意するとのこと。
ただ、新システムは事前に会員登録を行い、クレジットカードまたは銀行口座を紐づける必要があります。ここが一つのハードルになるであろうことは、広島電鉄も認識しているようです。
「うちはICOCAにする」表明の路線も
既存の「PASPY」は2008(平成20)年にサービスを開始した、いわゆる地域独自ICカードのひとつ。当初からJR西日本のICOCAも利用でき、2018年からは交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応しました。逆にPASPYを他のICカードエリアで利用することはできません。
PASPYは広島県内を中心とした鉄道やバスなどで広く利用できましたが、現段階で新システムの導入が決まっているのは広島電鉄の路面電車と同社グループのバス事業者のみ。各事業者で導入を検討してもらっているということです。そうしたなか、新交通システム「アストラムライン」を運行する広島高速交通は、PASPYの代わりにICOCAを導入すると表明しており、PASPY加盟事業者のあいだで分裂が生じています。
新システムの課題のひとつが、QRコードによる認証のスピードです。交通系ICカードは、大量の乗客の決済をさばける処理速度の速さゆえに、コストもかかることが知られますが、スマホに表示するQRコードを読み取るシステムがどこまで速さを担保できるかは未知数です。これについて広島電鉄は「どれほどの速度が求められるかも、今後検証していきます」としています。
認証の速度だけでなく、前出した会員登録も課題ですが、一方でこれが「顔認証」など、新たな運賃決済の仕組みにつなげられると広島電鉄は話します。顔認証だけでなく、認証速度を補助するうえでも、「必要に応じてリーダーなどの補助機器をつけることも考えられる」といい、今後の開発に含みを持たせました。
【了】
広電は「Suica陣営・10カード」を完全に追放するとは言ってないが
東京(かな?)の記者には
そう受け取られるほどの衝撃=Suica放棄=利便性放棄と映るだろうね。
それほどまでに首都圏は、隅々までICカード乗車や決済が普及していた。
たかだか5年半ぐらいの東京生活だったけど、まじでキャッシュレス社会だった。
いや、そこらへんの飲み屋や個人商店は現金オンリーだったけど。
クレカが使えず「ジャアイイデスー」と入店しないことはしなかった。
2021/09/17
前にも書いてるけど、QRコードの速度の遅さは、ANAの紙乗車で体験した程度。
当時はそれが当たり前の速さだったので、別に悪質とは思わなかった。
それ以前は「紙チケット」を地上職員に手渡しして改札機に噛ませていたからね。
程なくして、ICチップ付きクレカ=ANAマイレージカードにして事なきを得た。
↓
以前、VISA が使えない時に MasterCard か JCB で代用したので
「乗らない新幹線用」と「乗らないANA用」で2ブランドのクレカ持ってる。
めっちゃ勿体ないが、クレカは信用調査があるので、今の私だと確実に落ちるので
掛け捨て保険料として割り切ってる。
速さに関して、沖縄県の「ゆいレール」はQRコード付き乗車券だけど
QR乗車券
改札機に投入するこれまでの切符にかわり、QRコードを改札機のタッチ部にかざす新しいタイプの乗車券です。
特に問題化していない(と思う。そういう記事を見たことが無い)のは
時間にルーズ寛容な沖縄県人の気質にマッチした、ユルい乗り方なのかな?
「博多時間」「沖縄時間」って? 訪問先への礼儀|NIKKEI STYLE
2014/5/17
(またエライ古い記事が引っ掛かった)
広電は、宮島線は専用軌道だが、並走するJR線ほど速くもないし
ましてや、市内線は併用軌道であり、速達性も定時性もアレなので
「決済は遅いが維持費は安いQRで我慢しろ」という広電から顧客への泣き言と思えば
サービスダウンも仕方ないのかな。
広電は詰まる所、私企業。
嫌なら乗らなければいい話。
航空会社が「マスク着用」を法令に基づくお願いをして「マスク拒否」する人を
乗せない=客として扱わないのと同く
「QRで乗らない奴は客じゃない」ということで押し通していいと思う。
広電が辟易しているらしい「サイバネ規格」の維持費の大変さが書いてある。
逆に言えば、リンクにあるように高知の交通ICカード「ですか」のような
(ネーミングセンス秀逸w)「割引やポイントなど特典付きの独自規格付き」でも
迅速性を担保できるICカードシステムが、既に全国各地に存在して稼働しているのなら
そっちを導入すればいいのに、とも思った。
顔認証乗車は、JR東海が実験していたが結果はまだ公表されていないのかな。
2021年9月30日 17:40
東海道新幹線 改札で「顔認証」実証実験へ | 乗りものニュース
2021.09.30 乗りものニュース編集部
JR東海、顔認証での改札機通過を実証実験 | RailLab ニュース(レイルラボ)
配信: 2021/10/07 23:00
定期券利用者なら、まあいいだろうけど(毎日、車内カメラで録画されている)
一見さんには、クレカ紐付け乗車以上にハードル高過ぎるよね。
「NECの顔認証」といえば、信頼と実績のももクロAE会員証。
コンサートで顔パス!!顔認証でスピーディに入場: NEC Online TV | NEC
概要
「ももいろクローバーZ」などの大規模コンサートでも実績のある、顔認証を活用したコンサート本人確認システム。
コンサートのチケット転売防止と円滑な入場を実現します。
あの客は本物なのか、あるいは本物なのか?
NEC、顔認証で「ももクロ」チケット転売防止: 日本経済新聞
2014年12月10日 7:00
個人情報を差し出しても惜しくないと思われる企業になることを切にお祈りします。
識者のコメント。
「交通系ICカードやめます」 新システム採用の広島電鉄 加盟事業者は分裂(乗りものニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
[B! 交通] 「交通系ICカードやめます」 新システム採用の広島電鉄 加盟事業者は分裂 | 乗りものニュース
★