野犬の町・周南市、遠隔操作のおり(檻)で捕獲する試み。　麻酔銃や動物愛護団体も使えば？

野犬捕獲へ遠隔操作おり周南市や山口県の協議会方針 | 中国新聞デジタル

2022/8/1（最終更新: 2022/8/1）

市役所で開かれた野犬の連絡協議会

　山口県周南市の市街地に野犬がすみ着いている問題で、県と市、周南署でつくる連絡協議会は1日、おりを遠隔操作して捕獲する方針を確認した。通信機能を持つカメラなどを無人のおりに取り付け、警戒心の強い野犬を捕まえやすくする。

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【山口】周南市で、野犬問題の解決を目指し協議会を実施（KRY 山口放送）

2022.08.02 12:01

周南市ではことしに入って、人が野犬に噛まれる事故が２件発生している。

野犬問題の解決を目指す協議会が１日に開かれ、今後も捕獲体制の強化を図ることなどを確認した。

野犬問題を抱える周南市は問題解決に向け、県と警察と連携し、３年前から話し合いを続けている。

県は保健所による野犬の捕獲などを担当し、周南市は公園の管理や野犬へのエサやりをしないよう指導するなどしている。

また、ことしに入って、人が野犬に噛まれる事故が２件発生していて、市は地元住民への注意喚起も行っている。

藤井市長
「県の方では捕獲に対して一生懸命やってくださっている。市民としては野犬の通報アプリもあるので利用しながら市へ情報をいただければと思う」

県によると、昨年度県内で捕獲された野犬はおよそ１１００匹、そのうち５００匹近くが周南市で捕獲されたものだった。

市での捕獲数は前年度に比べて２００匹少なくなっているが、警戒心の強い成犬の捕獲が困難になっているとし、現在、遠隔操作で捕獲できる檻などを導入している。

市では、今後も野犬の出没状況をみながら捕獲体制の強化を図るとしている。

【山口】周南市で、野犬問題の解決を目指し協議会を実施（ＫＲＹ山口放送） - Yahoo!ニュース

8/2(火) 12:01配信