広島アンデルセン、市の街づくりデザイン大賞に 被爆した外壁生かし建て替え評価 | 中国新聞デジタル
2022/11/9(最終更新: 2022/11/9)
広島市中区の本通り商店街にある被爆建物の広島アンデルセンが、市の「ひろしま街づくりデザイン賞」の大賞に選ばれた。被爆した外壁の意匠を生かしながら建て替えた点などが評価された。
広島アンデルセンは2020年8月に建て替えを終えて再オープンし、パンの売り場やレストランからなる。5階建ての2階部分に旧店の
広島アンデルセンが大賞 デザイン賞 被爆外壁の意匠生かした建て替えを評価 | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
22年11月10日
広島市中区の本通り商店街にある被爆建物の広島アンデルセンが、市の「ひろしま街づくりデザイン賞」の大賞に選ばれた。被爆した外壁の意匠を生かしながら建て替えた点などが評価された。
広島アンデルセンは2020年8月に建て替えを終えて再オープンし、パンの売り場やレストランからなる。5階建ての2階部分に旧店の被爆壁の一部を移設。2、3階部分の外観は、銀行の店舗として1925年に完成した当時の姿を復元している。
有識者でつくる同賞の選考審議会は「街の記憶の継承という観点からも重要な役割を担う建築物」と評した。建物を所有するアンデルセン・パン生活文化研究所の沼田二郎社長は「建て替えの反響が大きく、被爆を経験した建物への市民の思いを再確認した。新店でも感謝の気持ちを込めてパンを焼き続けたい」と受賞を喜んでいる。
デザイン賞は18回目。今回は146件の応募があり、大賞と部門賞、奨励賞の計12件が選ばれた。25日に中区の紙屋町地下街シャレオで表彰式があり、受賞作品はパネル展示される。(川上裕)
(2022年11月10日朝刊掲載)
広島アンデルセン(HIROSHIMA ANDERSEN) instagram
第18回ひろしま街づくりデザイン賞 - 広島市公式ホームページ|国際平和文化都市
更新日:2022年11月1日更新
広島市では、街を魅力的にしている建物や看板、活動などを市民の皆さんから広く募り、その中から特に優れたものを「ひろしま街づくりデザイン賞」として表彰しています。
この度、第18回目の受賞作品が以下のとおり決定しました。大賞(建築物(一般)部門・花と緑部門)
写真提供:株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所
所在地:中区本通7番1
施主:株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所
設計者:大成建設株式会社
施工者:大成建設株式会社中国支店
概要:ベーカリー、レストラン、集会場 鉄筋コンクリート 地上5階建て
建築面積:919.04平方メートル 延床面積:3,424.78平方メートル
完成時期:令和2年7月
選考理由
被爆建物の建替えと一部保存が同時に行われており、街の記憶の継承という観点からも重要な役割を担う、広島らしい建築物である。一方、被爆建物の保存方法のあり方についても考えさせられる建築物である。ファサードは一見重厚に見えるが、よく観察すると、凹凸のある表面が柔らかな印象を与えている。また敷地南側のオープンスペースでは、モダンなデザインと緑の巧みな組み合わせにより、もう一つの正面ともいえる空間が創り出されている。緑が少ない広島都心部において、四季が感じられる居心地の良い、街中オアシスのようなポケットパークであり、このような空間がさらに増えることが期待される。
役所の公文書で「考えさせられる」って言い回し、ええんか?
「一考に値する」や「高く評価できる」など、前向きな姿勢が欲しいと思った。
当時の位置でなく移設することはプラスぶ評価しないということか。
2020年の8月とか全然無理だったと思うが
その前後で、2~3回は本通り商店街のアーケードは通過ぐらしいたはず。
まだ工事中だったか
屋外でも人混みでエアロゾルが云々と叫ばれていた頃で
足早に立ち去っていたような。
▽パン屋さんの謎▽お蔵入りって?▽息切れの秘密 - チコちゃんに叱られる! - NHK
初回放送日: 2022年9月30日
パン屋さんはなぜセルフサービスの店が多いのか?そこにはある夫婦の秘められた物語が…!「お蔵入り」の「くら」ってなに?元々(もともと)は「くら」は「蔵」じゃなかった!?走ったあと息切れして苦しくなるのはなぜ?苦しがっていたのはまさかのあの部分!地球上のイルカ全種類の映像集!結婚45年のラブラブカップルの毎朝の日課とは?ゲストは河北麻友子さんと藤本敏史さん。キョエちゃんからの大事なお知らせとは!?
この日に、再開されたアンデルセンを初めて見たはず。
被爆外壁 東側に使用 広島アンデルセン 建て替え計画決定 | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
18年6月19日
広島市中区の本通り商店街に残る唯一の被爆建物で、ランドマーク的存在の広島アンデルセンについて、持ち株会社のアンデルセン・パン生活文化研究所(同区)が被爆外壁を一部使った建て替え計画を決めたことが18日、分かった。東側2階のコンクリート製の被爆壁を切り抜き、新しいビルの東側2階に貼り付ける。近く内部から取り壊し工事に着手。2020年内の完成を目指す。
切り抜き、建て替えるビルに使用することが決まった広島アンデルセンの東側2階部分(左側)
こちらに戻って来て、2018年はまだ町に繰り出す余裕は無かったかな。
被爆外壁 取り付け 広島アンデルセン 新店舗東側に | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
19年10月4日
広島市中区の本通り商店街で建て替え中の広島アンデルセンで3日、旧店舗から切り出した被爆外壁を取り付ける作業があった。9時間がかりでクレーンも使い、新店舗の東側2階に固定した。
新店舗の東側2階に取り付けられる被爆外壁(撮影・河合佑樹)
広島アンデルセン建て替え工事 2020.05(Vol.10) 歴史受け継ぐ外壁お披露目 | AND BUILD HIROSHIMA
鯉党α2020年6月4日
新型コロナウイルスの新規感染者数はひとまず落ち着きを見せるようになりました。
緊急事態宣言の解除、及び休日を含む外出自粛要請の解除に伴い、
当ブログでは三密を避け、「新しい生活様式」に沿った最小限の取材を再開します。地元ベーカリー企業のアンデルセンは、広島の商業の中心軸、中区本通商店街の中で営業を続けていた、
「広島アンデルセン」の建て替え工事に着手しました。
地上5階で、営業していた頃と同様に1階のベーカリーの他、2階より上はレストランやパーティーが開ける開場などが設けられます。
被爆建築だった従来の建物の外壁の一部が、新しい建物の2階の外壁に継承されることになりました。2020年8月のオープンを目指します。
いつもありがとうございます。
被爆建物「広島アンデルセン」を部分保存 | 日経クロステック(xTECH)
既存外装材を新店舗に移設、記憶を受け継ぐ
森山 敦子 日経クロステック/日経アーキテクチュア 2020.08.27
1945年の広島原爆投下から75年。被爆建物として有名な「広島アンデルセン」(広島市)の建て替え工事が完了し、新店舗が2020年8月1日に開業した。地上5階建ての建物東面に、旧店舗の被爆した外壁の一部を移設。2~3階の外壁を復元し、従前の外観を維持した。
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