もくじ
広電増収やったね!
【鉄道】広島電鉄、「220円均一運賃」導入で2億2千万円増収見込むhttps://t.co/CPVj6FXKmg
— 中国新聞 (@ChugokuShimbun) 2022年11月15日
均一運賃により電車で一律30円増、バスも多くの区間が値上がりしています。
広島電鉄、「220円均一運賃」導入で2億2千万円増収見込み | 中国新聞デジタル
2022/11/14(最終更新: 2022/11/15)
広島電鉄(広島市中区)は14日、広島市中心部の路面電車と路線バスへの220円均一運賃の導入で、今期中に2億2千万円の増収を見込んでいると発表した。
残り323文字(全文:397文字)
このページは会員限定コンテンツです。
広島電鉄、「220円均一運賃」導入で2億2千万円増収見込み(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
11/14(月) 20:37配信
広島電鉄(広島市中区)は14日、広島市中心部の路面電車と路線バスへの220円均一運賃の導入で、今期中に2億2千万円の増収を見込んでいると発表した。
【地図】220円均一運賃エリア
均一運賃は1日に導入。電車で一律30円増、バスも多くの区間が値上がりした。椋田昌夫社長は広島市中区での記者会見で「改定後も乗客数に変化はなく、新型コロナウイルス禍前の8割程度を保っている」と説明。「高齢社会に対応するため低床車両の導入などに必要な値上げであると理解していただきたい。分かりやすい運賃体系にする狙いもあった」と強調した。
同社はカード型IC乗車券PASPY(パスピー)の後継となる新乗車券システムを2024年10月に導入する。仮井康裕専務は、広電グループ以外の参加について「各社が検討しているところ」と述べた。JR西日本のICカードICOCA(イコカ)との連携は「JR西に問い合わせている。結論は出ていない」と話した。
値上げしたからといって、簡単に通勤通学の手段を変えられないからね。
携帯電話番号の登録制度を導入(名誉棄損での手続きの迅速化?)しても
Yahoo!ニュース、コメント投稿において携帯電話番号の設定を必須化 - ニュース - ヤフー株式会社
2022.10.18
知識階級のヤフコメラー諸氏、なかなか辛口ですな。
外れてはないとは思うけど言い方な。
鉄道は巨大な装置産業。
車両や軌道の維持管理や、それを担う人件費など、何もしなくてもお金が出て行く。
客がいなければ尚更というのは、義務教育を修了していれば皆が分かる話。
車両の導入・入れ替えも時代の要請に沿って当然なのだろうが
真偽は不明だが、地域の顔となる企業なのに、かなりしょっぱいと
断続的に見る機会があるので、社員にちゃんと払うもの払ってあげて欲しいね。
広電自体は、JR西日本など他社と同様に社員保線員を減らし外注していると見たが
どうなんだろうね。
京成電鉄 運転再開 脱線による運転見合わせは10時間余りに | NHK | 事故(2022年11月17日 22時03分)
京成電鉄 列車脱線 進路誤り規則に反したバック走行で脱線か | NHK(2022年11月18日 4時48分)
事故の原因はともかく、復旧に時間がかかったの、アウトソーシングし過ぎた結果
作業員の確保に苦労したなどの面は無いのかな?と思ったりもした。
広電鉄の22年4〜9月期、最終損益が4200万円の赤字 通期予想を上方修正: 日本経済新聞
2022年11月14日 13:04
広島電鉄が14日発表した2022年4〜9月期の連結決算で、最終損益は4200万円の赤字となった。前年同期は13億2000万円の赤字だった。2023年3月期通期の純利益予想は引き上げた。最終損益は6億6000万円の黒字(前期は10億5300万円の赤字)を見込む。
(以下略)
見出しでミスリードを誘うのは、日経の常套手段。
ICOCAとは連携しない?
ICOCAとの連携(ICカード対応)2年を切ってるのに概要すら公表できないって
する気ないでしょ。
スマートフォンに表示させたQRコードや新たな交通系ICカードを認証媒体とする新乗車券システムの開発に着手します
2022.3.4 掲載
(抜粋)新乗車券システムは、2024年10月のサービス開始を目途として開発を行っていきます。
まあ「嫌なら乗るな」なので、乗らなければいいのだけど。
広電は、デルタ地域というか市域交通の寡占企業なので
このまま客側の同意の無い状態でなし崩し的に
QRコード乗車(運賃の口座引き落とし=個人情報の提供)を強行するの
同様に導入を強要されるマイナンバーカード健康保険証のようで、嫌だな。
パスピーという、傑出したデルタ地域の交通決済一元サービスを壊して
「広電のみQR」となると
地域に対する言い訳できないサービスダウンとなる。
し
圧倒的シェアのSuicaなど「交通系ICカード全国相互利用サービス」も
今後は利用不可能となる。
ので
域外から来街する利用客・観光客にも痛手となる。
が
アフターコロナは「ガラパゴスなフェリカよりグローバルなQRで進める」
「日本人よりも外国人にシフトします」と宣言すれば
日本人・広島都市圏住民の置かれた現状を表現するので、むしろ清々しい。
現金で買えて乗車ができるので、個人情報を差し出さなくても乗れる。
新方式の広電でも、昭和に戻って220円の硬貨をチャリンとすれば乗れる。
(はず)
これまでICカード導入・キャッシュレス決済・全扉乗り降りの信用乗車方式を
長い期間をかけて浸透させて来た「乗降時間の短縮」には
不正乗車されないか? 係員ノーチェックの「信用乗車」広がる メリットは多大 | 乗りものニュース(2022.03.21)
広電が採用、ついに開始「大形連接車」の全扉乗降 | ローカル線・公共交通 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース(2022/06/15 4:50)
完全な逆効果だろうけどね。
「どうせ客が戻らないやろ」と、利便性向上より会社の存続と、腹を括っている。
ICカード導入も嫌、現金での遅延も嫌なら、QRコードのみ認める完全キャッシュレス
要するに「現金乗車禁止」とすればいい。
(法令の要件は知らん)
現金払い禁止! 完全キャッシュレスの「楽天生命パーク宮城」が混乱しないワケは? - BCN+R
2019/04/28 19:05
プロ野球は興行・レジャーで、広電は公共交通の一翼と、社会の中の役割は異なるが
しょせんは広電も私企業なのだから、生き残るために客を選別してもいいと思うよ。
全社一斉値上げの背景・上下分離方式。
バスと路面電車が料金を統一 ライバル会社が手を組んで実現した背景 | NHK | ビジネス特集 | 広島県
2022年11月17日 16時52分
路面電車やバスの路線が張り巡らされた広島市の中心部。ことし11月、一部のエリアで、全国でも珍しい取り組みが始まった。一帯を走る電車とバスの運賃が、220円に統一されたのだ。ライバルどうしが手を組んで実現したこの運賃体系。導入の背景には、地方都市の中心部ですら赤字という、公共交通機関が抱える厳しい現実があった。
(広島放送局記者 石川拳太朗)広島の街を覆う交通網
中区や南区など市内中心部には、路面電車と路線バスあわせて70の路線が張り巡らされている。
このうち、JR広島駅と商業の中心地・紙屋町の距離はおよそ2キロ。
この2つの区間には、1日あたり3600本以上の路線バス・路面電車が行き交っている。
ある平日の午後3時前。
中心部のデパートやビルが建ち並ぶ大通り沿いのバス停には、数分おきにバスが到着していた。
この時間帯の利用者の多くは、買い物などのためバスを利用する高齢者だ。
1度に数人乗り込むバスもあれば、ほとんど人が乗っていないバスも少なくなかった。
路面電車と路線バス実質的な値上げへ
11月1日、広島市内中心部の路面電車と路線バスを運行する7つの事業会社が運賃を一斉に改定した。
現在の運賃が190円や240円、または260円の区間では、220円均一の運賃となった。
2つの地点を結んだ一定の区間という“線”で見れば、鉄道とバスが同じ運賃を導入した例は、JR四国と徳島バスの例がある。
しかし、今回のように特定のエリアという“面”で鉄道とバスの運賃改定が行われたのは全国でも初めてのことだ。
均一運賃導入の最大のねらいは、“利便性の向上”だ。
しかし、対象区間のうち、利用者が多い190円の区間は30円引き上げに。
実質的な“値上げ”といえる。
新型コロナで一転 30億円超の赤字に
実質的な値上げに踏み切った背景には、新型コロナの影響で利用客が大幅に減少したことがある。
広島電鉄によると、運賃改定を行ったエリアの路面電車とバス7社の利用客の数は、新型コロナの感染拡大前の4年前の2018年度と比べて、昨年度は75%ほどに落ち込み、今年度も70%ほどにとどまる見通しだ。
観光需要の回復が期待される一方で、新型コロナの感染状況が落ち着いても、テレワークの導入など利用者の生活スタイルの変化によって利用客の減少傾向は続くのではないかと事業者は考えている。
利用客の落ち込みは経営にも大きな影響を及ぼしている。
運賃改定を行ったエリアの事業者7社の経常収支の合計(国の補助金含む)は、感染拡大前は黒字を確保していた。
しかし、感染が広がった2020年度には一転して、30億円以上の赤字に転落し、昨年度は赤字幅が拡大している。
今回の運賃改定で、収支は改善されるのか。
来年度(2023年度)のこのエリアの経常収支は、2億円近く改善されるものの、全体では依然として34億円程度の赤字を見込んでいる。
関係者によると、赤字を解消するためには、本来は運賃をもっと高く設定する必要がある。
ただ、利用者への影響をできるだけ少なくするためには、値上げ幅を抑える必要があった。
そこで設定されたのが220円という運賃だという。
利用者にとっては、30円は大幅な値上げと言えるが、そうした値上げをしても事業者の赤字は解消できないという、厳しい現状が浮き彫りになっている。
国も危機感 後押しした規制緩和
今回の運賃改定にあたっては、国の規制緩和が大きく後押しした。
新型コロナもあり、赤字の路線が増える中、国も公共交通の維持に向けた強い危機感を持っている。
鉄道の運賃は、運行に必要な費用をあわせた「総括原価」に、一定の利潤を加えるという方法で算出し、国の認可を得る必要がある。
ことしになって、鉄道の運賃制度のあり方を考える委員会の議論を経て、国は従来の算出方式を維持しつつも、沿線の自治体や地元の協議会などの合意があれば、運賃を改定できるという考え方を示した。
これによって運賃がこれまでよりも柔軟に決められるようになったのだ。
また、2020年に独占禁止法の特例として、地域の複数のバス会社が重複する区間の運行を減らして効率を高める「共同経営」を認め、これにより運行調整や運賃の統一といった柔軟な経営が可能となったことも後押しした。
ライバルの垣根を越えて利用増目指す
広島市内のバス事業者たちは、これまでにも重複する路線の整理や共通定期券の新設などに取り組んできた。
このうち「デジタルフリー乗車券」は今回の均一運賃に合わせて導入された。
デジタルフリー乗車券を紹介するウェブサイト
スマートフォンで購入でき、画面を見せるだけで乗り降りができるという乗車券。
均一運賃のエリアでは、路面電車とバスが最大6時間400円で乗り放題となる。
この乗車券が使えるのは、平日であれば午前10時から午後4時まで。
原爆ドームや平和公園などを訪れる観光客にも気軽に公共交通を利用してもらいたいと考えている。
さらに、朝と夕方の通勤や通学のピーク時間以外の利用客を増やすことも目指している。
今回の均一運賃の導入をきっかけに、ライバルどうしの垣根を越えて、協調した取り組みがさらに加速するのかが注目されている。
広島電鉄 山瀬隆明 交通政策課長
「これまでは各事業者でそれぞれ競争するような形もあったと思うが、これからは協力する形でより利便な公共交通として利用していただけるようにしていきたい。新たに公共交通を利用していただくきっかけづくりや従来の利用からさらに増やしていただくようなことを行いたい」
地方の公共交通は生き残れるか
公共交通を残すことができるのか。
広島市のバス会社各社は新たな経営の仕組みも検討している。
それが路線バスのいわゆる「上下分離方式」だ。
鉄道では、線路などを公的なセクターが担い、列車の運行を民間企業が担当する形式で、全国でも少しずつ利用が広がっている。
こうした仕組みをバス事業にも取り入れられないかと議論が行われている。
バス事業のうち、車両などの「設備の維持管理」と「バスの運行管理」の仕事を分離。「設備の維持管理」の業務を広島市などが引き受けるという案が検討されている。
人口減少や生活スタイルの変化など、大量輸送を前提として構築されてきた公共交通を巡る環境は時代とともに大きく変動している。
赤字路線が増え続ける中で、今、公共交通にはなにが求められているのか。
他社より少しでも多くの利用客を獲得しようと競ってきた交通事業者は、“競争から協調へ”とシフトしていくことが求められていると感じた。
利便性の向上、DX=デジタル化など新たな手法も柔軟に取り入れた経営の効率化やコスト削減。
交通事業者が連携しながら市民の足を維持していくための模索が続けられている。
広島放送局記者
石川拳太朗
2018年入局
原爆から公共交通、
オオサンショウウオまで幅広く取材
上下分離方式、中国新聞もやっと、取材(受け身)以外の記事というか
只見線「希望の星」か 豪雨被災から上下分離方式で復活https://t.co/8bThJmUTrL
— 荒木紀貴(中国新聞編集委員) (@chugoku_henshuA) 2022年11月15日
本日よりツイッターの発信を始めました。現在、ローカル線の取材に力を入れています。存続に向け良いヒントはないかと、上下分離方式を導入したJR只見線を取材しました。鉄道のほか「政治とカネ」も追いかけています
地元の鉄路への思い入れと覚悟を感じました!
— 荒木紀貴(中国新聞編集委員) (@chugoku_henshuA) 2022年11月15日
JR只見線に見るローカル線再生の道 「日本一の地方創生路線」模索 | 中国新聞デジタル https://t.co/SFv8bHM6RJ
JR西日本と「継続か否か」の対話を拒否し続ける、広島県や沿線自治体に対して
当事者意識を持たせる論調に期待したいね。
利用者を維持・増進させなかった公共政策の落ち度から目を逸らし
経営努力を怠っているJRが悪いという印象操作のような表現が気になる。
多くの先行事例があるので十分に参考になるだろうし
近隣の井原鉄道や錦川鉄道のような第三セクター鉄道=自治体も経営者として
生き残す手法もあるだろうし
今は「JRが先に生き延びる答えを出せ。話はそれから」という姿勢に見えるので
役所や政治家が本当に鉄道を残したいのなら、真正面から考えてほしいね。
政治家は任期の期間、役人は定年まで、とりあえず線路があればいいのだろうが
事業者や利用者はそんあ悠長なこと言ってられない。
デジタルフリー乗車券「MOBIRY」
「デジタルシティパス」を発売します。|お知らせ|MOBIRY
2022.10.31
広島市内中心部のデルタ市街地における、 路線バスおよび路面電車の 220円均一エリア内が最大6時間乗り放題となる新しい乗車券を、2022年11月1日(火)に発売します。
「イオンモール広島府中」や「アルパーク」界隈には行けない、絶妙なエリア設定。
いつの間にか、紙製の「一日券」もデジタル化されていた。
広電電車 乗車券(8・24時間)|チケットのご案内|MOBIRY
広島電鉄の電車全線が乗り放題。
旅行プランに応じて、8時間券と24時間券が選べます。
この「MOBIRY」も「クレジットカード決済」なので
広電の新乗車方式で懸念される口座番号の提供と類似。
便利に乗りたいなら、個人情報を差し出すしかない。
JRにもANAにも、とうの昔から提供している。
でも、なんなんだろうね、この忌避感というか嫌悪感。
誰か説明して欲しい。
★