【安全第一】広島高速5号「二葉山トンネル」地盤の隆起で掘削工事を中断。

地表面が2.5ミリ上昇、二葉山トンネル掘削を中断広島高速5号、基準値を超す | 中国新聞デジタル

2022/12/22（最終更新: 2022/12/22）

トンネルが掘削される二葉山（中央）。左がトンネル入り口で奥右が牛田東地区

　広島高速5号二葉山トンネル（広島市東区、1・8キロ）の建設工事で、事業主体の広島高速道路公社（東区）は22日、広島市東区牛田東地区の住宅地直下で進めている掘削について、地表面の盛り上がりが基準値を超す2・5ミリに達したとして工事を中断した。地表面の変位による中断は初めて。原因は不明で、再開のめどは立っていない。

　公社によると、住宅地に設けた計測地点38カ所のうちトンネル直上の1カ所でこの日

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NHK 広島のニュース｜NHK NEWS WEB

二葉山トンネルの掘削を中断地表面が基準値より上昇広島高速5号 | RCC NEWS | 広島ニュース | RCC中国放送 (1ページ)

2022年12月22日(木) 19:50

広島高速5号線二葉山トンネルをめぐり、22日、地表面が基準値を超えて盛り上がり、掘削作業を停止したことがわかりました。

二葉山トンネルの掘削は、現在、広島市東区牛田地区の地下で進んでいます。

広島高速道路公社によりますと、22日、地表面変位が上昇方向で2.5ミリとなりました。地域住民と2018年に結んだ調停では、2次管理値の2.4ミリを超えた場合、トンネル掘削を一旦停止するなどと定められています。

今後、管理地を超えた地点周辺の調査を緊急的に実施し、家屋の被害がないかを確認したうえで、専門家の意見を交え、要因の分析や対策案を検討していくとしています。そのうえで、県や広島市と協議し、地元への説明を行っていくということです。掘削作業の再開時期は、未定です。

二葉山トンネルは、掘削に使う機械トラブルが相次ぎ、当初の2020年度の完成予定から工期が大幅に伸びています。

これまで地元住民は、騒音・振動問題や地表面の変位が起きないかなど、具体的な検証をしてほしいと訴えを続けています。

高速５号線二葉山トンネルの掘削を一時停止地盤の隆起を確認広島 | ニュース・報道 | HOME広島ホームテレビ

2022.12.22(木) 19:28

掘削が進む高速５号線の二葉山トンネルについて、住民との合意を超える地盤の隆起があったとして工事が一時停止となりました。

広島高速道路公社は二葉山トンネルの掘削工事について、地盤が２．５ｍｍ隆起したとして一時停止したことを明らかにしました。

住民との調停で２．４ｍｍを超える変動があった場合にはトンネルの掘削を停止すると合意していて、隆起が確認された周囲の約１０軒について家屋への被害など調査を進めるということです。

二葉山トンネルの掘削については１０月に１．３ｍｍを超える隆起が確認されていて、計測の頻度を週１回から毎日に強化していました。

今後は専門家の意見を聞き原因を分析したうえで住民に説明するとして、工事の再開めどは未定ということです。

広島高速５号「二葉山トンネル」工事を一旦停止住民との調停値を超える地盤隆起地盤変動で工事中断は初 | 広島ニュースTSS | TSSテレビ新広島

12/22(木)

広島市東区の高速５号二葉山トンネルの掘削工事で、住民との調停で定められた値を超えて地盤が隆起したとして工事が一旦停止されました。地盤の変動で工事が中断するのは初めてです。

広島高速道路公社によりますと、二葉山トンネルの掘削工事は全長１・８キロの工事区間のうち、二葉の里側からおよそ８８６メートルの地点まで工事が進んでいましたが、２２日、地表面が管理値を超える２・５ミリに上昇したため、工事は一旦停止されました。

建設工事に入る前、住宅の地盤への影響を懸念する住民との調停で、沈下または隆起が２・４ミリに達した場合、工事を一旦停止し、調査を行うことになっていました。

管理値を超えるのは工事開始以来初めてで、公社は掘削現場の上にある住宅十数件で緊急調査を行うほか、隆起の要因分析を行う予定で、工事の再開時期は見通せないとしています。

二葉山トンネルの工事をめぐっては、掘削機のカッターが破損するなどし、これまで７回工事が中断しています。