近所に住む爺さんが、運転免許証を返納したようで
親戚かな?ワラワラと集まっていたギャラリーにも使い方をレクチャーしていた
のを思い出したので、エントリー。
足腰が強い弱いに関わらず、否かは、近所のスーパーへの買い出しなどで車は必須。
(そうしないと死ぬ)
お弁当の宅配車(かな?)や、デイサービスの送迎車なども来ているが
自律・自立した生活は、人間の尊厳に関わる。
強い雨の日はさすがにガレージに置いてあるが
ほぼ毎日、楽しそうに(?)ドライブに出かけている。
下記の記事のように、いつだったか歩道が狭い個所は車道を走っていた。
(歩道が整備されていない道路なんてザラ)
今日はえらい混んでるなあと思ったら、爺さんのマシーンが先頭を走っていた。
マウントアップ歩道は狭いし、無駄な上下運動では傾斜路でバランスを崩すので
自転車と同じく、フラットな車道の左端を走るのが正解と思う。
前方不注意の車の追突は怖いけどね。
赤色の尾灯の点滅灯は、昼間でも意外と目立つけど、見てない人は見てない。
「歩かないと足が弱る」とか言う無関係な奴の戯言なんかほっとけ。
主に高齢者が利用する電動車いす
— NHK広島放送局 (@nhk_hiroshima) 2023年4月13日
通称「シニアカー」
運転免許がなくても運転できる
便利な乗り物ですが
「シニアカー」ごと車道に倒れ込み
死亡する事故も起きています
安全に乗るために注意するポイントを
取材しました#ひろしまWEB特集https://t.co/6lX8MYKHIX
事故に注意!免許のいらない「シニアカー」安全な乗り方は | NHK
2023年04月12日
主に高齢者が利用する電動車いす、通称「シニアカー」。運転免許がなくても運転できる便利な乗り物ですが、死亡事故も起きています。
尾道市では、88歳の男性が段差でバランスを崩してシニアカーごと倒れ込み、走ってきた車にはねられて亡くなりました。
乗る際にはどんなことに注意したらいいのか、取材しました。(広島放送局記者 相田悠真)
死亡事故が起きた現場は
2月28日、尾道市美ノ郷町の県道で、88歳の男性が運転するシニアカーが歩道を走行していたところ、バランスを崩して車道に倒れ、走ってきた車にはねられて死亡しました。
歩道の幅はおよそ2.6メートルでしたが、男性がバランスを崩したあたりは急に狭くなっていておよそ1.1メートルだったほか、傾斜もあって運転するのが難しそうな場所でした。
段差は高さが15センチほどあり、ここから片側の車輪が落ちて車道に倒れ込んだとみられています。取材をしていると、現場の歩道をシニアカーで通行する男性がいました。
(以下見出し)
県内では複数の死亡事故も
安全に乗るために必要なことは
家族などと一緒に事前に安全の確認を
周囲が安全な環境を整える努力も
(右クリック禁止サイト)
お気の毒としか言いようがない。
関西人時代には、インテックス大阪で開催されていたバリアフリー展示会に
バリアフリー2023/慢性期医療展2023/看護未来展2023/在宅医療展2023
バリアフリー2023 (第29回 高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展) - 2023年04月 | 世界の見本市データベース(J-messe) - ジェトロ
(今年?最近?は土曜日を含まなくなったのか)
ほぼ毎年、お勉強のために(自腹で)行ってた。
実家の両親も高齢化し
縁側・濡れ縁にリフトを付けるか(後年、介護保険でレンタルした)
階段昇降機(壁にレールを付けて椅子で上下するやつ)を付けるか(必要なくなった)
色々と考えていたはず。
「ハートビル法」が1994年(平成6年)に
「交通バリアフリー法」が2000年(平成12年)に制定され
今は統合され「バリアフリー新法」2006年(平成18年)が制定され
ちょいちょい改正されているはず。
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 - Wikipedia
最新の状況は追えていない。
シニアカー、法令上は「ハンドル形電動車いす」と言うやつ。
バリアフリー:ハンドル形電動車椅子を使用した鉄道利用について - 国土交通省
平成30年3月 国土交通省 総合政策局 鉄道局
(抜粋)
(2)新幹線を含む特急型車両(デッキ付き)を利用する場合
特急型の車両には通路の幅など物理的制約があるため、客室内の車椅子スペースの利用が可能なハンドル形電動車椅子の構造要件
は、以下のとおりとなります。
○寸 法
・全 長:1,200mm以下
・全 幅:700mm以下
平成30年は2018年。
平成32年令和2年・2020年の東京オリンピックに向けた改正。
座って乗るとはいえ(座高が高いので)重心は高い。
その割に「全幅700mm」しかないので、意外と不安感はあった。
高齢化すると背が縮むので大丈夫なのかな。
事故現場のストリートビュー。
歩道幅員が2.6mから1.1mに減る部分と思われる個所。
前後に狭隘な部分はあるが、広げられる区間は頑張って広げている
巷でよく見られる構造。
縁石は、規格として幅10cmだったと思うので(一応検索した)
歩道の幅員は80cmぐらいしか無いように見えるが、1.1mならなんとか動けるか。
これ、フェンスを含まない有効幅員かな?
左右で(110-70)÷2=20cmしか余裕がないなら、動作が緩慢な高齢者には厳しい?
官庁や鉄道駅などのある中心市街地では、バリアフリー経路を作る動きはあるが
道路:歩行空間のユニバーサルデザインの推進:バリアフリー法に基づく道路移動等円滑化基準、道路の移動等円滑化に関するガイドライン - 国土交通省
現場のような、よくある「中心地ではない地域」は
後回しというか、そもそも計画すらないよね要出典。
更新日:2017年2月6日更新
「いわゆる尾道」という地域のみだね。
以下余談。
車椅子利用者の移動障害というと、障害者”様”と呼ばれた炎上事件を思い出す。
【鉄道】
車椅子ユーザーの「JRに乗車拒否された」ブログ、合理的な配慮なく炎上。必要なのはトラブルではなく賛同(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース
篠原修司ITジャーナリスト 2021/4/11(日) 12:57
「乗車を拒否する意図はない」JR東が強調 電動車いす利用者への対応問題:朝日新聞GLOBE+
更新日:2021.04.12 公開日:2021.04.12
コラムニストだったのか。議員先生のパフォーマンスって見た気がした。
議員ではなく社民党の関係者だったのね。
周囲の舌打ち、改札から乗車まで20分…健常者が知らない“車椅子移動のリアル” | 文春オンライン
2021/04/22
たぶん自民党の関係者でも、炎上は避けられなかったと思うね。
【飛行機】
LCC・バニラエアでも騒ぎがあった。
バニラエア炎上に関するまとめ~航空クラスタのツイートを主に~ - Togetter
バニラ・エア車椅子騒動への乙武洋匡氏の発言と一連に関する反応 - Togetter
大炎上“バニラエア車椅子事件”の大いなる誤解:日経ビジネス電子版
ありえない搭乗拒否はなぜ起きた?
ニュースの社会科学的な裏側 2017年6月29日木曜日
これいいな!頭いいな。
企業にバリアフリー化を求めるのなら、全部の空港に税金で
あるいは空港の経営を受託している企業への補助金という形で配備して欲しい。
伊是名氏の前に、2017年のバニラエアの炎上事件で「車椅子だからって何でも許されねーぞ」という世論になりつつあるのは感じてたが、これは多分、乙武氏の2016年の不倫&DV&離婚、そして2013年のイタリアンレストラン晒上げ事件が下地にあってやろな・・・。乙武氏自身が苦しんだ(と言っている)続 https://t.co/Q3rmFQ8pru
— ねこのメ (@nekonom63385142) 2023年4月7日
こんな事件、あったのか。知らんかった。
乙武さん、入店拒否騒動での“店名晒し”を反省……「冷静さを欠いた行為だった」 | RBB TODAY
2013年5月21日(火) 16時05分
2013年なら、一応まっとうな東京人だったので、ニュースぐらい見てたと思うが。
見てた(笑)
忘れているだけ。
バニラエアの事件もエントリーしていた。
エントリーしたこと自体は忘れても、イメージとして「障害者様」として残るの
短期的には、バリアフリー化の工事などへの資金が回ったとしても
中長期的には、障害者=腫れ物となり、障害者にとって完全にマイナスだよね。
弱者に寄り添う自称報道機関や、意識高い系の有識者は
鉄道会社や航空会社の「公共交通機関」という側面を強調して悪者としていたと
記憶する。(覚えてないけど)
両社とも国営ではなく、ただの民間企業。
(JRは昔は公共企業体だったとはいえ)
バリアフリー化の工事や、設備の導入で国や自治体から補助金があるとしても
湯水の如く金銭が出て来る政党や政治家と異なり
設備投資するには限界と優先順位があることを、市井の人は知っている。
あと
できる事前連絡を意図的にしなかったという「客のルール違反」があり
「障害者様」と盛大に叩かれたという記憶。(覚えてないけど)
車椅子の人の炎上では、実家が東京に旅行にやって来たことを思い出すのよ。
親孝行してて、ユッコが最後に見た空を仰ぎ見た。 - ★不惑で上京(2013-04-29)
旅行代理店を通じて事前にANAに連絡した。
(当時そういう障害者が旅行できる商品があったらしい)
岩国はボーディングブリッジなので、機内用車椅子で行き来できた。
羽田は沖止めだったので、リフト車を用意してくれて旅客ビルとを往復した。
都内の移動は、障害者対応の部屋のあるホテルの手配といっしょに
リフト付きのハイエースのタクシーを借りるのもパックに含まれていたはず。
靖国神社の駐車場が緩やかに傾斜していて、父の車椅子が動き始め焦ったのは
(鉄道でいう転動)あの鳥居がテレビで映る度に思い出す。
東京駅で多目的トイレ(笑)を待っている時に、空いている個室を案内してもらって
嬉しかったのは、かつて丸の内南口を通る度に思い出していた。
母曰く「そりゃまあ大金」を払って、人手と機材を買った訳よ。
事前の連絡さえすれば(あと、少々の資金)移動は思い通りできる。
奈良ホテルの時は、まだ歩けたが、足元がおぼつかない状態だったので
メインエントランスの階段(だったか増築のスロープだったか)では
ホテルマンが、肩と腰だったかな、後ろに転ばないように支えてくれた。
(今は改装されたと聞く。奈良ホテル | 公式サイト Nara Hotel Official Site)
毎日の生活で、事前連絡と出費は現実的ではないのだろうけど
客側が何らか工夫しないと炎上する。
自分の意思で腕で這って階段を上がっても炎上するので結局
事業者のルールに従う必要はあるのだろうけどね。
その「ルール」自体が差別なんだろうけど。
仕方ないよ、限られた資源(人・金)の中でしかやっていけない。
アメリカの「ADA法」なみの覚悟は、この国には無い。
自分は視力が弱いので、自腹で眼鏡をかけているが、それと同じ感覚。
大阪で、鴫野駅か放出駅か徳庵駅か、そのへんで
白い杖の女性がフラフラと車道に出そうだったので、とっさに肘を掴んで
「いっしょに歩こう」目の不自由な人の誘導方法を簡単にまとめたリーフレットがダウンロードできるようになりました|日本点字図書館
何らかの叱責は受けたと思うが、目の前で轢かれずに済んだ。
耳が聞こえるので車の接近は分かっていた、と言ってたと思う。
もう20年は前の話だが、うっすら覚えている。
同様に
ホームドアが無い時代の原宿駅で、手助けしたこともあった。
2回目(懲りてない)白い杖の女性は、なぜか手伝ったが
最初のオッサンの時は、大人になってこんなに怒られるのか?というぐらい
罵倒されたので、今はもう見て見ぬふり。
「AED+女性」でも懸念されるように
女性へのAED使用をためらわないで!下着はどうすべき?|AED(自動体外式除細動器)サービス(レンタル)|医療サービス|法人向けセキュリティ対策・防犯対策のセコム
身障者補助でもAEDのように免責してもらわないと
下手に手を出して怪我でもして、損害賠償請求されてもかなわん。
(法定された免責ではないので裁判は可能)
★