アストラムライン、7年ぶり債務超過 2023年度決算、車両更新などで経費膨らむ 24年度も赤字見通し | 中国新聞デジタル
2024/7/5(最終更新: 2024/7/5)
アストラムラインを運行する広島高速交通(広島市安佐南区)が2023年度決算をまとめ、7年ぶりに債務超過となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ乗客数は回復傾向にあるが、車両の更新などで経費が膨らんだ。今後も乗車券システムの変更に伴う設備投資が控えている。
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7/5(金) 19:01配信
アストラムラインの新型車両
アストラムラインを運行する広島高速交通(広島市安佐南区)が2023年度決算をまとめ、7年ぶりに債務超過となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ乗客数は回復傾向にあるが、車両の更新などで経費が膨らんだ。今後も乗車券システムの変更に伴う設備投資が控えている。
【図版】広島高速交通の経営状況
同社によると、23年度の当期純損失は2億3491万円を計上し、4年連続の赤字。累積損失は102億3401万円となり、資本金100億円を上回った。19年度から続ける車両の更新などの負担が要因という。1日当たりの平均乗客数は6万3782人。新型コロナ禍で5万人台に減っていたが、4年ぶりに6万人台に乗った。
同社は05~16年度も債務超過だったが、15年3月の新白島駅(中区)の開業を追い風に17年度に解消していた。平山睦喜常務は「車両への投資で赤字になる年もある前提だったが、コロナ禍による乗客の急減が響いた。ただ、債務超過になっても資金繰りは問題ない」と説明する。
24年度は、1日当たりの平均乗客数は過去3番目に多い6万5385人とはじくが、車両更新が続き、当期純損失は4億8435万円を見込む。さらに今年11月末までにカード型IC乗車券PASPY(パスピー)の運用を終え、JR西日本のICOCA(イコカ)に切り替えるため、改札や券売機の改修費約19億円の支払いも25年度以降に発生する。
平山常務は「現時点で黒字化できる時期は明言できない」と話している。
これはこれでどうかと思うが、お金の心配のない経営状態なら別にいいのかな。
「正しい赤字」というのは五平餅があるが、これまで積み上げた黒字で
新車への置き換え時期がコロナに当たった不運や、広電の我儘に付き合う不幸に
対処するための支出の増加で、漫然とした赤字とは違うと思った。
現「ホットスタッフフィールド」への、サンフレの観客輸送がなくなり
どれぐらい影響が出ているのかの記事は、読んだ記憶は無い。
が
「サンフレッチェビレッジ広島第一球技場」もあるし
失った輸送を補えるほど、スポーツ大会や、野外ライブも誘致するのかな?
5万人も入るスタジアムなどが使われるといいね。
平面図を見ると、陸上トラックのいらない子存在感すごいな。
「シャレオの赤字」も、改修に投資したそうなので
「紙屋町シャレオ」4年連続の赤字 コロナ収束で環境改善「今後は空き店舗を一つでも多く埋める」 | IRAW by RCC
2024.06.19 14:44
(こっちはそれ以外の要素が大きそうだが)
見出しの「黒字」「赤字」に踊らされないことが肝要。
赤字ローカル線の「乗って残そう」運動とは性格は異なる。
アストラムラインの輸送力を全部、バスで賄っていたら
わずか片側2車線の道路は機能不全だろうから、交通安全への寄与も含まれる。
(当初から祇園新道のように4車線ぐらいで計画したかもね)
(都市高速4号線も爆速でトンネルを掘ったかもね)
広電が「PASPYだったら会社が潰れる」と社会に脅しをかけたら(言い方)
慌てた広島市は「モビデー」の車載装置に全額税金で補助するように
(ICOCA装置は補助対象外)
アストラムラインも「もう潰れる」と言えば、広島市が財政支出するよ。
今ですら三セク会社だし。
安全は儲からないが、客から際限なく安全を求められ、事業者は大変。
公共交通サービスを全部自前でやりくりしろという、日本の社会が狂ってるだけ。
民間の事業として採算が取れない・赤字なら、撤退・廃止するの仕方ない。
この世は強い者が栄えるためにのみある、と元地球人も言ってるし。
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