不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

帰郷。

私もサンフレもシーズンオフ。


朝から洗濯と風呂・トイレの大掃除。
昼は食器の漂白しながら天皇杯2試合テレビ観戦。

マトモに掃除する時間が取れなかったとはいえ
ワンルームの掃除時間など知れたもの。
撮り貯めたテレビ番組なども、ながら見。


夕方に出発。
少し早く出て東京タワーの夜景をパチリ。
田舎者だし、新幹線から見える東京の象徴なので
やっぱり東京タワーなんだよね〜。

各駅停車のモノレールでのんびり移動して
保安検査場の行列に仰天して

501搭乗口から護送バスで移送させられて
タラップ車で乗り込んだ。

沖止め(オープンスポット)へのバス移動は面倒臭し
小型機・ローカル線への扱いへの悲哀の代名詞なのだが
羽田空港はデカいので、歩行距離が少なくなると思うように
自分に言い聞かせている。

雨が降っていたらどうすんのか?
乗客の脱獄を監視していた地上係員女史に尋ねると
バスをギリギリまで寄せて着けて
屋根のない所は地上職員が傘をさしてくれるらしい。

至れり尽くせり!
(いや、その前にボーディングブリッジ使わせてくれよ)

ANAはスターウオーズとコラボしてる。

いつも通りプッシュバック後、しばらく待たされる。

お先に〜♪

混雑時は、大型機・長距離便の発着が優先される(よう)で
ウチらローカル線は順番待ち。


もう飛ぶことにウキウキすることも無くなったので
トーイングカーが切り離される前ぐらいには寝た。

15分ぐらい経過したかな?
ふと目が覚めると、まだ地上に居た。

出発で手を振る地上職員も去った後だった。
前進したかと思ったら、いきなり右折して、元に居た場所に戻って停止。

再び〜♪

操縦室から「運航機器の不具合が発生した」との放送が入る。
復旧を試みたがダメなので修理するっぽい。

エンジンも停止した。
エアコンは効いていたかな。足元でガタガタしていたので
地面から生えるコードから外部電源を供給したっぽい。


機内は「おぃ〜」という雰囲気もあったが
特に声を荒げる客もおらず、そのまま機内で待機の指示。

ベルト着用サインは消灯したので、トイレに立つ人が結構いた。
客室乗務員女史から飴の配給(無料)があった。


起きていても何もすることないので寝た。


15分ぐらい経ったかな
操縦室から「完全な状態に復旧した」と放送が入った。
特に拍手が鳴るでもなく。
機体の周りで何人もの地上係員がワラワラと動きはじめ
エンジンも再点火され、おもむろに2回目のプッシュバック。
(スターウオーズは居なくなってた)

トーイングカーが再び前進、今度はまっすぐ進んで誘導路に進入。
例によってD滑走路まで延々と地上を走って離陸。

東京湾の上空を2回転半ぐらいしたのかな
機内の光で外が余り見えなかったが、ぐるぐるして西進。


とりあえず羽田に戻りそうにないことを確認して寝た。


・・・。


「間もなく着陸」の放送が入り、お目覚め。


帰宅後に発着案内を確認したところよると
定刻の40分遅れで出発して、36分遅れで到着。


地上職員も連絡バスの運転手もガードマンの皆さんも約1時間の残業が発生。
ちゃんと超過手当を払ってあげて下さい。

海兵隊が到着の遅れをOKしてくれたので出発できたんだよね。
ノーサンキューされたら欠航だったワケで
ビバ!思いやり予算!ビバ!日米安保条約!と叫びながら
星条旗でも振ってやろうと思った。




人生もう何回乗ったか覚えていないが
いつも岩国〜羽田の出発遅延は管制指示(羽田の混雑)なので
故障(←広い意味で)で遅れたの初めてかな。

ケータイやパソコンなども何等か不具合は発生しているし
飛行機は数万点の部品で成り立っている巨大な装置なので
ANAの整備体制に文句を言うつもりはないが
一応、公共交通機関だし、年末年始いう大事な時期でもあるし
会社はちゃんと整備体制を確認してほしい。
個人への責任追及は簡単。
なぜそうなったか組織の責任を問わないとね。



今年の日本の冬は、バスや高級車が炎上する季節になったっぽいね。