不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『この世界の片隅に』9回目。@テアトル新宿。

fuwakudejokyo2017-07-01

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2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
7回目
原画展
8回目

起きて「映画の日」だ!と思って
朝のお買い物に出る前に席を押さえた。


http://konosekai.jp/
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/

本拠地、テアトル新宿
今日、封切り日か?と思わせる満席・立見ありで熱気ムンムン。

発券口3つのうちネット用は1つなので
長蛇の列だった。

さて、個人的メモは再就職活動とお勉強の後で・・・。


した。

CMなしとあったが「私立高校に行ける」という某党のCMが入った。

多分ググると皆さん見てるだろう場面なんだけどね。
今日はメモ帳持参した。

そうそう新宿ピカデリーも満員御礼だった。

待ち合いロビーは、なさがら受賞コーナー。
シャイな私はここから眺めるだけ。


短い鉛筆を小刀で削る場面
刃にハイライトがあったの再確認した。

水原が亡き兄の鉛筆をすずにあげた場面
いいやつと思ったが1本かよ!ケチかよ!と思ったゴメン。

水原を見合い相手と勘違いした時の
「あせったー」で少々の笑い発生。
今日は「映画の日」で初見の方が多かったのか分からないが
ギャグ要素がズバズバとヒットした。

呉に嫁入りする時、お母さんミカン食べてた。
お父さんが巻いてたのもゲートルいうのかな。

全体に、海軍 > 陸軍な気がしたのは
北條家・ご近所が海軍従事者というのもあるが
私が宇宙戦艦ヤマト好きもあるか?

「きんさったでー」の左端に干し柿があった。

仏前結婚式でモンペを脱ぐ時に
径子さんだけ微動だにしなかった。こえー。

初夜の「こけえホクロがあった」の周作のスマイル。

鬼イチャンの従軍先は濠州ってニューギニアなのね。

モガの場面のBGMが『コクリコ坂から』の
良子と風間父が密会する時のに似てた。

径子さんがすずの洋装を叱っていたのは
晴美ちゃんとサンさんの会話で余り聴こえなかったが
当時は大人の女性は和装だったのね。

晴美の靴下、汚れすぎw

エヴァタンポポは白いんか」の時の
http://taraxacum.sblo.jp/article/177992203.html
(映画「この世界の片隅に」とタンポポ: 日本たんぽぽラボ)
すずが2度、周作の手を払う仕草が結構キツくて
マジで嫌がってるのか気になった。
 (夫婦って、こんなもんですか?)

「呉にお嫁に行った夢を見てた」イテテで小笑い。

北條家の崖に掘った防空壕の土は
段々畑と、前庭に新設した畑で消化したのかな?

防空壕キッス直前に周作に顔を拭いてもらったすずが
手足をバタバタさせる仕草が思いのほか可愛い。
そして径子さんのいじけで小笑い。

「警報飽きた」でも小笑い。

平地の”町”には各所に「防火用水」の
バスタブサイズの水槽があった。

「嫁といっても所詮他人じゃからな」は
現代に通じるのではないかな?
(嫁とって実家暮らししたことないから分からんけど)

リンさんの赤色のネックレスって
周作が書いた身元票?を入れていたのか。

納屋の2階にギターがあった。
原作で音楽雑誌を読んでたアンサーかな。

鬼イチャン葬儀での「ほげた靴下」ようやく確認した。
骨箱を肩に抱える母キセノさんがカッコイイ。
父十郎さん呉に向かう時もこの時も喫煙。
水原も喫煙者。
北條家は当時珍しく?非喫煙者なのかな?
(でも灰皿あったな。それは文化か。実家も今で有るし)

夫婦喧嘩in呉線ですずが大根を背負っていたのは
原作で水原のお母さんにもらったものだよね。
この喧嘩マジで面白い。
そしてやっぱり片渕須直監督だよなあの男性。

すず/女性は防空頭巾で、周作/男性は鉄兜。
男尊女卑というより戦力としての優先順位かな。

小松菜、径子さんは食べることできたのかな?

「ワシらの2000馬力」は笑い無しの緊張感。
円太郎さん死亡説で小笑い。

当時、下関も空襲あったよなーと思ったら
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/chugoku_05.html
晴美ちゃんと同時期の昭和20年6月だったのか。

これだけじゃんじゃか空襲されているということは
呉だけでなく日本はほぼ制空権は失われていたんだよね。

機雷散布されていたので掃海艇も出ていて事故って
円太郎さんと一緒に入院していたし。

晴美ちゃんの「ちいとだけ」で公共防空壕に入ったが
その目の前の家の人が早く入れと言ってくれなかったら
(言わないとは思わないけど)ヤバかったね。

シネカリグラフィーの場面
目の前で、開始からずーっとゴソゴソして声を出して
映画もう飽きたー」の子供がどう反応するか
見モノだったが、黙って見てた。
騒いだら親の前でも蹴り倒そうかと思ってたw

右手を失って義母サンさんが
故郷を(半分)失って義姉径子さんが
髪を梳いてくれた。
「家族になった」と示唆に富む表現←受け売りです。

今日7月1日は呉が空襲されリンさんが行方不明になった日。
「包帯もろうてええか」「どうぞ」の日。
http://kure-sensai.net/Kuushuu/KureSigai701/KureSigai701.htm

「床下のイモ」の幼い男女2人があの2人かと思ってたら
すみちゃんお見舞い後の、焼け野原で大八車が動いてる時に
幼い男女が居たので、その子たちだといいなと思った。

すずさんB型なのね。

すみちゃんが見舞いに来た時、径子がお茶を出したが
何か言えよと思ったが、玄関先でツンケンされたのかな。

焼夷弾・不発弾処理でアッパッパ?の裾が焦げて
継ぎ接ぎの柄が、木口バッグと同じだった。はず。
(要パンフでチェック)

すずの右頬の絆創膏が取れかかってた。

8/6の朝、盛夏なのに周作は上着を着て出勤していた。
まるで就活中の学生/ニート/無職みたい。

すずと径子さんとの壁崩壊は7:45だった。
となると、随分早くに、7時台の前半ぐらいには出勤するのね。
まるで首都圏の長距離通勤なみ。

すずはトランク1つで嫁に来たのかな。
全部モンペに作り替えたなら嵩張らないのかな。
まるで浪漫飛行

径子さんのお詫び、そして「暑苦しい」小笑い。
原爆の閃光の後の爆風で、径子はすずをしっかり抱き支えてた。


救援活動に行ったのは、知多さんだけでなく、刈谷さんもだよね。
原作漫画では知多さんは症状(原爆性白内障らしい)が出ていたが
刈谷さんはすずと一緒にリヤカーで物々交換に出かけられたので
行ってないのかな?

進駐軍の残飯雑炊って無料で配給されたのかな。
「ウマー」で小笑い。

ヨーコを迎えた時は、すみちゃんは生きてた。
入市被爆(二次被爆)の原爆症の青あざ(内出血)を見せるために
お風呂で裸体を見せたという監督の凄さを力説したページがあった。
周作が「お母さん=キセノさん」も心配したのは
精一杯の気遣いだよね。

エンドロールで左足が木で義足の人、誰?
「掃海特務艇第16号じゃ」の青年かな?

ピンク色の水玉で、径子のワンピースを作ったのは
すず直伝の裁縫技術を伝授されたヨーコだよね。

時々緊張感を和らげるネコ、ちゃっかり家族に昇格?

クラウドファウンディングのロールで、リンさんの半生が描かれるが
売られた先でガキを殴り倒して、草津に逃げて
すずの祖母(森田イトさん)の元で育って
独り立ちして、遊郭でスカウトされて、周作と知り合って
やねこいことになった、でいいのかな?
(原作漫画どおり)
イトさんが遊郭に売ったのではないよね?

リンさんはA型。

映画本編で語られない
すずとリンの、お友達としての交流が描かれ
監督の「こうの史代先生の原作も読んで下さい」の流れに。


多分、今日の客の9割は読んでるだろうが
随所の小笑いからすると、やはり意外と初見さんが居たのかな?
私は読んでても、9回目で分かっていても笑ってるから
そんなの関係ないのだろうけど。



隣のお姉さん(かなりの美女)二人連れが
開始からハンカチ片手で、時々嗚咽で
おっさんもヤバかった(汗)

まっさんのファンが
精霊流しや無縁坂のイントロでハンカチを取り出すように
物語は全部分かっててのことと思う。


私も9回も見れば大体もう分かるけれど
やはり初めて分かること・再確認したことなど
(暇とはいえ、そんなマメにネットサーフィンできねぇよ)
情報量満載の画面に見入ってしまう。



コクリコ坂から』は13回ぐらい観たはずで
(覚えてない。素数だったはず)
さすがにそこまでは観ないだろうが
何らかの歯止めが切れてしまったら
もしかしたら観てしまうかもと逡巡の今日この頃(笑)


そうそう、なぜここまで興味深いのか
自分でもよく分からないのだが
コクリコ坂から』と同じくミュージカル調だからかなと思った。
いや実際は、ミュージカルではないのだが
時代性を踏まえた挿入歌が劇中で多数、歌われ/流れており
脚本や演技以外にも贅沢な雰囲気があるから、かな。





ちょっと時間かけ過ぎたが、まあええか。

よさげな求人を見つけて応募できたし。
果報は寝て待て。





ためになるサイト様

知らんまま 死にとうないけぇ
http://chimrin2.blog.so-net.ne.jp/2017-05-16