建築士4人書類送検へ 震災で斜路崩落、業過致死傷容疑
2013年2月16日8時5分
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY201302160008.html
東日本大震災は天災だが
スロープ崩落は人災と判断した様子。
当時は、大阪の会社に勤めながら復旧・救出の状況を見聞きしていた。
間もなく発生から2年になるのか。
まさか東京で暮らすとは、当時は夢にも思わなかった。
こっちに来たことで、かえって関心が増した。
書類送検ということは
国家として一級建築士個人の責任を追及するということ。
設計当時の想定しうる範囲を越えた揺れだったかもしれないが
多くに人が死傷したということで「それはそれ、これはこれ」なのかな。
「所有者は山ほど存在」するが
「食えない」し
「実際に使えない(設計できない)」人も多い
代表格である建築士。
今は取得自体も難しくなったし更に人気が落ちそう。
(目指したけれど取得できなかった男の僻み)
個人宅でも多くの死傷者が出たが
今回たまたま商業施設で大勢が死傷したことで
設計者の責任が問われた形。
この施設の管理者や、建築確認した行政マンの責任は無いの?
個人が設計の瑕疵・欠陥を問うのは、証拠集めなどで大きなハードルがあるね。
結局、弱者は泣き寝入りなのかな。
その地震では、九段会館でも多くの若い学生さんが死傷したが
こっちの責任は、どうなってんだろ?
当時、管理運営していたのは財団法人日本遺族会。
未だに責任の有無の見解を示していないのね。
http://www.nippon-izokukai.jp/
見つけられなかっただけかな。
施設の所有者は国。
当然、管理者責任の一翼を担う。
学生の遺族の方々は、日本遺族会を告訴をしているが
先の建築士のように国家として、国や日本遺族会を追及していない様子。
http://diamond.jp/articles/-/16226
http://diamond.jp/articles/-/13784
旧日本軍に由来を持つ、英霊云々ということで
国家としてはアンタッチャブルなのかな。
建物は美しい。
帝冠様式というそうな。
「それはそれ、これはこれ」で、解体される前に見ておきたい。
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