不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

大人が風疹の予防接種を受けるハードルと費用が高い件。

東京都医療機関案内サービス“ひまわり”|東京都内の医療機関をさがせます。
 http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp


先週の水曜日の夜だったか、実家から
「東京で風疹が猛威をふるっているので予防接種を受けろ」と指令が下った。
母子手帳を見ても記録が無かったとか。

都内の風疹患者 去年の32倍(2月14日 17時5分)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130214/k10015520601000.html


結婚もしておらず子供をつくることが必要不可欠な生活でもなく
周囲に妊婦も、妊婦になる予定の人もおらず
さほど気にしていなかった。

東京は狭い範囲に多くの人が集まっているので
染し染しされ、爆発的に拡散する確率は高いのだろうね。


流行りモノには鈍感な私だが
感染して会社を休むと後後面倒臭いので
翌日から会社と自宅の近所の内科医に電話。

内勤とはいえ、おいそれと私用の電話をかけられる境遇ではないので
昼休みか、偉い人が出払った隙(笑)

総合病院と開業医(医院・診療所)を8件ぐらいかけたかな。
 ●風疹の予防接種は、やってません。
 ●今日予約しても、数日先か一週間先ですかね。
 ●予防接種だけはやってません(拒否!)
など。
上記「ひまわり」は、あまりアテにならなかった。

最後にダメ元で、会社の誰も存在を知らなかった診療所に電話すると
月曜日の午後からならいけると言われ予約した。


こちらの方のように、なかなかたどり着けなかった。
 http://homepage3.nifty.com/nakiusagi/report/report14.htm


どうやら通常は、風疹のワクチンは備蓄していない様子。
必ず誰が接種するのかと聞かれたので、子供用なら常備しているのかな。


ってか
地球上に無くても東京には有ると言われる東京のくせに。
町がデカイだけで、中身は大したことないな。



今日の午前中は、当日の朝に急遽、外回り担当者に同行することになった。
人が居ない中小零細企業なので仕方ない
のだが
本業である書類作りができない脆弱な就労環境にあって
「まだなの?」とかいう態度
何とかならんか?



地図を頼りに初診。
ぷんと消毒液の香りが漂う町医者。
問診の紙に色々と書く。
副作用は一定あるが、出たら出たで諦めるしかない。


医者との幾つかの問答を経て、接種。

「風疹だけでいいの?」
「他に受けた方がいいですか?」
「それは私の口からは何とも言えない」
じゃ聞くなよ。

こちらの方の「新三種混合ワクチン」が良かったかな?
 http://trend-saisin7777.blog.so-net.ne.jp/2013-02-07


献血の針と比べると痛くなかった。


「予防接種のみの拒否」は、医者業界では珍しくないらしい。
患者が医者を選ぶ様に、医者も患者を選ぶのは
イーブンな関係なのだろうが、根本的にそんなことでいいのか?


刺した所を数分、アルコールした脱脂綿で押さえてた。
お会計まで、えらい時間がかかったのは
アナフィラキシーショックが出るか様子を見ていたようだった。
待ち時間に読んだワクチンの説明書きにあった。
言えよ。


お会計は6,000円!
オーマイーガー!
一週間ぶんの食費が吹っ飛んだ!
さすが健康保険が適用されない自由診療

足元見てやがるとまでは言わんが、この価格設定どうなんだ?
まあこれで発症/重症化が防げるなら安いものか。


初めて接種する場合は、2回受ける方が良いとのことで
一か月先にもう一度接種することに。
12,000円か。
うーん・・・。
健康も安全も金(カネ)で買う時代とはいえ
安月給だと安心して病気になれないね。



風疹20〜40代男性になぜ多い(2月14日 21時41分)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130214/k10015527821000.html

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの現在50歳から33歳までの人は、中学生のとき、学校で集団接種が行われていましたが、対象は女子だけでした。

ウチら世代は、保健衛生も雇用就労も、失政の犠牲者だな。