不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

首都圏降雪。

不意に目覚めた朝5時にはいい感じで積もってた。

お腹の具合はまだ鈍い痛みはあるが
カイロを低温やけどしなように当てて
いい靴を履いて
いいレインウェアをコートの上に着て
新雪をザクザク踏みしめて
駅で30分ぐらい電車を待って
車内で30分ぐらいおしくらまんじゅうして
何事も無かったかのように残業して
スマスマの冒頭を見て
寝る。

1回フラフラしたクルマに轢かれそうになった。
ノーマルタイヤ(に見えた)で走るドライバーは
殺人未遂というか未必の故意というやつなんじゃないの?

すし詰めの車内は
前に、この人痴漢です!と叫ばれたら人生終わる、という感じの女学生と
背後に、そんな趣味ないぜ!と叫びたい、えらい鼻息が荒いおっさんと
左右に、自分のポジションを死守し必死に小っさい画面を見つめる若者と
いつもの5割増し?で人生の喜怒哀楽を詰め込んでも、静寂。

東京人の鍛えられた道徳心(公共の場所では静かにする)に
日々、驚嘆というか恐怖というか。


ほんま、センター試験にぶつからなくてよかった。
例年土日に降って受験生が可哀想になるニュースが流れたと思うが
だからといって週明け月曜日からこの仕打ちで
ただ疲れた。


無事に帰宅できて何より。