不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『手嶌葵 Concert Tour 〜J'adore chanter〜』@中野サンプラザ。堪能♪


Aoi Teshima Official Website | 手嶌葵オフィシャルホームページ
http://www.aoiteshima.com/index.html
この手作り感、嫌いじゃないよ。


昨年のこの時期、死にかけて、乗り切って、身も心もボロボロだった。
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20161218

今の無職の境遇を思えば、それもまあ悪くない思い出だな。
死なないでよかった(笑)
まさに(笑)だわ。


さすがに今年は、昨年のように横浜に行く元気は無かった。

週末、クリスマスイブイブ・クリスマスイブに行って
またカップルの記念撮影の手伝いしてやろうか(笑)
横浜=すいませんシャッター押してもらえますかの町。


真田丸』懐かしいな。
さすがにブルーレイボックス買えてないけど。
『おんな城主直虎』は無名の藩主を丁寧に扱った
大河ドラマのエポックメイキングだとの記事があったと思う。

(東京やぁ)


で、手嶌葵さん。
『J'adore chanter』は
『ジャドールシャンテ』と読み
『私は歌が大好き』というフランス語。

デビュー10周年を過ぎ、おフランス語をお勉強中の葵さんの
意向を反映したツアータイトル。



あ、まだツアー中なので、福岡と名古屋の方はネタバレ注意です



中野サンプラザ
昨年も書いた古き良き昭和の薫る多目的ホールだが
稼働率はかなりのもので
https://www.sunplaza.jp/hall/event/
新宿から快速で1駅という好立地もあり
使い勝手のよいことが分かる。

(入場待ちは屋外)

中央線すぐ止まるけど、総武線東西線でも迂回できる。
中野は便利で住みたいけれど、家賃も生存ハードルも高いのでね。

(謎のオサレ坂)

そんな過酷な鑑賞環境にも関わらず今年も
大勢の老若男女が来場していた。


・・・建て替えいつになるのかな?
これだけ高需要だと
首都直下地震で壊れるまで稼働させた方がお得かもね。

いわゆる「2016年問題」といわれる
高度経済成長からの寿命による閉鎖や
2020年東京オリンピックに向けた改修による
ホール不足という状況もあるが
常時、数千〜数万のホールを必要とする首都圏・東京は
日本の「富の集中」の象徴だわさ。

数千億円かけて新国立競技場を建て
二度と国体すら開催できなくるので更にカネかけて
球技場に改造してしまう日本のスポーツ行政もそうだし
ほったらかしで行き詰らせる文化行政もそうだし
官民連携のお粗末さが露見されてしまうのも、また東京の特徴。

無職が政治を語ってやったぜ。



土曜日に発券。
葵さんのスパンコールの枚数も数えられそうなぐらい
(それはない)昨年よりも更に前の席だった。


今回の成長は、編集点が無かったこと。
バンドさんが演奏を止めなかったこともあるが
歌はナマモノ、とにかく歌い切った所。

葵バンドはいつもの安心トリオ。
真藤敬利さん(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)
中北裕子さん(ドラム、パーカッション)
オオニシユウスケさん(ギター、ベースもあったよね)


葵さんのコンサートは5回目かな。
MCの時に歌手も客も緊張する(笑)という感覚は
なかなか味わえない。褒めてるつもり。

デビューからの足取りや制作過程のエピソードなど
おしゃべりもだんだんと上手になっていくのが
親戚の子(いや友達の子か)を見ているようで
嗚呼おれおっさんだ、と思う毎公演。


第一部のラストに『明日への手紙』
第二部のラストに『瑠璃色の地球』と
俺得な曲順。

葵さんのレパートリーは
歌手となる契機となった外国の歌のカバーが多いが
(そういや今日は名刺代わりの『The Rose』は歌わなかった)
『明日への手紙』は葵さんの音域にピッタリ合っていると思う。
(知ったかぶり)

曲間の拍手も
ハンドクラップする『朝ごはんの歌』と『(何だったっけ?)』も
微動だにしない右に座る初老に戸惑った。
でも
終演後の握手会には誰よりも先に駆け出していたので
ファンなんだろうなー


幕間の休憩あり。
某カラフルアイドルのライブは2時間半休憩なしという
演者も観客も耐久レースだが、葵さんは優しい(笑)


『蒼と白〜水辺、君への愛の詩〜』の作詞で
煮詰まって、某ネズミーシーのバーで気分転換したと言ってたかな。
サラリーマンの飲酒は現実逃避だが
クリエイターではキッカケとなるのはよく聞く話。

葵さんは「30歳になってしまった」とボヤいてたかな。
お酒のCMで本人出演&歌唱もできるよ事務所の皆さん!


アンコールはお約束とはいえ
手拍子に至らず、ずーっと拍手だったの。
お約束にとらわれないお客さんの気持ちが印象的だった。

クリスマスソングは「この季節の」サービス。


『東京』でまさかのセットチェンジ。
それまでアルミホイル然とした切り替えのある幕状のもので
(美術さんごめんなさい)
不思議な細かな凹凸、ラティングで森の中っぽい感じもあったが
バトンが上がると
キットカット風のビル然とした模様になった。
(美術さん再びごめんなさい)

WBSのエンディング曲に採用されている『東京』は
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/cast/
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A024306.html
先月にリリースされてすぐに入手したが
本編でなくアンコールに持って来るとは思わなかった。
一瞬、歌わないの?と思った。

歌詞を書くと、Jナントカが来る(笑)ので
コレ見てね。
https://www.uta-net.com/song/239499/

福岡在住の葵さんは仕事の度に東京にやってくる。
「東京は緊張する町」とこぼしていた。
しかし
「大人なので責任持ってしっかり仕事しないと」とも。
胸が痛い。
(メモとってないから記憶と意訳ね)

東京人の全員が全員、人でなしではないが
部品が多いと故障率が上がるように
人でなしに遭遇する確率は全国最高なのは間違いない。
(オレもその一人だけどな)



終演後にセットリストを掲示してくれているの
今回初めて知った。

(写真OKだったが見えないので転記)


プロの歌手にしては珍しくアンケートがありロビーで書く。
ウッチャンの舞台でもあったかな?)

そのたね、握手会にまたも出遅れブービーあたりだったが
(グッズは新作のトートバッグ買った)
(CDは全部持ってる。ローニャだけまだかな)
2時間半+30分と長丁場を、最後まで笑顔だった。
何を話しかけたか
そもそも話しかけたのか、またも覚えていない(笑)が
ずっと応援したい。



そのために早く仕事を見つけないと。笑い。
笑いごとではないが、笑い。




12月24日(日)「ミニライブ&サイン会」行こうかな。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Information/A024306.html?article=news62#news62
ヴィーナスフォートってどこ?
意外と遠いなw
http://www.venusfort.co.jp/eve.cgi
(この時期のお台場なんぞカップルとファミリーしかおらんぞw)
CDはお買い上げしてるのでサインは無理だけど
ミニライブ観たいもの。


そうそう
チラシ?フライヤー?の束に挟まってたけど
MCで「Billboard Live TOKYO」でのライブも決まったとのご報告。
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10831&shop=1
来年2月24日(土)と25日(日)
ビルボードライブ東京って昔は東京ブルーノートだったよね。
大阪にもあった。懐かしい。緊張で酒の味がしなかったw
ロイヤルホースや幾つかライブハウスで友達の演奏も楽しんだり
小さな箱だが関西各地で時には演奏したりもした。
懐かしいね。

今はもう聴く側でいいや。