木村一基九段が豊島将之王位を破り2勝目、第60期王位戦七番勝負第4局|将棋ニュース|日本将棋連盟
更新:2019年08月21日 22:37
豊島将之王位に木村一基九段が挑戦する第60期王位戦七番勝負の第4局が8月20・21日(火・水)に兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われ、木村九段が豊島王位を285手で破り、2勝2敗のタイに戻しました。
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46歳・木村一基九段が大奮闘 豊島将之王位を285手で下し2勝2敗のタイに 最年長初タイトルにあと2勝/将棋・王位戦七番勝負 | AbemaTIMES
2019.08.21 21:16
将棋の王位戦七番勝負第4局が8月20・21日、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われ、挑戦者の木村一基九段(46)が、豊島将之王位(名人、29)を285手で下し、同シリーズの成績を2勝2敗とした。木村九段はタイトル挑戦7度目で、獲得すれば史上最年長でのタイトル獲得記録を大幅に更新する。
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神戸新聞NEXT|総合|将棋王位戦第4局 木村が勝ち2勝2敗に
2019/8/21 22:00神戸新聞NEXT
将棋の豊島将之王位(29)=名人=に木村一基九段(46)が挑戦している第60期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第4局は21日、神戸市北区有馬町、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で指し継がれ、午後9時12分、先手番の木村が285手までで勝利し、対戦成績2勝2敗とタイに戻した。
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主催は「新聞三社連合」という集団で、ご当地のみ名乗る仕組みなのかな。
今週は魅力的な求人が多く、応募書類の思案が捗る状況で
そんなに見ている場合でもなかった。
(本来の当たり前)
今回も AbemaTV の解説・聞き手は魅力だったが
解説者:金井恒太六段、石井健太郎五段
解説者:阿久津主税八段、及川拓馬六段
聞き手:宮宗紫野女流二段、和田あき女流初段
コメント欄は読んでいられない程に罵詈雑言に塗れているので
運営により一定の清浄化が図られているニコニコ生放送をメインに
解説・青嶋未来 五段
聞き手・竹部さゆり 女流四段
解説・先崎学 九段
聞き手・山口恵梨子 女流二段
時々、キレイな映像をアベマで確認した感じ。
今夏は映像を共用している天井カメラの調整に苦労している様子。
(他の番勝負や将棋会館でも厳しい時がある)
私は3年ぐらい将棋を見ているが、いつまで経っても「素人見る将」なので
「入玉だ!」と言われても「はぁ...」という程度だが
先崎九段の「将棋は基本的に前に進むので詰まない(終わらない)意訳」で
なんとなくイメージできた。
豊島王位の粘りの将棋を、先崎九段が呆れたり、怒ったり、笑ったりと
「3月のライオンコラム」を思い出す解説だった。
山口女流は規定を紹介し、先崎九段の説明を素早く補足していた。
入玉宣言法(現行の24点法に基づく)
四則計算は大事。
このコンビ、たぶん初めて見たと思うが掛け合いの間合いがいいね。
立ち放しで4人がランダムに入れ替わるアベマよりも
2人固定で座って放送できるニコ生に一日の長があるのかな。
アベマはその話題の「点数」が画面に表示されたそうな。
ニコ生はソフトの画面の赤ペン先生を表示するアレ(笑)があるが
持ち時間や手番の表示、主画面やワイプの画質など
放送局の流れを組むアベマは後発の利で見せ方は上手かもね。
・・・こんな分析してる前に仕事を探せよ俺。
木村九段が詰ませされたらここまでいかなかったそうで
(コメント欄曰く泥仕合)
どんなに粘っても豊島王位の負けは明らかだったそうだが
「簡単には負けませんよ」という姿勢は素晴らしいと思った。
将棋は、投了=投げる、と「自ら負けを認める」競技で
「潔さ」も高く評価される(と思っている)一方で
名人を背負う王位の指し方はルール上、何も問題ない。
この「諦めない姿勢」がないとプロとして食べて行けないのは
『将棋世界』2007年5月号で木村九段も言及している。
木村一基とは (キムラカズキとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
早熟の天才VS晩成の星|棋士とメシ|松本博文|cakes(ケイクス)
(超受け売りw)
「頓死」という言葉は将棋を見て知ったが
相手のミスを待つのも意味ある戦術だそうで
(高段者では極めて期待薄とはいえ)
王位を悪者にするコメント欄の住人には迎合できなかった。
これで7番勝負は2勝2敗、面白くなってきた?
少なくとも第6局「元湯 陣屋」まで進むことになった。
過去、何度か降りかかった災難を思い出すと豊島王位は
何かが起きる「都市センターホテル」までには終わらせたいだろうな笑い。
「豊島木村十番勝負」後半は早くも明後日、竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局。
私も諦めず、自分の道を進もう!と、思ったとか、思っていないとか・・・。
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