もくじ
京都市の景観政策(建築制限)は、京町家の保全のためだけではないけどね。
町家は辛いよ
【京町家所有者 修繕費などに苦労】
— NHK大阪ニュース (@nhk_bknews) 2023年8月23日
京都の伝統的な木造建築、「京町家」を所有する人たちの半数以上が修繕費や改修費の工面に苦労していることが京都市が実施したアンケート調査で分かりました。https://t.co/j0AiyEd8Rv #関西NEWSWEB - https://t.co/j0AiyEd8Rv
「京町家」所有者の半数以上 修繕費や改修費の工面に苦労|NHK 関西のニュース
08月24日 07時13分
京都の伝統的な木造建築、「京町家」を所有する人たちの半数以上が修繕費や改修費の工面に苦労していることが京都市が実施したアンケート調査で分かりました。
この調査は、平成29年に「京町家」の保全・継承を推進する条例が制定されて初めて行われたもので条例で個別指定されている所有者1160人を対象に実施され、381人が回答しました。
このうち、所有者の年齢を尋ねる質問では、「60〜70歳代」が45%と最も多く、次いで「80歳以上」が29%と60歳以上が全体の74%を占める結果になりました。
また、「京町家」を維持していくために苦労している点を複数回答で聞いたところ、「修繕費の工面」が63%「改修費の工面」が51%「固定資産税の負担」が48%となりました。
そして、所有する「京町家」の将来について、複数回答で尋ねる質問に対しては、「代々引き継いで、残していきたい」が54%と最も多く、次いで「自分の代は維持していきたい」が41%、「改修したい」と「決まっていない」が14%を占める結果となりました。
どれ?
関西人時代に景観に関する仕事で、京都は最先端事例として勉強した。
・・・さすがにもう忘れたけど。
当時から、保全と経済活動とのバランスは苦労していたと思うが
「京都とは」という面で、田の字地区の一定程度の保護が主眼にあった。
とはいえ
京都市も政令指定都市なので、旺盛な住宅需要・ビジネス需要はある訳で
高さ制限を緩和した京都駅の、メリハリのある特例的・臨機応変な対応もしてきた。
個人的には、一貫性が無いなあと懐疑的だったけどね。
景観条例以外にも、急激な人口減少社会での需要の衰退はあると思うが
コロナ禍の需要の低下と併せ、証拠を持ち合わせていない。
一見さんである外国人観光客・インバウンド様が通勤通学路線を混乱に陥れている
山陰本線のニュースはあったね。
京都の嵯峨野線の混雑緩和へ、JR西日本が一部列車で車両数増 土曜・休日に臨時列車も | 京都新聞 https://t.co/udQxFcCD3j
— 京都新聞 (@kyoto_np) 2023年8月29日
京コトはじめ
NHKで毎週金曜日に、京都から生放送がある。
ジェフ・バーグランドさんの自宅は趣があった。
関西人時代に、京町家・伝統的な建物には何度も入る機会があったが
夏暑く、冬寒い、レベルが一段違う厳しさがあり
ここで永住する覚悟は生まれなかった。
京都は、先人たちの努力の結果、京都というだけでブランド化した町。
現代京都人が「京都の名を借りて」「あぐらをかいて」一儲けしている印象はある。
それも時代の流れ。
京都市の景観政策(建築制限の緩和)
街並みを保存するため建物の高さを厳しく制限してきた京都市の京都駅南側などで、25日から高さ制限が緩和されます。商業施設などの誘致や住宅の供給増が狙いです。https://t.co/03VzLxGy2v
— 日経関西 (@nikkeikansai) 2023年4月18日
京都市、高さ制限緩和25日から 京都駅南側や市東部 - 日本経済新聞
2023年4月18日 19:47
高さ規制の緩和が予定されている京都駅南側のエリア(共同)
京都市は18日、企業誘致や子育て世帯の流入を目的に見直しを進めてきた新たな都市計画を25日から施行すると発表した。JR京都駅南側や市東部などで建物の高さや容積率を緩和する。市は2007年から歴史的な町並みを保存するために「新景観政策」を導入して建物の高さを厳しく制限してきたが、大幅な見直しが実施される。
新たな都市計画では、JR京都駅の南側で主に大通り沿いの高さ制限を現在の20〜25メートルから31メートルに引き上げる。また「らくなん進都」と呼ぶ南部の工業地域では、容積率を400%から最大1000%にする。商業施設やオフィス、企業のラボなどの誘致につなげる。
住宅の供給増加も期待する。市内の子育て世帯の流出先となっていた滋賀県の大津市と隣接する市東部のJR山科駅付近では、大通りに面した要件を満たす土地は高さ制限をなくす。建物の1階部分に店舗を設けるといった条件を満たせば、タワーマンションなども建設可能となる。
京都駅の北側で昔ながらの京町家などが多く残る通称「田の字エリア」は変更しない。市は22年9月から規制の見直し案を公表しており、23年3月29日に市の都市計画審議会が見直し案を可決していた。
京都市 建物の高さなど規制緩和 一部地域で25日から|NHK 関西のニュース
04月24日 11時34分
京都市は、歴史的な景観を守るために導入している建物の高さなどの規制を25日から一部の地域で緩和します。
マンションやオフィスを増やし人や企業を呼び込むねらいです。
京都市は、歴史的な景観を守るため、国の制度も活用して、市街地の96%で建物の高さなどを規制しています。
しかし、20代後半から30代の若い世代が働いたり、住んだりする場所の確保が難しいことが課題となっていて、市はマンションやオフィスを増やすため、建物への規制を緩和する新たな都市計画を策定しました。
この中では、▼京都駅の南側や、▼市西部の阪急・西院駅周辺、▼市東部の外環状線沿線など、一部の地域で規制を緩和します。
具体的には、▼京都駅の南側の烏丸通沿いなどでは、オフィスや研究施設などを対象に、高さの上限をこれまでの20メートルや25メートルから31メートルに緩和します。
▼また、市西部の西院駅周辺ではマンションなどを建設する場合、遮音対策を講じることなどを条件に、高さの上限をこれまでの20メートルから31メートルに緩和します。
一方、京都駅の北側などでは規制の見直しはありません。
新たな都市計画は25日に施行され、人口の増加や企業誘致にどれだけつなげられるかが問われることになります。
景観条例の施行と新築住宅の着工状況は、相関関係がみられないというページを
見た記憶があるが、ブックマークしていなかったので、見つけられなかった。
これだったかな。
民間の調査があったと思うのだが・・・
令和2年度京都市景観白書 97
第3章 検証② 景観政策による建築活動等への影響第 3 章 検証② 景観政策による建築活動等への影響
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000281/281405/R2dai3shou-sebyooushi.pdf
高さ制限により、頭を抑えられ戸数を稼げない一方で
相応に利益を上げる必要があり、一戸当たりの価格が上がるので
採算が取れないとなれば、不動産開発企業がソッポ向くのは分かる。
土地転がし業者・地上げ屋も、利益が上がらないとなれば手を出さない。
建物の高さが低いと、それだけ建設コストは下がるのだが
コロナ前までは、土地の価格が異常に高騰していたのだったかな。
今回の緩和は、コロナという社会情勢の激変もあり
「お金」を全面に出して関西人の糞尿(核のごみ)を受け入れる上関町と異なり
あくまでも流出した「人口(≒日本人)」の回復が狙いという建前。
そんなに税収減は深刻なのかな。
そんなことない様子だが、経年劣化した市政のツケは重くのしかかっている。
東海道新幹線に飽き足らず、リニア中央新幹線も、北陸新幹線も欲しがる京都だが
Twitter(X)で、面白おかしく地域を紹介するアカウント
みえっぱりな京都人bot (@kyoutojin_bot) / X
と
卑屈な奈良県民bot🦌【再重版!】ご当地コメディ小説「今昔奈良物語集」好評発売中! (@nntnarabot) / X
の
応酬でみられるような、ゲスい陰湿な京都人のことは、覚えてない。
私が青春を過ごした京都はもう無い。
建仁寺やその周辺の花見小路通も、日本人よりも外人インバウンド様が溢れる
筆舌に尽くし難い外国になっていて悲しかった。
4・6両編成を6・8両編成へ。
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) 2023年8月25日
【パンク状態のJR嵯峨野線、9月も混雑対策 シルバーウィークは「大増便&大増結」】https://t.co/wRfzhT3yDF
外国人観光客のための政策をしてもロクな目に遭わないのなら
日本人のための政治をして欲しいね。
京都市のバス1日券
— Manabu INOUE (@kasobus) 2023年8月29日
観光客が使いまくってバスが混雑のため、9月末で発売終了 pic.twitter.com/0tdt5B1d6Y
さよなら京都。
★