不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

宇宙戦艦ヤマト2199・第7話。戦闘なしでもいいんじゃない?

http://www.mbs.jp/yamato2199/
さっき見た。

しばらく戦闘が続いていたので、緩急という意味でも、いい回だった。

おっさんのハート鷲掴みの『♪真赤なスカーフ』しかも2番だもの。

古代進は、兄・古代守のハーモニカを持参したんだ。
拳銃も守のモノだし、兄弟っていいよね。

森雪は、古代に自身の過去を告っていたが、ここ1年以上は記憶喪失なんだ。
そんなヤバい人を乗艦させなければならないほど、地球は人材に枯渇しているのかな。
恐るべしガミラス郵政爆弾。

山本玲は古代に、好き好きビーム(古い表現だな)を放っていた。
積極的だな。草食男子と肉食女子だな。
旧作に倣えば雪とデキちゃうから、最後は戦死するのかな。

今回は自己紹介をの回なのかな。


演出意図は不明だが、日曜夕方という一家団欒の時間帯に
風呂上がりのセミヌードに下着姿ダンスと、サービスカットが幾つもあった。
メイド服のボインちゃん(死語)もいたね。
オールドファンは放っておいても見るだろうから
平成生まれの新規顧客向けかしら。


後半の沖田艦長と徳川機関長の重鎮トークが良かったじゃないの。

旧知の戦友との、つかの間の昔話。
床にしゃがんで、あぐらで、居酒屋の座敷感覚だね。
艦長帽を脱いだ沖田艦長の優しい顔が見られた。

艦長「人の命は数じゃない。生き永らえた者にできるのは、若者の明日に希望をつなぐことだ」
機関長「多くの若者の未来を奪った、せめてもの償いですな」

ガミラスとの星間戦争に突入し(その原因は説明されるのかな)
多くの若者と共に戦い
そして若者を先に死なせてしまい
敗戦(人類滅亡)しつつあるが
若者を犠牲に自分たちが生き残っており
地球を守れなかった軍人として悔いている感じに見えた。

今の日本に当てはまるね。
ヤマトは星間戦争だが、日本は世代間戦争の真っ最中。
今の上の世代に「償い」という思考は皆無なので
日本を再興した世代が、今では「老害」と呼ばれる始末。


ということも、長い求職期間を経験して知った。


沖田艦長も、古代と同じく家族を失っているので
地球に通信することなく
(家族が居ても立場上してないかな?)
手持ち豚さんで艦内をウロウロしていたが
真田さんや山崎さんに「何か用か?」と言われてたのが可哀想だった。
みんな乗組員の素性、意外と知らないのかな。

私も社員の居住地や家族構成など、ほっとんど知らんけどな(笑)



私は、第二次ベビーブーム&就職氷河期の世代なので
バブル以前の恩恵を受けた世代に嫉妬し怒りを感じる気持ちもあるが
(私自身の致命的な能力不足はさておきw)
今の若者から見たら、私も「老害側」なんだろうなー。