不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

読了『灯籠』 (うえむらちか)

300円の贅沢。


読書週間その3。

この本に限らず、レビューで非難・罵倒を上げている人がいるけれど
嫌いなら黙って捨てたらいいのに。
ファンに不愉快な思いをさせたいだけの余裕のない人生を
私は送りたくないな。


で、『灯籠』。
ジブリを見て涙し笑う、あの(?)うえむらちかさんの2作目。
 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21069.html
 http://ameblo.jp/chika-uemura/
 https://twitter.com/UemuraChika

これも、読み終えるのに時間が掛かった。
元々活字を読むのが遅いので(苦手ではない)困ってる。


ウチの母の里も、盆灯籠を灯す(立てる)地域だったので
灯と正造の見た景色が、フワッとだがイメージできた。
逆に
この灯籠を理解できないと、難しいだろうなとも。


確かに二度読みが必要。
幾つかのレビューで、読み取れなかった仕掛けを知ることができた。
(伏線・フラグの回収というアレね)

いい歳したおっさんなので、切ないとか、胸キュンとか
思わ(え)なかったけれど
休日に都会の百貨店に出る度に、屋上で読んでいて

半分、読書が目的で外出したようなものなので
(特に『灯籠』は自宅で読むには、やや重いw)
謎解きという視点で、楽しめた。


今後も、故郷を大事にした作品を書き続けてほしいと思った。


神保町ブックフェスティバル、ってのやってるんだ。
http://jimbou.info/news/book_fes.html
この3連休、曇りか雨だもんなー。