不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『この世界の片隅に』4回目。

http://konosekai.jp/

求職中なのに、勤労者の皆様には誠に申し訳ありません。

毎日家に居て求人サイトとテキストばかり見てると嫌になるので
気分転換(してばかりというのは内緒)。


ひと月前の新宿ピカデリーはほぼ完売だったので
今回は少し多めに残っていたテアトル新宿に行ってみた。
平日なのにお客さんが行列してて焦ったが。

ロビーのタイトさ、上映準備作品のマニアックさ
傾斜の緩い雰囲気など、立川のシネマシティに似てた。
大資本シネコンにないディープさ。

椅子の座り心地がすこぶる良かった。
地下だからか?音響も爆撃の重低音が怖いぐらいだった。


感想。
橋本愛さん主演映画のCMの橋本愛さんが相変わらず可愛い。
北鉄のユイちゃん♪

キャラメルが御馳走。
すずの実家に周作が見合いに来た時、机の上にあったはず。
周作がバケモノに進呈したり
すずがすみちゃんに漫画を描いてあげた時に持っていたり
森永製菓は何等か協賛してあげてほしいぐらい。

天井の木目を目で追うのは
洋風建築が多い現代では難しい体験かな。
天井板も空襲対策で外された挙句右手も失い
もうその体験もできなくなって悲しかった。

すずが祖母の言い付けの通りに持参した新しい傘が
黒色というのは、嫁入りなのに解せなかった。
戦時で赤など派手な色を自粛する雰囲気かな。

歩く描写が思いのほかゆっくりかな。
すずが機銃掃射される時は、周作は全速力タックルだったが
緩やかな雰囲気が出てたと思う。

さすさす。ハー。
スイッチポンでお湯の出る現代との対比。
学生時代は私もオンボロアパートだったので
お湯はお風呂(ガス釜)だったけどね。

雑草なんか食ってて戦争なんか勝てるかよと
今なら思うが、当時はそれが日常だったのかな。
刈谷さんなど親切に教えてくれたり
命のやりとりをした時代の方が
ご近所の仲が良かったとか皮肉なんだけど。

原作コミックより少しキレイ。というか可愛らしい。
すずさんもリンさんも登場人物みんなそんな感じに見えた。
声が入るからそう思ったのかも。
原作漫画は、どちらかというと妖艶な感じ。

水原は「すず」なのに、他の人は「すずさん」なのよね。
夫である周作でさえ「すずさん」だった。
誰からも愛されるすずさんと分かる描写だが
水原との関係の時に引っ掛かっての4回目。

鬼いちゃん葬儀の帰路での「今せんにゃいけん喧嘩」の時に
子供ができない云々と言ってたなかったかな?
(絵コンテには書いてないけど)
なので少々の盛り上がりは許容したのかな?

水原はどこまで本気で迎えに来たのかな。
原作では一旦、江波→草津まで行ってすずの嫁ぎ先を聞いて
呉の北条家に来たはずで、現状は知ってたはず。
思われながら嫁いだという関係になったことないので
水原が羨ましかったり、腹立たしかったり、複雑。

すみちゃん可愛い。
姉妹での入浴シーンはR指定では?(笑)
原爆症の内出血で出演終了だったが
戦災孤児を保護した時に周作が気遣っていたので
まだ生きているよね。


径子さん。
晴美ちゃんの死を責めたのを詫びた場面
一旦、画面から外れて、戻ってきて、正座して、で
夫と娘に先立たれ、義妹も利き腕を失い
再び家を出るのが許されにくい状況下に置かれて
やっぱり径子も可哀想だっと思えてよかった。

声の演技が怖いんだもの(笑)

すずの手を引いて(遠慮は無用、かな?)別室へ連れて行き
通院への着替えを(冴えんから!)手伝ってくれて
人前に出るからと(恥をかくのは周作だから論?)髪をキレイにとかしながら
北條家におったらええと言ってくれて
すずが広島に帰るのをやめる契機となった人。

周作とすずが連れ帰った孤児に
晴美ちゃんの服を提供してくれた。
裏ヒロインかな。


エンドクレジットで
ヨーコがすずに教えてもらって作ったのか
径子・すず・孤児(ヨーコ)が同じ柄の服を着てて
3人仲良くやってるんだと安心できた。



まじコトリンゴ最高。





ためになるサイト発見。
https://kagehinata-movie.com/thecorneroftheworld/

http://タケダノリヒロ.com/2016/11/20/in-this-corner-of-the-world/

http://www.cinemarev.net/entry/konosekai.html

http://blogos.com/article/204120/


女優、のん「“演じる”という、不確かで自由なもの」 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/feature/525





東京やぁ〜