不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『この世界の片隅に』7回目。

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求職者が平日に娯楽して申し訳ありません。

帰宅して1件よさげな求人に応募したけれど
回答は連休明けだろうな。

メーデーだけど何かあったんかな?



http://konosekai.jp/
朝起きて「映画の日」だと気が付いて遠征。

最終的に30人ぐらいかな。
本編が始まって15分ぐらいして入って来た人も居て
入場管理どうなってんだ?と心配になった。


久々に大資本シネコンの劇場だったので
急角度の客席が懐かしかった。
(個人的には床の傾斜が緩い劇場より見易い)



動作所作
前も思ったが、特に歩く動きがゆったりしている。気がした。
アニメでの比較対象が日活映画のテキパキした時代を参考にした
スタジオジブリ版『コクリコ坂から』なのだけど。
なので
奇襲を受けた時に段々畑を駆け上がって来た円太郎さんや
機銃掃射されたすずをタックルしてかばった周作が
凄く速く走っているように感じた。

お箸・食事
森田家での昼食や北條家での食卓など
何気ない日常芝居が違和感なくて凄いなーと。
お金を取って見せる作品なので当たり前なのかもしれないが
テレビなどでは結構、あれ?って動きあるから。

髪結い
当時の女性は決戦非常措置が出る時代でもロングが基本なのかな。
終盤ですずが広島の救援に同行したいとバッサリやって
「短い方が可愛いかも」と思ったのは内緒。
(幼いが正解かも。径子さんもその風貌に若干呆れてたしw)

刈谷さんは左利き?
隣保館での場面で、刈谷さんは醤油(か何かの液体)を
左手で注いでいたと思ったが記憶違いかな。
知多さん・堂本さんとの隣組ファーストコンタクトかなここ。

座敷童
リンさんの(だとしたら)天井を往復する驚異的な身体能力。

赤い紐状の何等か
リンさんの首元に、赤い紐状のものが見えるのだが
一般女性と遊郭所属とを何等か識別するためのものかな。
ググったけれど分からなかった。

天女の羽衣
多分どなたかが書いてると思うが
リンさんの着物のたすき(でええんかな)が
「さいさい来るもんじゃない」の時に空中に舞っていたのは
すずの「ここは竜宮城かいね?」のアンサーなんだよね。

プロペラ音
衣替え(モガだったんですねぇ)の時も
その他もあったと思うが
日常的に戦闘機などが飛ぶ地域だったのかな。
空母は殆ど居なかったのなら別の基地から呉まで
飛んで来たのかな。

馬鹿憲兵
周作は海軍所属なので、陸軍を馬鹿呼ばわりしたのかな。
それとも
すずの「本性」を見抜けなかった無能ぶりかな。
(その結果、しばらく家族が笑って暮らせたのだけど)

スケッチブック
馬鹿憲兵に没収されたので
さよなら広島のスケッチも調理のレシピ・ノウハウも失ったのか。
あれ、いつも胸元に持っていたのかな。
いったん家に入った時に忍ばせたのかな。
鉛筆は常時、結った髪に装着している感じだったけど。
(鬼イチャンへの葉書の時も)

径子さんのハードル低下
一連の「あんた広島に帰りぃ」は夢か現実かイマイチ分かってないが
馬鹿憲兵の一件で、すずに対する壁が少し崩れたのかな。
晴美ちゃんを失った時は(当然→)アレだったけど
最後はちゃんと謝ったし。

三ツ蔵の子供たち
現存することで聖地巡礼スポットの蔵
https://ameblo.jp/sukhoi31/entry-12247545837.html
の前でままごとしていた子供たちは
空襲を受けてどうなったのか気になっている。

ランプ
一酸化炭素中毒になりそうな気がしたが
昔の建物は自然換気(笑)なので大丈夫だったのかな。

波のウサギ
改めて水原は詩人だな、と。

戦艦青葉
水原とすずがイケナイコトwしてた時の
水柱ドーン!→水兵帽、は、水原の死線を潜り抜けたことなのか
鬼イチャンが戦死した暗喩か、迷ってる(迷ってる?)
また
最後に青葉が空に飛んでったのは、水原は戦士した暗喩?

ホゲてる靴下
また見逃した。。。

片渕須直監督出てるよね?
これも誰か書いてると思うけど
鬼イチャン葬儀後の帰路の列車内での喧嘩の場面で
すずの右側に立っている老紳士が似てた。
改めてググってみよう。

水原のみ呼び捨て
他の人は全員「すずさん」なのに。

テルさんの紅
降雪の場面でパッと思い出すのだが
すずが右手を失った時の独白の中の「テルさんの紅」は
遊郭関連をゴッソリと省略した(せざるをえなかった)監督が
お客さんに仕掛けている「原作を読ませる」策略かな。
そういえば、径子さんの服を「断ち間違えた」も省いている。
周作の「軍服じゃ」の前の風呂敷のやり取りも省いてる。
・・・まんまと策略にハマってる(笑)

宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』も
ヒロイン・松崎海ちゃんの愛称は「メル」なのだが
本編ではその理由を触れていない。ので
思わず原作コミックを手に取っちゃったりね。


傾いたカメラ
周作が文官から武官・軍人に徴用?された所の
夜の縁側での夫婦のやりとり。
傾いてるというかワイドレンズというか。
絵コンテ集にあったかな?

24時間連続波状攻撃
本編とは関係ないけど
空襲が頻繁になっていく映像の時に
晴美ちゃんが「警報もう飽きた」と言ってて
皆疲弊するから、アメリカ軍は絶え間なく攻撃すれば
原爆を使うまで日本は抵抗しなかったのかなと思った。
実際、兵站の関係で、そんな簡単な話ではないのだろうが。

シネカリグラフィ
空襲からここまで、畳み掛ける様に戦場に連れて行かれ
観客が愛おしくなっているであろうメインキャストが死ぬ場面は
やっぱりみんな泣いちゃう。
居間の場面は、お線香の煙が絶えない。

でも、笑う
「早う家に帰れ」「焦ったぁ〜」
「夫婦仲良くてええこと」「径子ぉ〜」
「砂糖水ごっくん」
など前半に、そこかしこに散りばめられたショートコントは
今日もなかなかのスマッシュヒットだった。
なので
「笑顔の入れ物」という生き方は、ある意味自分に嘘をつくと思い
かなり重たいと感じた。

包帯
呉市街が空襲を受けて、すずが片手で水汲みに行った時の
周作が抱きかかえられた時の横の墓地に包帯があった気がした。
あと
最後まですずは右頬に大きなバッテンの傷跡が残ってた。
お嫁に行ってて良かった。(と言うと現代では差別表現なんかな)

悪かった
径子さんがすずに謝った時、一度、目を閉じた。
うわっと声が出そうになった。

断髪
すずが髪を切った時、仕上がりがナナメに見えた。
なので径子さんは「はよ帰って切り揃えよう」と言ったのかな。

物々交換
刈谷さんと農家に出かけた時
すずは嫁入りの椿柄の着物を出していたよね。
バケツが6個だったのは
北條+旧黒村+小林、刈谷、知多、堂本、かな?
名前見るの忘れた。

浦野すみちゃん
彼氏(陸軍将校)が居たのに
夕凪の街 桜の国』の平野皆実のようになっちゃうのか
気になった。

浦野キセノさん
父・十郎さんは、入市被爆原爆症で死んだと言われたが
母・キセノさんは生死不明。
ヨーコを引き取った時は
周作が「お母さんや、すみさん」と言ってたので
実は母は並行世界で生きてる設定なんかな。

呉の発音
(駅での声が円太郎さんっぽいのは気のせいか)
「く↑れ↓」か「く→れ↑」か気になった。
「く↑れ↓」は駅のアナウンス、すずさん。
「く→れ↑」は周作。
違うかな?

タンポポの綿毛
終始舞っているあの綿毛は
すずの何を表現しているのだろうか?


エンディング
ピンクの水玉のワンピースを作ったのがヨーコで
それが径子さんの服だと分かって涙(笑)
(違ったかな・・・)

クラウドファウンディングのリンさん
リンさんが売られる一連を描いてるの
周作との駆け落ち寸前の所もあったけれど
詰まる所、草津のすずの祖母が売ったということなのかな?
(ぜったい違うと思う)





今日の疑問なども多分
ググると答えが分かると思うが
それは再就職してからということで・・・。





(反対側にあった案内看板)