不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

【富岡町・浪江町へ】(2)常磐線各駅停車で、いわき→富岡。

fuwakudejokyo2017-11-05

(11月4日・午前)

いわき駅でホーム向かい側の通勤形電車に乗り換え。
地図

E531系電車は、ここから200km以上も離れた東京でも見られる。

改めてJRの守備範囲が広くて驚いた。
通勤形電車でも結構なスピードを出していた。


5両編成の前寄り(北側)2両はクロスシートがあった。以外〜!
ロングシートに座りつつ数駅ごとに車両を移ってみた。
どの駅か忘れたが
車内がスカスカになるほどお客さんが下車した駅があった。


私のような部外者っぽい人は
 ・やたらキョロキョロしている
 ・やたらパチパチ撮影している
各車に1人ぐらい居たかな。
ほとんど、地場の人みたいだった。


浸水範囲概況図の箇所(線路の海側・進行方向の右側)を見てみた。

末続駅の南側...東側だね。
地図

浜の砂を入れ替えたりしたのかな?

広野駅の東北東側。
地図

海岸線から結構な距離があるがココまで到達したらしい。

木戸駅の北東側。
地図

白い建物が仮設の処理施設らしい。

竜田駅の東側。
地図

後ほど再会するサイクリスト集団。


いわき駅から竜田駅まで30分ほどで到着。
ここから1駅先の富岡までが先日の10月21日に再開した。


楢葉町の浸水被害地域は常磐線からは見えないので
地域一体を避難に追い込んだ放射線災害の恐ろしさを感じた。

長いトンネルを抜けると富岡町に入る。
除染作業の一環と思われる除草された法面。

この先に福島第二原子力発電所がある。

後ほど再会する「十王踏切」
地図

図面ではこの手前(写真右の農地)まで津波が遡上してきたらしい。

後ほど再会する「助成踏切」
地図

図面ではこの先(写真左)まで津波が遡上してきたらしい。
確かに設備は新しかった。


グッと線路が左に曲がって目に入る黒い袋の山。
地図

特定廃棄物が集積された保管場所が目に入る。

Google航空写真でも確認していたものの
この後に分かるが
線路の東側・海側のほとんどは
この黒い袋と処理施設で埋め尽くされている。

竜田駅から6〜7分ほどで富岡駅に到着。
地図

津波で流された痛々しい姿から想像できないほど
立派な駅に生まれ変わっていた。


駅舎自体は北側(仙台方面)に移動したそうな。
少し撮り鉄になる。