不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第七章「新星篇」第24話「ヤマト、彗星帝国を攻略せよ!」感想。

http://yamato2202.net/

 

劇場上映最終週なので極私的感想メモ羅列(2/4)

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第七章「新星篇」第24話「ヤマト、彗星帝国を攻略せよ!」

 

タイトル長い。

 

ネタバレあります。

 

 

劇場上映では、円盤のように休憩を挟まないので

息詰まる艦隊戦で体が強張って、帰りの運転が筋肉痛だった。

 

 

水面から浮上するようにワープを明けるヤマトの演出は

結局なんだったんだろ?

オーディオコメンタリーでは

ヤマトがノイ・デウスーラをリモートでワープさせたと言ってたが

それが、氷が弾けるような描写にならなかったのかな?

 

ワープ明けでのサイレンは

『完結編』で総員退艦する時の警報音だよね。

 

「トランジット波動砲のエネルギー輻射」も理解できていないが

波動砲口に栓をする形でも彗星を射撃できたのも分からない。

 

トランジット...どういう意味なんだろ真田さん?

 

必殺技を繰り出すまで待機する悪役というのは

古き良き伝統作法だよね。

 

波動砲で彗星中心核(渦)を吹き飛ばした後のカッコイイBGMは

「やったか定期」と同じで、やってないとすぐに分かった。

 

波動エネルギー奔流の演出は、思ったほど派手ではなかった。

 

ガミラスと地球の連合艦隊が出てきて

バレル大使がカッケエw

文官大使なのに最前線で陣頭指揮を執るのおかしくね?

 

次元潜航艦4隻でヤマトを送り込むとは考えたなあ。

本作は(20分間だけ無敵の)波動防壁がほとんど通用しないので

どうするのかと思った。

いや

冒頭のぬるっとワープはフラーケンが補助したのかと思ってた。

記憶が前後してる。

 

テレサに呼ばれし船の縁

フラーケンとサポートも縁

縁、縁、お前ら日本銀行かよ。


この潜宙での水しぶき?の描写が凄い。

フラーケンの「またの再会を」の一連で泣いた。

ヤーブスケルジの敬礼でも泣いた(笑)

なので

古代とバーガーとの会話が一言ぐらい欲しかった。

「星巡る方舟」であれだけダブル主役だったのに。

まあ話がボケるのだろうけど。

 

異次元空間(亜空間だったかな)への任意に回廊を形成できるので

フラーケンは彗星都市の中枢にヤマトを送り込めたのね。

どうせなら、ゴレムまで送ってくれたらよかったのにね。


白銀の巫女ことサーベラーこと桂木透子を

乗組員が「透子さん」と言うの確かに違和感あったが

人造兵器でなく人間だと分かり、そこはそれ、なんだろうな。

ヤマトのクルーが「サーベラー」って言ったことないよね。


コスモレーダーが大型化され、なんでやねん!と思ったが

あれはあれで、透子のハッスルコスモウェーブ発信機として

意味を持たせるための、演出というか方便だった訳ね。

 

本物の戦艦大和の主砲搭(二番)の上部にも

機関砲が装備されていたのは知らなかった。 

大和ミュージアム」の模型見たら・・・あった。

 

マジンガーZにジェットスクランダー

Vガンダムにアサルトバスターがあるように

モリモリ装備して強くなる伝統芸。

旧シリーズでの無類の強さを今回は見た目で理由付け。

 

大きくなったレーダーが目立つし(←違う)

 ・艦長室(コスモウェーブ発信装置のレーダー)

 ・司令塔(艦橋。山南アンドロメダで既に実施済み)

 ・自動航法装置(後にズォーダーが桂木透子を発見して)

と大事な場所へ集中攻撃された。

ガトランティスの狙いが的確なのが分かる。

 

某機動戦士は戦艦のブリッジを壊すと

なぜか船全体が爆発四散するよね。

 

 

ヤマトが徹底的にボコられるBGMが悲しくて泣いた。

正面突破するしかなく被害甚大。 

古代君の部屋も火の海。

(3年経過し改装もしたのに個室がそのままなの解せないが)

 

アナライザーは結構な人間扱いなのに、徳川機関長の扱いは犬死に。

さっきも書いたが、戦死者っぽい描写はあったが

『ヤマト2』で新米(あらこめ)が吹っ飛ばされたような

乗組員が容赦なく死ぬ場面は無かったね。

 

思い出した。

イーターⅠは計2本(2機?・2艦?)突き刺さったが

1本目のは右舷艦尾の上甲板付近に突入して対空砲で迎撃されたので

2本目は対空機銃座のない左舷艦尾の下層付近を攻撃したのかな?

 

艦長室被弾→エレベーターシャフト経由で落下物→艦長致命傷。

誰かが書いてたが、キーマンも雪も船体の部品で負傷してる。

確かに、ヤマトの天井は建て付けが悪いかも。

(破壊と殺戮でしかない戦争なんてそんなものだろうが)

 

艦長室直通エレベーターは壁面に沖田艦長のレリーフを飾ってあり

レールが塞がれているので作動しないよね。

せめて艦長室と第一艦橋の間には隔壁が必要だった。

 

土方艦長の「騒ぐな!」で泣いた。

ちょっと笑ってるし歯並びがヤンチャなんだもの。

でもさ...

頭部負傷者を揺すっちゃダメだよ古代君。

 

ここでも土方の遺言「未来を掴め」を終えるまで

待ってくれるショッカー。

第一艦橋は沈黙しているが、各個に迎撃していたのだろうが。

 

艦長、頭部以外に背中も血まみれ。

古代新艦長の両手も血まみれ。

 

 

「土方前艦長の命令を決行する」からのBGMがカッコよくて震えた。

サントラ買いたいー。


まさかのアステロイドリング再再再登場。

使えるものは何でも使う。

ロケットアンカーは無理だったか・・・。

 

イーター1は、山盛りの機銃に加えて

艦載機でも防御できるほど航空隊の練度が上がったのね。


戦場で独り言をブツブツ言うので致命傷の被弾をする加藤。

そりゃ無いだろ幾ら原作の踏襲とはいえ

徳川さんといい、こんな演出ありえないわ。扱いが雑で怒る。

 

ラーゼラーのイーター1を撃破した後で

爆炎に呑まれたコスモゼロが爆発四散しなかったので

『2199』のデスラーやバーガーのように

実は死んでない or テレサが助けたって思った。のに。

真琴と翼ちゃんの場面で泣ける。


艦尾に2本もイーター1が刺さっているので

機関部の乗組員は酸欠や窒息で死んだのかな?

既に全隔壁は閉鎖されているが

やはり宇宙服(船外服)が必要だよね。

 

ハイパー放射ミサイルのように

青く光る刃先から放射性物質など

何か得体の知れないものが散布されているのかな。

 

透子がヤマトの制服を着てたのはイメージだけだったかな。

あの捕虜ジャージで自動航法室に入ってたかな?

(制服だった。完結編の雪のオマージュと誰か書いてた)


ナントカの門からゴレムまで静かだったが

自動航法装置(透子)を串刺しにした描写は怖かった。


鰯の大群が鯨に戦いを挑むような無数のニードルスレイブによる集中攻撃。

対空砲をあれだけ装備しても刃向えない飽和攻撃は

単艦戦闘での弱点を突いてるよね。

この攻撃で

細身の艦首部分を貫通されて船体強度が持たないと思うが

ヤマトは超絶に頑丈。さすが真田さん。

 

『さらば』のコスモ機関銃?で突進する古代の場面は

前章でノイ・デウスーラ艦内で再現されたので

今回は割とあっさり現場に到着したね。

 

折角の砲座つき3座のコスモタイガー活躍したっけ?

空間騎兵隊の機動戦士が代わりを担ったのか。

 

玲のコスモガンが弾切れって何よ?

玉座の間に来るまでに壮絶な銃撃戦があったということか。

 

物語前半でやりあったからか

ついさっき若きズォーダーことミルと相互理解できたからか

ズォーダーとガイレーンを「あなたたち」と言う古代君。

面と向かっているので「人間として」敬意を払ってるのかな。

信越しだった『さらば』での「違う!断じて違う!」と異にする。

最後まで説得を試みる新しい古代君の像。

 

ズォーダーを庇ったガイレーンの血が赤い=人間?

パパが息子を庇う、人間らしいふるまい。

人間ってなんだ?

 

 

自分たちを「我らもまた人間やで」と認めたのに

ゴレムを発動させひっちゃかめっちゃかにするズォーダー。

権力者って怖い。

ガイレーンの仮面が発動のスイッチ?

床を剣で刺すのが?

 

古代君、説得失敗。

土方(前)艦長に言われた「引き際」見誤った?

 


「最終決戦仕様!」という触れ込み通り戦闘シーンは迫力あったが

全体に、少なからず大味な印象は否めなかった。

 

登場人物の一人一人は凄いのに

大勢出るとチョイ役でしかないような

シン・ゴジラ』みたいな勿体無い感じと言えば分かるかな?

分かんないんだろうな・・・

 

 

ヤマトは壊されても壊されても耐える姿が美しいのだけれどね。