就職氷河期、リーマン、コロナ…「本当に運が悪い」ロスジェネ世代が直面している厳しい現実 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
小田健司2020.12.21 08:02AERA
AERA 2020年12月21日号より
(写真)
1998年、名古屋市の専門学校の就職出陣式。この年には、日本長期信用銀行や日本債券信用銀行が破綻。就職氷河期が直撃した (c)朝日新聞社
たまたま社会に出た時期が就職氷河期だった。その不遇がいまも続く。転職もままならなかった。昨年、政府がこの世代の支援に乗り出したが、コロナ禍が直撃。就活はうまくいかない。なぜこうも不運なのか。ロスジェネ世代を取り上げた、AERA 2020年12月21日号の記事を紹介する。
【年表】ロスジェネを生んだ時代背景はこちら
(中略)
就職氷河期世代は、93年から2004年ごろまでに社会に出た世代だ。第2次ベビーブームの団塊ジュニアを含む約2千万人がこの世代に該当し、大卒なら現在は30代半ばから40代後半。この世代は“ロストジェネレーション”とも言われる。新卒時に新卒の求人倍率が極端に低く、就職がうまくいかなかったり、不安定な雇用のまま働き続けたりした人たちも多いといわれる。(中略)
経済産業省が実施した調査データを本田教授が分析した結果で、氷河期世代で特徴的なのは、中でも特に大卒の正規雇用で働く男性で、職場で求められている業務スキルの水準が低くなっていることだという。
「学生側の売り手市場であればあまり就職しないような会社や業種でも、当時は就職せざるを得ない時代でした。それらの職場で、たいしたスキルも身につけられないという状況が、氷河期世代で顕著に出ています。前後の世代には見当たらないスキルの“くぼみ”のようなものが出ています」
(中略)
「身につけたスキルといっても、それが何で、どのように評価されるかもよくわかりません」
(後略)
確かウチらを「ロスジェネ」呼ばわりしたのは朝日新聞が最初だったよね。
2008年のリーマンショックで、2010年(度)の新卒採用が悲惨だったのは
2011年に会社都合退職のリストラ解雇された時に、採用面接で覚えた知識。
「とにかく即戦力」ということで、思った以上に機会はあった。しかし・・・。
同時に
「40が目前なのに経験そんなもんか」というある種の侮蔑は言われ続けた。
いやー懐かしいね。
衝立の向こう側で、一つの部屋で私と同様に(笑)別の面接があって
チラッと見えた若い子、顔は忘れたがうまく拾ってもらえたのかな。
と思い出した。
労働政策研究・研修機構(JILPT)
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図9 各年齢階級の正規、非正規別雇用者数|早わかり グラフでみる長期労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)
図9-1 各年齢階級における正規、非正規の内訳 男女計 1988年~2019年
2001年までは2月、2002年以降年平均
図9-2 各年齢階級における正規、非正規の内訳 男性 1988年~2019年
2001年までは2月、2002年以降年平均
図9-3 各年齢階級における正規、非正規の内訳 女性 1988年~2019年
2001年までは2月、2002年以降年平均
こうやって見ると「非正規雇用」って思ったほど居ないんだよね。
女性は割合が高いのは、社会経済的にも感じる。
前職の経理も、事務内業のサポート社員もパートさんだった。
さすがに現場帯同の補助員は男性だったが、派遣さんだった。
男性22.3%、女性56.4%は非正規…就業者の正規・非正規率をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース
不破雷蔵 | 「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者
8/12(水) 11:35男性77.7%、女性43.6%が正規社員
就業形態の区分方法の一つで、雇用市場の実情が語られる際によく話題に上るのが正規か非正規かの違い。現状では就業者のうち非正規の割合はどれほどなのか。最新の実情を国民生活基礎調査(※)の結果から確認する。
(以下略)
国民生活基礎調査|厚生労働省こちら。
私が時々見ている統計局ホームページ/労働力調査の
統計局ホームページ/労働力調査 調査結果目次 (全国結果)での
最新(かな)の「労働力調査 (基本集計)」「2020年(令和2年)10月分」では
統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)9月分結果
非正規の職員・従業員の割合は、全体で37.4%、男性22.4%、女性54.4%。
3割弱の中に押し込められていた、ということでの経験不足かな。
私は逆に7割の中に居たけど、何をやって来たのだろうという暗澹たる思い。
私の基準では、婚姻=人として一人前。
いや、まあ、例外多数だけど、分かり易いじゃん(笑)
私の周りの友人知人は、科学ではなく感覚なので毎回数字がコロコロ(笑)するが
結婚して家庭を築いている「普通の人」は、概ね7割かなー。
私を含めて3割の友人が異物、とは言わないし
7割の友人の一部は、世の中的に相当おかしい部類の奴もいるぞ(笑)
私は経験0回なのに、既に2回も経験している人もいる。
回数は良し悪しではない。
婚姻率や離婚率の移り変わりの実情をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース
不破雷蔵 | 「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者
9/29(火) 9:06婚姻率は高度成長期から減少傾向
戦後は漸増状態だった離婚率
私の周りの婚姻者は概ね、正規職に就いている。外から見るとね。
実態は契約社員など非正規雇用かもしれないが、さすがに詳細は聞けない。
(係長や課長、部長?などそれなりの地位にいる)
(会社を継ぐために数年内に社長になる人もいる)
結婚できるほどの確かな技術・経験と人望、安定した収入があると見なしている。
雇用実態・社会的地位に左右されず、しっかり稼いでしっかり「普通」に生きている。
つまり「人として価値がある」具体例ということ。
重ね重ね、例外多数だけど。わら。
未婚・非婚の記事は、天野馨南子氏の記事がよく引っ掛かる。
なぜ「一生独身の男性」が30年前から急増しているのか 気がつけば「気になるあの子」は人妻 (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
これは18~34歳の婚歴のない未婚者のうち「交際相手がいない」人の割合(非交際率)の推移を示しています。2000年あたりからその割合が増加し、2005年以降は急激に上昇していることがわかります。
直近の2015年に行なわれた調査結果では、実に未婚の男性の7割、女性の6割が、そもそも「交際相手がいない」と回答しています。未婚化に関して解決策として「婚外子が認められれば子どもが増える」という見解を見かけますが、そもそもこれは交際相手ありきの話になります。
私が言うのも何だけど、みんな自信が無いのかな?
みんな、魅力的な男の子、女の子と思うよ。(←どの口が? 誰の何を知ってる?)
日本人男性、4人に1人が「50歳で結婚経験なし」の深い事情 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
天野 馨南子 2020.9.28
[図表1]日本における男女別生涯未婚(50歳時点婚歴なし)率の推移
[図表1]からわかるように、1985年の国勢調査までは、男女ともに生涯未婚率が非常に低く、強いて言えば女性の生涯未婚率のほうがやや高い状況が続いていました。それが1990年の国勢調査になると、男性の生涯未婚率が急上昇を開始し、それ以降は男性の生涯未婚率が女性のそれを大きく上回り続けています。女性の生涯未婚率も2000年から上昇傾向にありますが、男性の上昇カーブには追いついていません。
なんやかんや言っても、8割は婚姻している訳で
残り2割の「普通でない人」「社会不適合者」は顧みられないよね。
つまりそういうこと。この国は自助ですよ、自助。
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