不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

毎年恒例「就活セクハラ」問題。企業は「どうせ世間は忘れる」と思ってるよね。

 

就活 セクハラ - Google 検索

家の近所ではリクルートファッションの若者は見ないが(大学生が居ない)

街に繰り出すと、運転中なので横目だけど、夢に向かい闊歩する若者は目に入る。

 

“就活セクハラ”にあったらどうする?4人に1人が経験・・・。男性も被害に。|NHK就活応援ニュースゼミ

2021年06月18日

「彼氏いるの?」と聞かれた。不必要に体に触られた。

こうした“就活セクハラ”、就活生の約4人に1人が経験しているという調査結果を厚生労働省が公表しました。

もし、“就活セクハラ”にあったら、どうしたらいいの?

 

【就活セクハラ WEB面接でも】

今年3月、YouTubeに就活セクハラに関するある動画が公開されました。

その名も「就活ハラスメントとは?就活セクハラ防止講習会」

動画では学生と面接官との間で行われた実際のやりとりが紹介されています。

「彼氏はいるの?」

「○○さんはスタイルがいいからモテるでしょ。椅子から立って全身見せてよ。後ろ姿もみたいな」

コロナ渦で当たり前となったWEB面接では、こんなやりとりも。

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WEBカメラを動かして部屋の奥を見せてもらえますか?」

「部屋が広いけど、彼氏と住んでるの?どれくらいの頻度で彼氏は家に来るの?」

「○○さんの違う雰囲気も見てみたいので、次の面接はスーツではなく部屋着姿で参加していただけますか?」

正直「この手があったか」と思った。

私もWEB面接を何度かやって「和室ですか?」と聞かれたことがあったので

部屋を見ることで人となりを見ているんだと、改めて思った。

造りが古いので電器は更新したが暗くて嫌なんだよね。

いや、貧困具合をチェックしたのかも。そことは縁が無かった。

 

この動画を作ったのは、名古屋市にある金城学院大学の女子学生。

制作した理由を聞いてみました。 

動画を制作した女子学生

「就活中にハラスメントの被害を受ける人がいるという話を聞いて、同じ女子大生という立場の私だからこそ、なにか発信すべきだと感じました」 

動画では、就活を行った大学の卒業生や日本ハラスメント協会に聞き取った具体的なやりとりに加え、対処法も紹介しています。

Q.容姿や恋愛に関する質問をされたときは?

A.「選考や今回応募させていただいた業務に直接関係する質問でお願いします」と答える。

Q.「食事をしながら、あなたのことをもっと詳しく知りたい」と言われたときは?

A.「正式な採用の場でお話ししたい」と伝える。

動画を制作した女子学生

「調査を通じて、そもそもなにがハラスメントだと自覚していない学生や、泣き寝入りしてしまう学生が多いのではないかと感じました。動画を見て正しい対処法や知識を知ってもらいたいです」  

今でも忘れないけど、微細は忘れたが(どっちやねん!)

男でも「彼女いるの?」「結婚するつもりは?」など聞かれたのは

うすぼんやり覚えている。(だからどっちやねん!) 

 

転職・再就職でも、既婚か未婚かは確認される。

雇用保険配偶者控除(今は廃止されたんだっけ?)、扶養控除(130万円控除)など

確認する必要があるとか、ないとか、当時の実質の社長が言ってたような気がする。

経理さんに確認すると「そんなの入社後でもなんとでもなる」らしいけど

「家族がいると辞めにくい」「家族がいると給料を多めに払う必要がある」の

両面で採否を図っていた節はあった。

曰く「結婚できる=稼げる=能力がある」ぐうの音も出なかった。

 

【また・・・相次ぐトラブル】

就活中のトラブルは、今年も報告されています。

大阪に本社がある近鉄グループホールディングスの採用担当の男性社員が、就職活動中の女子大生に「エントリーシートを添削してあげる」などと個別に連絡を取っていたことが明らかに。

この社員は女子大生を食事に誘ったり、ホテルに連れ出したりするなど不適切な行為をしたとして、6月、懲戒解雇処分になりました。

この会社では、面談を複数で行うことや外部の研修を採り入れることなどを盛り込んだ対策を発表。

再発防止に努めるとしています。

<会社の対策>
・採用活動に関する面談は、オンラインも含めて複数担当者で行うこと
・管理職に対して面談予定の申告・面談後の活動報告の徹底
・採用活動に関わる社員への専門の外部講師による継続的な研修を実施
・就職活動におけるハラスメントなどの専用相談窓口の設置

 

【4人に1人が経験 厚労省が初調査】

「約4人に1人が就活セクハラを受けた経験がある」

就職活動のハラスメントについて、初めての調査結果がまとまりました。

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完全な犯罪で笑えない。

今回たまたま近鉄という巨大企業だったのでバレたのだろうが

中小零細企業でも、似たり寄ったりなのかな。

 

何十社と面接してきた、あくまで個人的な経験としては

小さい会社のほうが、よりパワハラ的な言動が多そうな気はする。 

 

毎年、終活で犯罪を犯すニュースが報じられるが、覚えていない。

前科の有る企業も無い企業も「喉元過ぎれば熱さを忘れる」だよ。

 

厚生労働省が4月に発表したこの調査、就職活動やインターンシップでセクハラを受けた経験があるかを聞いたものです。

実は、被害にあっているのは女性ばかりではないんです。

男女別で見ると、男性の方が女性より割合が高いという結果に。

セクハラの内容は「性的な冗談やからかい」が40.4%、「食事やデートへの執拗な誘い」が27.5%などとなっています。

さらに、就活セクハラを受けたと回答した学生にその後の対応を尋ねたところ、「何もしなかった」という回答が約24%と最多に。

「何をしても解決にならないと思ったから」と答えた学生が半数近くに上りました。

オバサン社員(←失礼)が面接したら、男子学生を呼び出すのかな?

 

我々の新卒採用の頃は

バブル崩壊の時代とはいえ、バブルの恩恵のおこぼれの雰囲気があり

(うまく言えないけど、採る側はバブル/取られる側は就職氷河期

 (社会・世間は一気に寒冷化した就活の実情を知らない状態だったかな)

  (まだ「就職活動」であり「就活」「シューカツ」という言葉は無かったと思う)

昭和の体育会系のノリで、圧迫面接は横行していた。

地元の会社が関西で出張面接をしていたので(当時はハガキだったと思う)応募して

案内が来たので面接に参加して「とにかく腹が立った」のだけは覚えている。

 

失われた30年間、求人側は求職者に対して変わらない酷い態度なのかな。

基本的には、採る方が圧倒的に優位なのは、契機に左右されない事実。

そりゃ新入社員も組織に対してドライになるよね。

 

再就職活動でも、東京の会社で、企業規模は忘れたが

色々と(笑)高圧的な代表と、履歴書・職務経歴書にも目を通さない幹部が数人での

なんかすごい不愉快だった役員面接があったのは覚えている。

代表から直々に合格・採用の電話をもらったが(合否通知はメールと言ってたはず)

たまたま競っていた案件があり、面接でも正直に言ってて

そちらに行くという理由で、大人の振る舞いをしてお断りした。

もう一方の役員面接でも、面接官=自分の仕事を抱えている社員=が途中で退席して

(急なお呼び出しの案件が舞い込んだらしい。連絡に来た事務員さんが詫びた)

別の社員さんと簡単にやり取りして「こういう会社ですから」という言葉をいただき

丁重にお断りした。

 

【これはセクハラ?気軽に相談を】

「そうは言ってもこの質問に答えなかったら空気が読めないと思われちゃう」

「この提案を受け入れないと選考が不利にならないかな」

悩んだ末、望まない要求に応えてしまうこともあるかもしれません。そんな時、どうしたらいいのでしょう。

職場のハラスメント問題に詳しい新村響子弁護士に話を聞きました。 

弁護士 新村響子さん

「採用してもらう立場だから何でも我慢しなきゃいけない、なんてことはありません。まずはどのような言動がハラスメントにあたるのかしっかりと知ることが大事です。それでもその場で『セクハラですよ!』と指摘するのは難しいことですが、1人1人が問題意識を持つことから始めてほしいです。
そして、トラブルがあったら大学のキャリアセンターなど信頼できる大人に相談してください。

被害にあったら、大学のキャリアセンターや家族に話すなど、自分で抱え込まないようにしてください。

また、職場でのトラブルなどを扱う日本労働弁護団では、専用のホットラインを設けて就職活動中のハラスメントの相談を受け付けています。

日本労働弁護団 相談窓口 TEL03-3251-5363 (月)(火)(木)15時~17時/(土)13時~15時

編集:高杉北斗

面接を録音しておけば「証拠」の一助となるが

実際、そこまで嫌な思いをした会社で働こうとは思わない。

直近でお断りした案件も、面接での役員の態度が完全に見下していたので

途中で帰ろうかと思ったぐらい。

現場担当者の一次二次面接は双方納得いくやり取りでステージクリアなんだけど

最終ステージで、結構罠が待っている。こんなのばっかり。

 

でも、近鉄ほどの大きな可能性のある企業なら

多少の不満はあっても、私もそこで活躍したいと思うかもしれない。

が、まず、その俎上に上がれない。わら。

 

この被害に遭った女学生さんは、他社でも活躍できる能力者だと思うなあ。

無責任な言い方だが、若くて未来があるので乗り越えてがんばってほしい。

 

 

私は「そこまで」の結果、今のような長い長いストーブリーグなんだけどね。

もう笑えない。 

 

 

 

ハラスメント的な出会いばかりではないが、片手ぐらいはあった。

他は、普通に面接して、普通に不採用通知・お祈りメール。

 

落とされまくって麻痺しているが、企業側も、採用に当たっては

面接官が本業以外に時間を割くので、それだけお金がかかっている。

私も過去の2社で、バイトさんやパートさんだけど、採用を何度もやったので

安易に内定辞退するのも、されるのも、両方分かるので、気分はよくない。

 

まず感謝だよ。

 

でも、一生・・・ではない時代だが、しばらくは世話になる組織なので

初対面なのに「あ、これ、まずいな」という第六感というか

「え?この1時間ですら猫も被れないのか?」は、当たっている気はする。

 

 

その感を確かめたいので、どこか面接に呼んでくれませんかね。