パスピー廃止、QR決済へ 広電社長が明言、併用期を用意 他IC券の利用も | 地方経済 | 中国新聞デジタル
2021/7/20 23:47
(社長御尊顔)
QRコードを使った支払い方式の導入方針を説明する椋田社長
広島電鉄(広島市中区)の椋田昌夫社長は20日、廃止を検討しているカード型IC乗車券PASPY(パスピー)について、パスピーに参加する他の事業者との協議の結果にかかわらず、広電としては将来的にやめる考えを示した。代わりに、スマートフォンを使ったQRコード決済の導入を目指す。
中国新聞の取材に答えた。パスピーの維持管理には「7、8年ごとに20億円を超えるコストがかかる」と指摘。QRコードとの「二重投資はしない」と明言した。パスピーの運営協議会に参加する32の交通事業者には既に廃止の方針を説明。さらに椋田社長はこの日の取材で、広電としてはQRコード方式の開発を先行して進める意向を表明した。
パスピーの廃止は、QRコードとの併用期間を経た後との認識も示した。時期は明らかにしなかった。QRコードを多くの人が利用できる仕組みにするため、他のIC乗車券でも使えるように工夫する。スマホを持たない人でも印刷したQRコードで決済できるよう検討する方針も示した。
▽地域公共交通として存続するため…
QRコード導入の目的は「地域公共交通として存続するため」とした。小型バスなど新しい車両にも低コストで導入でき、タクシーなど他の交通機関へ導入しやすい利点があるという。同時にバスの利用を増やすため、路線を再編して均一運賃を導入するなど「分かりやすく乗りやすい仕組み」の実現に向け、他の交通事業者と協議を進める考えも述べた。
2025年春にはJR広島駅(南区)に路面電車が高架で乗り入れる新しい駅ビルが開業し、バス乗り場も刷新される予定だ。椋田社長はバス路線の再編や新しい運賃体系について「駅ビル開業までに完成形に近いものが見られるようにしたい」と意気込みを語った。(松本真由子)
それなら「きっぷ」でよくね?
「きっぷ」は「事業者が」印刷する必要があるが
QRコード決済なら「客が」印刷することになるので
広電サイドの印刷設備への投資・負担を減らしたい訳か!
紙券がほとんどだ。
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リンクが無いので残念だが
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「ぴーすくる」も乗れる。すげえな。
広島空港リムジンバス5社共通で使えるの凄いな。
この「目で見るデジタルチケット」に参画しているのかな。
広電がPASPYを捨てても、QRコードでなく「目視確認」なので
搭載機器への影響は出ないのかな。
「MOBIRY」市内線・近距離なので使ってないなあ。
本屋やドラッグストアのレジに置いてある
ICOCA(≒PASPY)(ICカード)を読み取る端末の大きさも
d払い(バーコードリーダー、QRコードリーダー)の端末の大きさも
ポータブルハードディスク縦積み2台分ぐらいで大して変わらないと思うが
(しかも共通端末だよね?)
SONYやJR東日本に支払う権利料が、やはりバカ高いのかな?
仮に広電側が引き落としをミスってもチャージ上限額の2万円以上は被害が出ないが
QRコード決済なら際限ないのでは?という不安がある。
d払いは、今のiPhoneでは上限8万円で自動でチャージ(?)されているので
それ満額を引っこ抜かれると嫌だなという
結局はシステムへの不安感と、自分の不慣れなんだけどね。
事業者が「乗り方・乗せ方」を強制的に移行させるなら
客は「甘んじて従う」か「乗らない」かの2択。
なんやかんやシステムに振り回されるなら
結局は、現金払いが最も賢いかも。
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