不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗)の裁判記録廃棄事件・最高裁が謝罪(陳謝)。

 

神戸事件遺族に最高裁が陳謝 裁判記録廃棄問題で - 日本経済新聞

2023年2月14日 18:46 (2023年2月14日 20:13更新)

有識者委員会の意見聴取に臨む土師守さん(中央、14日午後、最高裁)=代表撮影

1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の記録を神戸家裁が永久保存とせずに廃棄していた問題で、最高裁の小野寺真也総務局長は14日、事件で次男の土師淳君(当時11)を殺害された父親の守さん(66)に「適切ではなかった。反省し、申し訳なく思っている」と陳謝した。問題発覚後、最高裁側が事件当事者に直接謝罪するのは初めて。

記録保存の在り方を検証する有識者委員会の第5回会合が同日最高裁で開かれ、土師さんが被害者遺族として意見を述べた。聴取は非公開。土師さんは聴取後に東京都内で記者会見し「いつか少年法が改正され、記録を閲覧できるのではと淡い期待を抱いて待ち続けてきたが、廃棄によりわずかな希望さえ奪われた」と心情を明かした。

土師さんは少年事件記録について「真実を知りたいと思う被害者遺族にとって非常に貴重な資料で、絶対に必要なもの」と強調。廃棄を知った際は驚き、心からの憤りを感じたとして「現時点で閲覧できないとしても、記録が残っているのと廃棄されたのでは雲泥の差がある」と話した。

最高裁は少年事件の記録のうち、史料的価値の高いものは保存期間満了後も廃棄せず、事実上の永久保存に当たる「特別保存」とするよう内規で義務付けている。しかし昨年10月、連続児童殺傷事件の記録が廃棄されていたことが判明。神戸家裁は2011年に廃棄された可能性が高いとし、最高裁は昨年11月以降、11年当時の神戸家裁職員らを対象に聞き取り調査などを実施している。今年4月をめどに調査結果を公表するとしている。〔共同〕

日経だ、と思ったら、共同だった。

 

 

「少年A」全記録廃棄、最高裁「適切でなく申し訳ない」と遺族に陳謝 土師守さん「一般の常識とずれている」 | 総合 | 神戸新聞NEXT

2023/2/14 21:50神戸新聞NEXT

 1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件をはじめ、全国各地で重大少年事件の記録が廃棄された問題で、連続児童殺傷事件で次男の土師淳君=当時(11)=を亡くした父親の守さん(66)が14日、最高裁有識者委員会で遺族の心情を述べた。土師さんは「ずさんな管理体制に憤りを感じる」と訴え、最高裁の小野寺真也総務局長は「適切ではなかった」と陳謝した。問題の発覚後、最高裁側が事件当事者に直接謝罪するのは初めて。

 記録廃棄問題を受け、記録保存の在り方を検証している有識者委(座長・梶木寿元広島高検検事長)は、1月から専門家らの意見聴取を開始。土師さんは「当事者が声を出さない限り、大きな力にならない」として、昨年12月、被害者遺族の意見を聞くよう要望していた。

 土師さんは14日、代理人弁護士3人と有識者委の第5回会合に出席。非公開で、3人の有識者委員や最高裁幹部らに約45分間にわたり、思いを述べた。

 意見聴取後に会見した土師さんは、「いつか少年法が改正され、記録を閲覧できるのではないかという希望さえ奪われた」と心情を語った。また、記録廃棄を知ったときの驚がくや、事件の真相を求める遺族の思い、保存の意義と見直しへの提言などを述べたとし、「一般人の常識と司法の常識がずれている。感情も含めて伝えられたと思う」と話した。

 一方、最高裁や土師さんによると、最高裁の小野寺総務局長は「記録の保存の在り方は適切でなく、反省し、申し訳なく思っている」と謝罪した。土師さんと弁護士は、事件記録を廃棄した神戸家裁に対する調査の結果開示も求めたが、説明はなかったという。

 同日の有識者委では、別の弁護士2人が意見を述べた。民事事件の代理人として陳述した瀬戸一哉弁護士(埼玉弁護士会)は「記録保存の基準や判断は、第三者の目で多面的に評価する仕組みを検討すべき」などと提言。少年事件の付添人の立場で招かれた金矢拓弁護士(第二東京弁護士会)は「付添人は、少年のための利用が終わった記録は早々に廃棄されるべきと考える者が多い」と指摘した。

 問題は昨年10月、連続児童殺傷事件の全記録廃棄で判明。最高裁は少年事件記録のうち、史料的価値が高い記録は保存期間の満了後も廃棄せず、永久保存を内規で義務付けている。しかし、2004年の長崎佐世保小6女児殺害事件や12年の京都・亀岡暴走事故など、各地で重大少年事件の記録廃棄が明らかになった。(霍見真一郎)

失われた事件記録|兵庫県内|神戸新聞NEXT

 

 

 

 

 

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酒鬼薔薇聖斗 - Google 検索

神戸連続児童殺傷事件 - Wikipedia

1997年(平成9年)2月 - 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した連続殺傷事件(少年犯罪)。1997年(平成9年)2月 - 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した連続殺傷事件(少年犯罪)。

 

 

当時、仕事で神戸に通っていて、お客さんと話したの思い出したのでメモ。

 

 

少年Aの所在地や名前は流れて来るが、覚えてない。

著書も当然、読んでないい。

 

 

法務省:少年院

触法少年が社会に正常に戻れず、犯罪者として何度も刑務所を往復する問題は

こちら側の寛容さが問われる話かもしれないが

元少年が懲りていない=こちら側は受け入れ無理という状態で塀の外に出るのは

矯正教育の負けと思ってる。

 

 

 

大事な裁判記録の廃棄は

「有ったことを無かったことにする」この国の常套手段だなと思った。

 

もっとも

法律で義務付けず「内規」程度の重要度なので

各裁判所の文書管理の担当者は、業務の一環・日々の流れ作業として

何も考えずに機械的に捨てると思う。

 

 

有識者が問題点を指摘すると思うので、馬鹿な私はこれ以上は意見しないが

「保存場所が無い」とか理由が、悲しいというか、貧しいというかね。

最高裁判所|裁判所