月初に中国新聞が報じていたと思ったけど、勘違いだったかな。
山陽新幹線の地震対策を全線に拡大、今後30年で3000億円 #耐震補強 #山陽新幹線 #JR西日本 #土木 https://t.co/DbWA49MOT6
— 日経クロステック 建築・土木 (@kenplatz_ed) 2023年3月5日
山陽新幹線の地震対策を全線に拡大、今後30年で3000億円 | 日経クロステック(xTECH)
青野 昌行 日経クロステック/日経コンストラクション
2023.03.06 有料会員限定 全1031文字
JR西日本は2023年2月28日、山陽新幹線について高架橋柱の耐震補強など地震対策を全線に拡大すると発表した。52年度までの完了を目指して約3000億円を投じる。高架橋柱のうち国土交通省から前倒し要請を受けた優先度の高いラーメン橋台の対策は25年度までに終える。
2027年度末までの完了を目指す主要な地震対策。※1 国土交通省「新幹線の地震対策に関する検証委員会」の中間取りまとめに基づき、優先的に対策が必要な柱(約170本)は25年度末までの完了を目指す。※2 地震の発生確率および想定される地震動に基づき優先度を評価(出所:JR西日本)
[画像のクリックで拡大表示]鉄筋コンクリート造の高架橋柱は、地震時の壊れ方の違いから、せん断破壊先行型と曲げ破壊先行型に分けられる。地震対策では、被害が大きく復旧に時間がかかるせん断破壊の防止に重点を置いてきた。同社は1995年の阪神大震災を受け、せん断破壊先行型の耐震補強を実施。2010年度までにほぼ完了した。
その後、11年の東日本大震災を受け、曲げ破壊先行型の耐震補強に着手。従来の補強計画では、地震の発生確率が高いエリアを中心に約2500本の柱を対象とした。現在、その約8割で対策が完了している。今回打ち出した計画で、補強の対象を曲げ破壊先行型の全ての柱約9000本に拡大した。
今後の地震対策の実施内容。耐震補強と逸脱防止策を全線に拡大する。●は5年以内(27年度末まで)の完了を目指す対策(逸脱防止ガードは優先度が高い区間の約395km)。※1 対策の契機となった地震は、「阪神」が阪神大震災、「中越」が新潟県中越地震、「東日本」が東日本大震災。※2 地震対策として「構造物」「減災」「進入防止」を3つの柱に掲げる。※3 赤字は全線拡大によって計画数量が増加する対策、黒字はこれまでも全線を対象に計画していた対策(出所:JR西日本)
これまでの地震対策の取り組み。※1 対策の契機となった地震は、「阪神」が阪神大震災、「中越」が新潟県中越地震、「東日本」が東日本大震災。※2 地震対策として「構造物」「減災」「進入防止」を3つの柱に掲げる。※3 気象庁。※4 国立研究開発法人防災科学技術研究所。※5 これまでの計画に対する22年度末の進捗見込み。※6 27年度末までの完了を目指す主要な対策(出所:JR西日本)
曲げ破壊先行型であっても、せん断破壊が起こる可能性はある。22年3月の福島県沖地震では、東北新幹線の福島─白石蔵王間にあるラーメン橋台で、曲げ破壊先行型の柱に「曲げ降伏後のせん断破壊」が発生し、約40cm沈下した。この橋台は県道上に架かるプレストレストコンクリート(PC)桁を支えており、強い鉛直荷重がかかっていた。そのため、曲げ降伏だけで済まず、せん断破壊につながったとみられる。
これを受け国交省は22年12月、重い桁荷重を支えるラーメン橋台について、25年度までに前倒しで耐震補強するようJR各社に要請した。JR西日本はこれに応じ、対象となる約170本の補強を25年度までに終える。それ以外のラーメン橋台の柱も27年度までに全て補強する。
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時々、東海道新幹線の区間で、JR西日本の車両が故障して大混乱に陥れるので
車両と技術者への投資の優先度は高い思う。
が
阪神淡路大震災での高架橋の崩落は記憶に新しいので
(閲覧注意)
兵庫:<4>震災で落ちた高架橋:地域ニュース : 読売新聞(2022/03/07 05:00)
Q.新幹線の高架橋倒壊、どうやって早期復旧した? | 日経クロステック(xTECH)(2019.05.10)
高架の一部が崩落した山陽新幹線の軌道=西宮市 - 【阪神大震災】レンズの記憶-兵庫県西宮市(34/44):朝日新聞デジタル(2015?)
路盤を守るのも大事ですね。
東日本大震災の時に東京人だったら
(実際は翌2012年になった)
(軽い被害だったとはいえ、両方の震災に遭うのは勘弁だけど)
(再就職してから時々、当時の状況を同僚に伺った)
JR西日本は山陽新幹線の地震対策で、2052年度までに約3000億円を投資します。車両が脱線してもレールから大幅に外れないようにする「逸脱防止ガード」設置や、橋梁や電柱の耐震工事を全線で終わらせます。https://t.co/lWmVsuIPUy
— 日経関西 (@nikkeikansai) 2023年2月28日
JR西日本、新幹線の地震対策に3000億円 逸脱防止など - 日本経済新聞
2023年2月28日 20:11
JR西日本は28日、山陽新幹線の地震対策に2052年度までに約3000億円を投資すると発表した。車両が脱線してもレールから大幅に外れないようにする「逸脱防止ガード」の設置や、橋梁や電柱の耐震工事を全線で終わらせる。従来は地震の被害を受けやすい地域を中心に対策を進めてきたが、地震の発生が相次いでいることを受け、対策を前倒しする。
まずは27年度までに主要な対策工事を終わらせる。橋脚や高架区間の橋柱を金属で補強するほか、逸脱防止ガードは地震の発生リスクの特に高い路線距離(上下線含む)4割の区間に導入する。その後も逸脱防止対策や、耐震性能の高い電柱などへの切り替え工事を進め、52年度末までに必要な対策を終える計画だ。
新幹線の地震対策を巡っては、22年の福島県沖地震で東北新幹線の復旧が遅れたことを受け、国土交通省が耐震工事の早期化を求めていた。高架橋の耐震工事はJR東日本なども進めている。
JR東海 サウンドロゴ - YouTubeっぽい写真だな。
確かに「謎のちゃんねる」さんの動画でよく聞く。わら。
【関西のニュース】山陽新幹線 新地震対策「逸脱防止ガード」など全区間に拡大へ https://t.co/8LBugpurCa #関西NEWSWEB
— NHK大阪ニュース (@nhk_bknews) 2023年2月28日
山陽新幹線 新地震対策「逸脱防止ガード」など全区間に拡大へ|NHK 関西のニュース
02月28日 17時20分
JR西日本は、2月28日、山陽新幹線の新たな地震対策を明らかにしました。
この中では、地震によって車両が脱線しても線路から大きく逸脱することを防ぐための装置をすべての区間で整備することなどが柱になっています。
去年の福島県沖の地震では、東北新幹線が脱線したほか、架線などの被害もおよそ1000か所に上るなど、地震によって設備に影響が及ぶケースが相次いでいます。
こうした中、JR西日本は、28日、これまで一部の区間で整備を進めてきた▼橋脚の耐震補強や▼「逸脱防止ガード」と呼ばれる、脱線した車両が線路から大きく逸脱することを防ぐための装置について、対象をすべての区間に拡大する方針を明らかにしました。
会社では、これらを柱とする地震対策におよそ3000億円をかけるとしていて、今後30年以内に工事を完了させたい考えです。
新幹線の地震対策をめぐっては工事の時間が限られることなどから遅れが指摘されていて、会社としては、地震の発生確率が高い地域では2027年度末までに工事を完了させるなど、整備を急ぐ姿勢を示した形です。
JR西日本の山陽新幹線統括本部の西井学 施設部長は「地震は10年に1回以上のペースで全国で起きていて、被害が大きくて復旧に時間がかかることもある。たくさんの利用者がいる新幹線で、より安心して利用してもらえるように整備を急ぎたい」と話していました。
30年間も地球が待ってくれるとは思わないが
ない袖は振れぬ訳で、万が一の脱線転覆にビビりながら乗るしかない。
乱暴なインターネッツ社会にならえば「嫌なら乗るな」という話。
たまたま私(たち)は四半世紀、新幹線に不定期に乗り続けて被災していない。
緊急停止は1回か2回はあったと思うが、原因は忘れた。大雨か強風だったかな。
山陽新幹線の地震対策を全線に拡大へ 30年以内に耐震補強工事の完了目指す JR西日本(ABCニュース) - Yahoo!ニュース(2/28(火) 18:08配信)
山陽新幹線の地震対策、全区間へ拡大 2052年までに約3000億円かけ JR西日本が発表(読売テレビ) - Yahoo!ニュース(2/28(火) 19:00配信)
プレスリリース。
地震時の安全性向上に向けて、山陽新幹線の地震対策を全線に拡大して実施します:JR西日本
2023年2月28日
ユアーズ大野店あたりの高架橋では見たこと無いが
新岩国駅の周辺や、徳山までに至るどこかの国道2号と並行・交差する区間で
補修工事か、高架橋を囲むような仮設の足場を見たことはある。
山陽新幹線の全面改修 ~安全運行に欠かせない点検と補修~(2016年03月09日)
山陽新幹線の安全性
という項目がわざわざ立てられるぐらい、旧国鉄のお荷物(時代性の施工不良)を
JR西日本は背負わされている。
新岩国駅の乗降場など再配置へ 市、老朽化でリニューアル方針 | 中国新聞デジタル(2021/3/10(最終更新: 2021/3/10))
そういえば、こういうニュースあった。もうそれどころではないかな。
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