不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

イッテQ!・登山部イモトさんスペシャル。

イッテQ!登山部世界最高峰エベレストへの挑戦〜その一部始終〜
http://www.ntv.co.jp/q/oa/20140518/01.html

毎週、帰郷時は録画してでも見る、数少ない番組。
しかし、お食事時のキラキラはBPO的にどうなんだろうか(笑)


この週に「天国じじい」「貫田宗男」の名前で凄い件数のヒットあったので
改めてイッテQの人気ぶりが分かった気がした。


日本テレビが当初、登山の継続に執拗にこだわったように見えたのは
パンパンの下膨れ顔でテレビに出させるなど
イモトさんのコメディエンヌとしてのキャリアを犠牲にさせてきた
テレビ局としての後ろめたさもあったのかな。

登頂「断念」という結末が分かっていながら
登山隊のありのままの姿(裸ではない)を報告した
ドキュメンタリーとして上手な編集と思った。

大勢亡くなった、いつもは裏方であるシェルパさん達へも
働きぶりを詳しく説明し感謝していたし。


当たり前の表現ながら
エベレストを「この星で最も高い場所」と言った
立木文彦さんのナレーションも良かった。



登山ルートは「登山隊が協力して登る」ということ知らなかった。
今回の報道で初めて知った。
いつか訪れるイモトさんの次のチャレンジに備え
開拓チームの「ヒメックス隊」覚えておこう。


エベレスト登頂は2か月もかかるのね。
国際山岳ガイド・角谷道弘も思わず辛いとこぼす”高所順応”は
メラピークというエベレストから30キロ離れた場所。


この登山で第一線を退く覚悟だった角谷さん
しばらく足を洗えなくなりましたね。
その角谷さんに「ついて行ける」と言ってたイモトさん。
逸る気持ちを抑えて「ゆっくり上るのが大事」らしい。

高所順応は、体調を崩しても乗り越える精神力を鍛える場でもある様子。
標高6,500mの世界は、全員何等か症状が出る高度だとか。
高山病は動いているより安静の方が出やすい。
そしてキラキラ。



登頂ルートで最も危険という難所「アイスフォール」で
エベレスト史上最悪の事故が発生し結果、登頂断念。
天国じじいの黙祷・緊迫感ある電話、もやはバラエティでない。

当初はイモトさんにマイナス情報を入れなかった
「石崎主任」の配慮は素晴らしかった。


エベレストはネパール政府が管理してるのね。
当初は情報が錯そうしていたので順応訓練を続けていた。
シェルパもプロなので、生活のためお金の話は大事。

断念に至る詳細な説明はナレーションで流したが
「無理」という現実的な話の他に
「死ぬ」というシリアスな部分もあったのかな。

イモトさんも、ベテランクライマー・シェルパ
「大きな喪失感」を伴うショック状態。



企画の再開は不明。
ベーキャンプでイモトさんは
素直に「また来年という心境ではない」と告白。
登山部の面々は「待つ」と返した。

貫田さんはチャレンジから8年越しで登頂したとか。
登れないストレスは消えなかったそうで
石崎主任の「登らないと消えない」というアシストは
テレビマンとしての本能か
いやいや登山家としての欲求だったか分からないが
イモトさんの判断に少なからず影響を与えるかな。

テレビ局としては大金が動くので成功させたいだろうが
命と引き換えにしてまで登るのは間違っているので
「イモトさん待ち」なのは大事こと。

そのイモトさんは貫田さんとプライベートでも仲良しだとか。
まったくオヤジキラーだな。



イモトさんは、日本最強の山男・山女に加え
現地のシェルパさんも合わせて総勢40名に支えられての挑戦。
まさに「命を預け合う仲間」に恵まれた。

イモトさんは「この仲間と登りたい」と言ってたはず。

そこまで極限な仲間は、私には居ないものの
学生時代のクラブ活動や社会人バンドの仲間など
長い時間を過ごした仲間というのは大事です。

そのイッテQ登山部を
イモトさんに助言した三浦雄一郎さんは
技術や仲間意識で世界最強チームと太鼓判を押した。

それはそれで逡巡するイモトさんにプレッシャーかも?